松屋銀座が開店100周年で記念セレモニー!古屋社長「改めて多くのつながりに感謝」

社員向けの開店記念式で挨拶する古屋毅彦社長
松屋銀座は1925年(大正14年)5月1日、松屋呉服店(当時)の銀座店として銀座3丁目に開店。松屋の古屋毅彦社長は、社員向けの開店記念式で「関東大震災によって入居予定のビルが被災し、当時の神田今川橋本店や横浜伊勢崎町の支店が焼失するなど、非常に大きな苦難を乗り越えて開店にこぎつけた。第二次世界大戦の後にアメリカ軍に(PX=占領軍専用購買所として)接収されるなど、さまざまな形で大変だった歴史があるが、その後もいろいろなチャレンジを続けて今がある」と振り返り、
「100周年を迎えるにあたってひと言選ぶとすれば “感謝”。銀座店を開いてくれた先輩たちへの感謝、その後を支えてくれた社員の方々への感謝、また多くの取引先の皆様や一緒に働いてくれている歴代のクルーの皆さん、そして数多くのお客様や銀座の街の皆さんへ改めて感謝を感じ、それが最も大事なところだと思っている。百貨店産業というのは平和産業で、人とのつながりでできているというふうに思う。100周年を機に改めて多くのつながりに感謝したい」などと挨拶。石脇聡子店長が三本締めを行った。