25秒でノーコンテストの堀口恭司と神龍誠がRIZIN初代フライ級王座をかけて再戦【RIZIN.45】

ドッドソンと対戦する扇久保博正

扇久保博正はジョン・ドッドソンと対戦

 またフライ級では扇久保博正(パラエストラ松戸)vsジョン・ドッドソン(アメリカ/JACKSON-WINK MMA)の一戦も発表された。

 扇久保は2021年に行われた「RIZIN JAPAN GP2021 バンタム級トーナメント」で優勝するも昨年9月にはキム・スーチョルに判定負け。大晦日には「RIZIN vs. Bellator全面対抗戦」でフライ級に転向し堀口恭司と3度目の対戦も判定負け。前戦ではケガで欠場した朝倉海に代わり、急きょフアン・アーチュレッタとの「バンタム級タイトルマッチ」に出場も判定負けを喫し、現在3連敗となっている。

 ドッドソンはUFCで世界フライ級王者デメトリアス・ジョンソンに二度挑戦するなどフライ級では世界のトップクラスのファイター。RIZINには昨年大晦日に初参戦し、ここまで所英男、竿本樹生を下している。

 扇久保は「今の僕の目標というのは、RIZINフライ級のベルトを巻くということと、RIZINフライ級を盛り上げることです。そのためにこの試合、必ず勝ちます。ドッドソンは過去に2度UFCでDJとタイトルをかけて戦っている選手で世界的に見ても有名な選手です。その選手にしっかり僕が勝って、RIZINフライ級でドッドソンに勝つ選手がいるんだと世界に見せつけたいと思います。しっかり勝ってRIZINフライ級がもっと盛り上がればおのずとベルトも見えてくると思いますし、来年フライ級GPというところにもつながってくると思うので、この試合注目してください」と語った。そして「3連敗中ということで自分自身も後がないと思っていますし、本当に次が最後くらいの決意で戦うつもり。毎回そうは思っている。今回かなりコンディションはいい感じですでに仕上がっている。ここ3試合とは違ったまたいい試合が見せられる。36歳で年齢もおっさんになってきて3連敗中でやばいと思っているファンもいる。それでもあきらめずに戦い続けて、勝てば見ているファンに勇気を与えられると思っています」とこの試合に欠ける並々ならぬ決意を見せた。

「RIZIN.45」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)
〈10月26日発表のカード〉
◆バンタム級タイトルマッチ RIZIN MMAルール:5分 3R(61.0kg)
フアン・アーチュレッタ(アメリカ/THE TREIGNING LAB, HB ULTIMATE & GRACIE BARRA)vs 朝倉海(トライフォース赤坂)

◆フライ級タイトルマッチ RIZIN MMAルール:5分 3R(57.0kg)
堀口恭司(アメリカン・トップチーム)vs 神龍誠( 神龍ワールドジム)

◆RIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg)
クレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)vs 斎藤裕(パラエストラ小岩)

◆RIZIN MMAルール:5分 3R(57.0kg)
扇久保博正(パラエストラ松戸)vs ジョン・ドッドソン(アメリカ/JACKSON-WINK MMA)
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