横山朋哉が髙橋直輝を破り初戴冠。父母に「やっと一つ形として恩返しすることができました」と感謝【Krush】

ついにKrush王座を獲得した横山

 3R、横山が前に出て左ストレート、左ハイ。髙橋も前に出て互いのパンチが交錯。距離が詰まり、両者のパンチが交錯した後の攻防で横山がカウンターで左ストレートを合わせると髙橋の腰が落ち、ダウンの判定。ダウンを取り返すべく前に出る髙橋。横山は足を使って的を絞らせず、髙橋の攻撃にカウンターを合わせる。はやる髙橋に対し、横山は左ミドル、左ストレートを的確に当てる。

 判定は3Rのダウンがものをいい、横山が3-0で勝利を収めた。

 横山は試合後のマイクで「この試合が決まってから、毎日いろいろ考えて、メンタルもきつかったですが、やっとベルトを獲ることができました。ずっとこの日を楽しみに待っててくださったファンの皆様、スポンサー様、ジムの会長をはじめ関係者の皆様、Battle Boxの皆様、本当にお待たせしました。僕、来月で24歳になるんですけど、24年間育ててくださったお父さんお母さん、どうしようもない子供で、胸を張って息子いえるような人間じゃないんですが、やっと一つ形として恩返しすることができました。生んでくれてありがとう。最後に、群馬から300人ほど応援団が来てくれて、本当にありがとうございました」と目に涙をにじませながら感謝の言葉を口にした。

「Krush.158」(2月24日、東京・後楽園ホール)
◆プレリミナリーファイト第1試合/Krushフェザー級/3分3R
●佐生光一(K-1ジム五反田チームキングス)(判定0-3=28-30、29-30、29-30)石川 慶(team NOVA)○

◆プレリミナリーファイト第2試合/Krushフェザー級/3分3R
●天河(健成會)(2R3分0秒、KO)関口功誠(ALONZA ABLAZE)○

◆プレリミナリーファイト第3試合/Krushライト級/3分3R
●佐野純平(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(判定0-3=27-29、27-28、27-29)瑠唯(リーブルロア)○

◆第1試合/Krushフェザー級/3分3R・延長1R
○直也(米子ジム)(3R2分54秒、KO)寺島 想(AX GYM)●

◆第2試合/Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
●松本篤人(バンゲリングベイ・スピリット)(3R1分47秒、TKO)川島康佑(HALEO TOP TEAM)○

◆第3試合/Krushライト級/3分3R・延長1R
○SEIYA(POWER OF DREAM)(延長判定3-0=10-8、10-8、10-8 ※本戦判定0-1=28-29、28-28、28-28)三宅祐弥(Hacker GYM)●

◆第4試合/Krushフェザー級/3分3R・延長1R
●竹内将生(エイワスポーツジム)(2R2分3秒、KO)石田龍大(POWER OF DREAM)○

◆第5試合/Krushバンタム級/3分3R・延長1R
●齊藤龍之介(ドージョー☆シャカリキ)(延長判定0-3=8-10、8-10、8-10 ※本戦判定0-0=30-30、29-29、30-30)乙津 陸(クロスポイント大泉)○

◆第6試合/Krushライト級/3分3R・延長1R
○大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(判定3-0=30-26、30-26、30-25)弘輝(WORLD TREE GYM)●

◆ダブルメインイベント第1試合(第7試合)/Krushスーパー・フェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
●髙橋直輝(若獅子会館)(判定0-3=27-30、28-30、28-30)横山朋哉(リーブルロア)○

◆ダブルメインイベント第2試合(第8試合)/Krushライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
●里見柚己(team NOVA)(1R38秒、KO)伊藤健人(K-1ジム蒲田チームアスラ)○
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