ONEでの敗戦からの再起戦の海人が「負けた姿はもう誰にも見せたくない」 GLORY1位エンリコ・ケール戦での必勝を誓う【SB】

捲土重来を期した海人

 前戦については「本当に何を言っても言い訳なので。ただ相手が強くて僕が弱かっただけだと思っています。細かいことを言い出したらキリはないですけど、ただ相手が強くて僕が弱くての結果だけだと思っています」と多くを語らずも、そこで得た課題として「あの試合は全てに対して僕の弱さというのが自分自身でも見えたし、見てもらった人にも見えたと思う。そういうところも含めて、どの展開になっても、どんな相手になっても、僕は絶対に勝たないとダメなのでそこも生きてくると思う」と分析。その弱さについては「どのタイプの相手に対しても対応していくっていうことも含めて、その対応していく時間がかかりすぎる。3Rしかない時点で、もう1Rから取っていくのがプロだと思う。ただ前回に関しては、もう1Rから自分のリズムが自分自身で作れなかった。そこが自分の弱いところだと思うし、そのリズムを作るのに2R後半までかかっちゃったので、 そこの切り替えは本当に僕の弱さだしダメなところやと思うので、そこは本当にもっともっと勉強しないといけないと思うし、そういうところも含めて強くなっていかないといけない」などと課題を口にした。

 今回戦うコールについては「世界のトップの一人だし、強い選手だし、圧の強い選手だとは思ってますけど、本当に圧倒して勝つ姿を皆さんに見せたいし、僕が見せなあかんのはシュートボクサーとして、プロとしてそこだけなので。しっかり勝つ姿、強くなった姿を見せたいなと思ってます」と語ったうえで「負けた姿というのは、毎回思っていますけど、本当にもう誰にも見せたくないし、僕自身も負けて、また“カッコ悪いな、情けないな”って思うのも嫌。復活というか本当に強くなるしかないので、絶対に強くなって、強くなった姿を結果として皆さんに見せられたらなと思っています」と必勝を期した。

 そして「どんな勝ち方をしたとしても、前回の負けがなくなるわけじゃないし、僕のこの悔しい、情けないなっていう気持ちはなくならない。ただ、僕が目指しているのは世界最強なので、僕が世界最強になったときに、周りの人たちが“この負けがあったからこそ海人は強くなった。世界最強になれた”って思ってもらえるようにしないとあかんと思っている。今後はそういうつもりで戦っていきたいし、強くなっていきたいなと思ってます」と語った。

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