金原正徳が「チャンスは1回あればいい」ときっぱり。勝負のポイントは「鈴木の右に対して自分がどう怖がらず前に行けるか」【RIZIN.46】

会見では盟友の所英男に感謝の言葉も

 鈴木は「打ち合って来る気がする」とも言っていたのだが「状況によるが“何かをしない”という選択肢はない。テイクダウンするために打ち合う必要も。向こうの距離が遠ければそれなりの選択肢になる。何かをしないという選択肢はない。持ってるもので勝負して瞬間瞬間で勝負。それは鈴木千裕が相手だからではなくクレベル戦もそうで、状況状況で勝負したい」と理路整然と説明。勝負を分けるポイントとして「(鈴木の)右に対して自分がどう怖がらず前に行けるか。ポイントはそこじゃないですか」と語った。

 タイ修行の際には盟友の所英男も帯同。ラントレの際に置き引きに遭ったときのエピソードを明かし「真面目な話、僕より5個上なんですけど、マジでなんの役にも立たなかった(笑)」と笑顔の金原。もっとも練習については「ありがたいです。この年できついことをやっているとサボりたい、休みたいこともある。あの人は試合もなにも決まっていないのに僕の練習にはついてくる。あの人が頑張っているから頑張れた。二人三脚で慰め合って頑張ってきた」と感謝の言葉を口にした。

「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)
◆第10試合 フェザー級タイトルマッチ RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)
鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)vs 金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)

◆第9試合 RIZIN MMAルール:5分3R(61.0kg)
牛久絢太郎(アメリカン・トップチーム/K-Clann)vs 太田忍(THE BLACK BELT JAPAN)

◆第8試合 日韓対抗戦 RIZIN MMAルール:5分3R(61.0kg)
中島太一(ロータス世田谷)vs キム・スーチョル(韓国/ROAD GYM WONJU MMA)

◆第7試合 日韓対抗戦 RIZIN MMAルール:5分3R(57.0kg)
神龍誠(神龍ワールドジム)vs イ・ジョンヒョン(韓国/TEAM AOM)

◆第6試合 日韓対抗戦 RIZIN MMAルール:5分3R(61.0kg)
倉本一真(リバーサルジム新宿MeWe/MAJESTIC)vs ヤン・ジヨン(韓国/Jeju Team the King)

◆第5試合 RIZIN MMAルール:5分3R(71.0kg)
“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館)vs 井上雄策(リバーサルジム川口リディプス/MAJESTIC)

◆第4試合 RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)
中原由貴(マッハ道場/MAJESTIC)vs ビクター・コレスニック(Tiger Muay Thai/Kuznya)

◆第3試合 ベア・ナックル・ファイティング・チャンピオンシップ(Bare Knuckle Fighting Championship、BKFC)提供試合 ベアナックルルール:2分5R(58.9kg)
篠塚辰樹(MASTER BRIDGE / 剛毅會)vs X

◆第2試合 RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)
山本空良(パワーオブドリームジム)vs イルホム・ノジモフ(ウズベキスタン/Tiger Muay Thai)

◆第1試合 RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)
高木凌(パラエストラ八王子)vs 西谷大成(JAPAN TOP TEAM)
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