ワクワクが止まらない!SSFF & ASIA2025、AIプログラム『空の涙 Tears of the Sky』に、宇宙を観た!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

 こんにちは、黒田勇樹です。

 絶賛本番中と言いたいところだったのですが、実は出演者の中から体調不良の俳優さんが出てしまいまして、三栄町LIVE×黒田勇樹プロデュースvol.19「ハイパー刑事のアルティメット捜査線」は12日から14日の公演を中止とさせていただいております。

 いろいろご迷惑をかけてしまい申し訳ありません。明日(15日)からしっかりやりますのでよろしくお願いいたします。
 
 では今週も始めましょう。

SSFF & ASIA2025 AIプログラム『空の涙 Tears of the Sky』

 昨今話題になっている『generAIdoscope:ジェネレイドスコープ』を、はじめとした「AIで作る映画」。
「そんなこと出来たら、映画スタッフの仕事なくなっちゃうよ…」と、思いつつ、その可能性に思いを馳せると「あんなこといいな、できたらいいな…あ、いや、もう出来そう!」とワクワクが止まらない最新技術。

 筆者も、最近少し触り始めているのですが、AIに作品のアイデア出しを手伝ってもらったり、人間が作る傑作からAIが学んだり、ちょうどいい具合で切磋琢磨しながら、共存できる気がしています。

 現在、開催中のショートフィルムの祭典、SSFF & ASIA2025もやはりここに注目していてAIプログラムを設けられています。

 今回観たのはアメリカの作品『空の涙 Tears of the Sky』。
 3分弱という短い作品で、あらすじは「隕石の衝突が迫る、永遠のような瞬間。終焉に直面した文明は、これは現実なのか、破滅の幻想なのかを自問する」だ、そう。

 しちゃうんだよな、自問。
 すごく象徴的で、綺麗な映像なんですが、それだけじゃない深みがあるというか、どこからどこまでかはわかりませんが「AIが作ったという先入観」も、相まって、なんというか「ゾッとする瞬間」が、すっと入ってきて、観たのは3分なのに、1万年ぐらい旅をしたような、今後何年も、ふと思い出してしまいそうな作品でした。「想像」と「創造」を、機械ができるようになった瞬間を観た気になれるというか。

 世界のクリエイティブと出会えるSSFF & ASIA。サクサク観れるので、この機会をお見逃しなく!

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