THE RAMPAGE 鈴木昂秀「1回とは言わず、2回3回とたくさん見て」初主演映画『ただ、あなたを理解したい』


 途中、主題歌である「ガーベラ」を手がけた、THE RAMPAGEのパフォーマー5名によるヒップホップユニットのMA55IVE THE RAMPAGEのLIKIYA、神谷健太、山本彰吾がガーベラの花束を持って合流。鈴木も本ユニットのメンバーで、「ガーベラ」は鈴木が軸となって制作されたという。

 イベントでは歌詞をスクリーンに映し出して、そのさわりを披露。ゆったりとしたテンポの優しい楽曲で、LIKIYAは「青春あふれる内容で、僕たちも自分たちの青春を思い出しながら、映画も見させていただきながら書いて、すごく青春を思い出しました」

 碓井監督は、「(映画の)編集には10カ月とか 1年とかかかるんですが、中盤、編集していてこの楽曲に救われることも多かった。とってもありがたかった」と話した。

MA55IVEのLIKIYAにマイクを向ける碓井監督

 本作の制作意図について、監督は「いまSNSとかも発達していて、人を理解しなくても結構生きていける世の中だったりすると思います。僕がこの映画を始めようかなって思ったのは、コロナの終わりぐらいの時で、人と人のコミュニケーションとか人と人の理解って必要なもんなのじゃないかなって思って作りました」と説明。さらに「普段、俳優として出演することもあるので、制作する側に回ってみて、映画 1本が皆さんの目の前に届くまでに、いろんなプロセスがあって……そのありがたみを感じています。来てくれる皆さんがいて、やっと映画が完成すると思います。今日来てくれてたお客さんにも改めて感謝を申し上げたい」とスピーチした。

 鈴木は、「この映画でしか感じられない世界観だったり、気持ちっていうのがたくさんある」とし、「1 回とは言わず、2 回 3 回とたくさん見ていただいて、そして思いを感じ取っていただければなと思います」とアピールしていた。

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