UFCデビュー戦の鶴屋怜のセコンドにWWEの中邑真輔。出るか勝利の「イヤァオ!」【UFC 303】

(©U-NEXT)

 キャンセルになってしまったものの鶴屋選手が憧れとするコナー・マクレガー選手がメインイベンターだった、それほどの規模のイベントでデビューすることについては、UFCからの期待を感じているでしょうか。
「最初に試合のオファーがあった時はまだコナー・マクレガー選手が出るかは分からなくて。でもナンバーシリーズではあったので、自分としてもデビュー戦をナンバーシリーズで、しかもそのなかでもかなり大きな大会なので“おいしいな”と思いました。本来だったらUFC APEXで行われるくらいが普通だったのでしょうけど、ナンバーシリーズというアリーナ開催でのイベントになって全然注目度も違うだろうし、だからこそ、やっぱりそこで1本で勝つということは、大事なことなんだと思っています。周りからも“達郎くんも2Rで勝ってるし、怜も勝てるでしょ”みたいな感じで言われているので、だからこそ、ここはしっかりフィニッシュで勝たないといけないと思っていて」

 ところでコーナーにつくのは岡田遼選手、そしてお父様の鶴屋浩代表も変わらずだと思いますが、もう1枠にはどなたか日本からチームメイトを連れてきたのですか?
「プロレスラーの中邑真輔選手が付いてくれることになったんです。スーパースターなので、そういうところもしっかりアピールできればいいかなって思っています」

 なんと! コーナーからどんな声が飛んでくるのか楽しみですね。今日ここまでのフィニッシュ宣言はまさかフィニッシュムーブにサプライズがあるという壮大なフリだったのでしょうか……。
「相手が倒れた時に中邑選手から“キンシャサ行け!”って言われないといいんですけどね(笑)。それでやってしまって反則負けになるかもしれないです(笑)。アハハハハ!」

 4点ポジションでのスライディングのキンシャサは完全にアウトですね(笑)。そういう話題性でもアメリカのお客さんを沸かせることは間違いないと思うのですが、鶴屋選手ご自身としては、どんなアピールをしたいと思っていますか?
「今は日本人だと、(平良)達郎くんだったり、他の選手が注目を浴びているので、やっぱりその中でも“鶴屋怜はまたちょっと違うな”っていうところを見せられたらいいなと思っています。それでファンもたくさんついて、最終的にチャンピオンになれればいいなって」

 勝利の「イヤァオ!」楽しみにしています!
「はい、そこは……(笑)。終わったら(笑)。はい……」

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