飲食店でしか飲めない幻の酒「ホイス」とは?六本木で明かされる『ネオ日本食』の世界

 海外から持ち込まれたにもかかわらず、独自の進化を遂げて日本の食文化に溶け込んだ食べ物&飲み物を取材した書籍『ネオ日本食』(リトルモア)。同書の刊行記念トークイベント「『ホイス』の奥深き世界」が6月1日、港区六本木の「文喫 六本木」にて行われた。出演は著者でライター・マンガ研究者のトミヤマユキコさんと「ホイス」製造・販売元の後藤商店(現・有限会社ジィ・ティ・ユー)三代目の後藤竜馬社長。

書籍『ネオ日本食』(リトルモア)で取り上げられた “幻の酒” 「ホイス」

 同書で取り上げられた「ホイス」とは戦後の混乱期、手に入りにくいウィスキーの代わりに焼酎を割って飲むために誕生した割り材。門外不出のレシピをもとに後藤社長ひとりで製造し、限られた飲食店のみに卸しているゆえに “幻の酒” と呼ばれる。イベントでは「ホイスハイボール」付きチケットも販売され、後藤社長の発声による乾杯からスタートした。

 ホイスを飲んだことがない人に向け「柑橘類のピールやスパイス、ハーブ、ウィスキーのような樹木由来の香りなどを組み合わせて味わいと香りを出している。飲んでみるとチューハイのようなウィスキーハイボールのようなたとえようのない味。単独で飲んでもおいしいが、居酒屋のおつまみと一緒に飲むとさらにおいしく飲めるし、飲む人によっても印象が変わる」と説明する後藤社長に「何味と表現できる味ではないので、飲んだ人それぞれが “こんな味がした” と表現するしかないところが他にはない面白さ」とトミヤマさん。

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