K-1ファイター玖村将史の食生活を大木社長が暴露「往年のプロレスラーみたいな飲み方をしています」

新企画【格闘家プロファイリング】こだわりの食

 格闘家は何を考え日々過ごしているのか? 記者会見や試合だけでは分からない格闘家の内面を探る新企画「格闘家プロファイリング」。1人目は「K-1 WORLD MAX 2024」(9月29日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)で開催される「-55kg世界最強決定トーナメント」に出場するK-1ファイターの玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)。これまで「こだわりor好きなもの。これだけは譲れないものや事」「教訓とする言葉or生きる上でのモットー」「近い将来と遠い未来」について話を聞いた。今回のテーマは「こだわりの食」。(全5回/第4回)

K-1ファイターの玖村将史(撮影・蔦野裕)
 月並みな言い方になりますがスポーツ選手は体が資本です。玖村選手自身はさほど減量がきつくないとのことですが、計量後のリカバリーの際の食事とかこだわっているものはありますか?
「食に対してはめちゃくちゃこだわっています。試合前1カ月は基本、自分で作っています。試合前に限らず普段から自分で作っていて、基本的には外食もせず、家で食べています。試合前はお肉も食べないで魚中心の和食にしています。もともと和食は好きで、焼き肉とかもめっちゃ好きなんですが、やっぱり必要ないというか。肉を食べた日と魚を食べた日を比べると、魚を食べた日のほうが調子がいいんです。日本人ってあまり内臓が強くないと思うんですよ。お肉って消化に時間がかかるので、それも無駄なエネルギーになってしまう。試合前はなるべく無駄なエネルギーを使わないようにしたいので、お肉とかも食べないようにしています」
 
 栄養学的なことや体のことなどの勉強もしているんですか?
「勉強はしていますが、食べたうえでの自分の感覚も大切にしています。栄養学も格闘技に対しての栄養学もあるとは思うのですが、格闘技に合った栄養学は自分が一番分かっていると思うので、勉強したことを自分で取り入れて、これは合っている、これはやめようという感じで、自分が合っているものだけを選んでやっている感じです」
 
 同じ格闘家でも個人差はありますからね。
「炭水化物がエネルギーに変わりやすい人と、脂質がエネルギーに変わりやすい人とかでも食べるものは変わると思うんですよね」
 
 確かに体を使う人はそこまで考えないとダメですね。
「自分で考えないで人に聞いたことを主にやると、オーバーワークになってケガをするということにつながっていくので」
 
 では計量後のリカバリーではどんなものを食べていますか?
「1発目は味噌汁、おにぎり、おかゆ、果物とか。でも僕は計量前日の夜までがっつりご飯を食べているのでお腹が弱っているということもないので、計量後は普通にお昼ご飯として、味噌汁、米、魚という感じで和食を食べています」
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