小林愛三がMelty輝を寄せ付けず復活勝利。引退の壽美に「壽美の存在があったからここまで続けられた」と感謝の言葉【RISE171】

セコンドに就いてくれた壽美と1枚の写真に(撮影・上岸卓史)

 そして「本当はKOして言いたかったんですけど、壽美選手の引退が決まりました。格闘技を辞めようかなと思った時に壽美の存在があったからここまで続けられました。KOで言いたかったんですが、本当に現役お疲れさまでした」と涙交じりにセコンドに就いていた壽美に感謝の言葉。壽美も涙を流し、呼び込まれてリングに上がると2人は抱き合い、そして1枚の写真に納まった。

 壽美は2020年11月にはK-1女子のエースKANAを破り一気に注目を集める存在になると、翌年には第5代Krush女子フライ級王座を獲得。2022年2月にはKANAの持つK-1 WORLD GP女子フライ級王座へ挑戦することとなっていたのだが、スパーリング中にダメージを負い、脳震盪後症候群を発症。回復に努めていたものの今年5月に再発し、8月1日に引退が発表されていた。

「RISE171」(8月18日、東京・後楽園ホール)
◆メインイベント(第11試合)第2代RISEライトヘビー級(-90kg)王座決定戦 3分5R無制限延長R
○南原健太(極真会館)(2R1分35秒、KO)コントゥアラーイ・JMボクシングジム(タイ/JM Boxinggym)●

◆セミファイナル(第10試合)Super Fight!バンタム級(-55kg)3分3R延長1R
○鈴木真彦(山口道場)(2R2分57秒、KO)イマッド・サヒ(スペイン/Voodoo Fight-gym)●

◆第9試合 フライ級(-52kg)3分3R延長1R
○小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)(判定3-0=30-27、30-27、30-27)Melty輝(team AKATSUKI)●

◆第8試合 フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R
○宮崎就斗(TARGET)(延長判定3-0=10-9、10-9、10-9 ※本戦判定0-1=28-29、28-28、28-28)白石 舜(TEAM TEPPEN)●

◆第7試合 スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1R
○奥平将太(フリー)(3R1分13秒、KO)蒼太(リアルディール)●

◆第6試合 -48kg契約 3分3R延長1R
○小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM)(判定3-0=30-26、30-26,30-26)花田麻衣(GROUND CORE)●

◆第5試合 アトム級(-46kg)3分3R延長1R
○百花(魁塾)(判定2-0=30-28、30-30、30-27)小川紗南(OISHI GYM)●

◆第4試合 スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R延長1R
○山科直史(極真会館)(判定3-0=30-28、30-28、30-28)津留純平(FASCINATE FIGHT TEAM)●

◆第3試合 スーパーフライ級(-53kg)3分3R
○星 憂雅(IDEAL GYM)(判定3-0=30-28、30-28、30-28)伊藤琉之助(EX ARES)●

◆第2試合 ライト級(-63kg)3分3R延長1R
○陽勇(TEAM3K)(判定3-0=29-27、30-26、30-26)奥山雅仁(OISHI GYM)●

◆第1試合 ウェルター級(-67.5kg)3分3R
●SHOGO(A☆R KICK!)(1R53秒、KO)中村 龍(フリー)○
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