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チャド・コリンズが難攻不落のペットパノムルンを破り世界王座を獲得【RISE】

2023.12.17 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES 2023 Final Round」(12月16日、東京・両国国技館)で行われた「RISE世界スーパーライト級(-65kg)タイトルマッチ」で挑戦者のチャド・コリンズ(オーストラリア/Strikeforce)が王者ペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ/Kiatmoo9)に2-0の判定で勝利を収めた。コリンズは前日会見で語った「今までの自分の格闘技人生の中で一番大きなタイトル」である悲願のRISE世界王座を獲得した。

 1R、サウスポーのペットパノムルンとオーソドックスのコリンズ。ペットパノムルンの左ミドル、コリンズが右ミドル、前蹴り。コリンズの蹴りにペットパノムルンがロー、ミドルを返す。ペットパノムルンの左ミドルがさえる。首相撲の展開になってもパワーで押すのはペットパノムルン。ともに強烈なローを蹴り合う。コリンズがボディーブローを放てばペットパノムルンもボディーを返す。オープンスコアシステムはジャッジ3者とも10-9でペットパノムルン。

原口健飛がGLORY1位のヴィダレスに逆転KO勝ちし「僕はGLORYの王者になります」と宣言【RISE】

2023.12.17 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES 2023 Final Round」(12月16日、東京・両国国技館)で行われたRISEとGLORYの対抗戦で原口健飛(日本/FASCINATE FIGHT TEAM)がGLORY世界フェザー級1位のエイブラハム・ヴィダレス(メキシコ/Living legacy)と対戦し、逆転のKO勝ちを収めた。

 ランキング1位のヴィダレスを破ったことで原口はGLORY世界フェザー級王者のペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ/Kiatmoo9)への挑戦に大きく近づいた。
 
 1R、サウスポーの原口とオーソドックスのヴィダレス。原口は右ロー、左三日月蹴り、左ハイキック、そして左右のパンチを的確に当てていく。ヴィダレスが右ミドル、パンチを返すがすぐに原口が左の三日月、ハイを蹴り分けパンチを連打。終盤、原口が圧をかけてコーナーに詰めるがヴィダレスが左のカウンター。原口はそこに合わせて蹴りを放っていたことからバランスを崩し転倒。立ち上がったところにヴィダレスが前に出て、原口をコーナーに詰めると左ストレート、右フックで原口がダウン。

挑戦者のコリンズ「格闘技人生の中で一番大きなタイトル」と王座奪取に意欲。王者ペットパノムルンは「可能な限り防衛を続けたい」【RISE】

2023.12.15 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES 2023 Final Round」(12月16日、東京・両国国技館)の前日計量が12月15日、都内で開催された。

 セミファイナル(第15試合)で行われる「RISE世界スーパーライト級(-65kg)タイトルマッチ」で対戦するペットパノムルン・キャットムーカオ(王者/タイ/Kiatmoo9)は65.0kg、チャド・コリンズ(挑戦者/オーストラリア/Strikeforce)は64.75kgでともに規定体重をクリアした。

 ペットパノムルンは昨年8月に行われた王座決定戦で原口健飛を破り、王座を獲得。その後、GLORYでエイブラハム・ビダレス、RISEで山田洸誓に連勝も年が明けて、今年3月にはGLORYでティジャニ・ベスタティにKO負けを喫し、原口戦からの連勝が3でストップ。しかしその後、GLORYで2連勝し復活を果たしている。

 コリンズは現在、母国のオーストラリア、日本を股にかけ活躍中で、2022年7月から9連勝、RISEでは4連勝と白星を重ね、今回の王座挑戦を実現させた。11月にはオーストラリアのメルボルンでWBCムエタイ世界スーパーライト級王座の防衛に成功している。

 計量後に行われた会見でコリンズは「非常に楽しみにしている試合。今までの自分の格闘技人生の中で一番大きなタイトル。ぜひこのベルトを獲得したい」とベルト獲得への強い意欲を見せた。対するペットパノムルンは「また日本に来て試合ができることを大変うれしく思う。楽しい試合になることを保証します。楽しみにしていてください」とリラックスムード。

勝てばペットパノムルンの持つGLORY王座への挑戦はほぼ確実の原口健飛が一撃での失神KO勝ちを予告【RISE】

2023.12.15 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES 2023 Final Round」(12月16日、東京・両国国技館)の前日計量が12月15日、都内で開催された。

 RISEとGLORYの対抗戦で対戦するISKA世界ライトウェルター級王者・原口健飛(日本/FASCINATE FIGHT TEAM)は64.85kg、GLORY世界フェザー級1位のエイブラハム・ヴィダレス(メキシコ/Living legacy)は64.75kgでともに規定体重をクリアした。

 原口は昨年8月にRISE世界スーパーライト級王座決定戦でGLORY世界フェザー級王者のペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ/Kiatmoo9)に延長の末、判定負け。その後、セルゲイ・アダムチャック、ジェレミー・モンテーリョ、アンバー・ボイナザロフを相手に3連続KO勝ちを収めている。

 ヴィダレスは昨年10月にペットパノムルンの持つGLORY王座に挑戦も判定負け。前戦ではアフマド・チクサークに1RKO勝ち。原口が勝利を収めたアダムチャックには2019年に敗れている。

 原口は「去年、ペッチ選手に負けてからアダムチャック選手、ジェレミー選手、アンバー選手と世間では強豪と言われていたが、自分の中では元王者とか元1位とかなんか微妙な勝って当たり前の相手だった。ようやく世界が認めるGLORYの1位と戦える。久しぶりにワクワクとかドキドキとかヒリヒリとかいろいろな感情が芽生えている感じ。GLORYでベルトを獲れるように、まずは明日、ヴィダレス選手に圧倒的に勝ちます」と今回の試合の先にペットパノムルン・キャットムーカオの持つGLORY世界フェザー級王座を見据えた。今回の一戦で原口が勝てばペットパノムルンへの挑戦がほぼ確実となっている。

海人が「自分にふさわしいのはベスタティ選手だけ」と圧勝宣言もコンデは「私との対戦のほうがより辛く大変な戦いになる」【RISE】

2023.12.15 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES 2023 Final Round」(12月16日、東京・両国国技館)の前日計量が12月15日、都内で開催された。

 RISEとGLORYの対抗戦で対戦するRISEミドル級、シュートボクシング(SB)世界スーパーウェルター級王者の海人(日本/TEAM F.O.D)は71.4kg、ISKAヨーロッパライトミドル級王者のジェームズ・コンデ(フランス/SBC sarcelles)は72.0kgでともに規定体重をクリアした。

 海人は今年8月にGLORYで世界ライト級王者ティジャニ・ベスタティに挑戦するも判定で敗れ王座奪取に失敗。11月にSBのリングで行われた再起戦ではマサロ・グランダーを1RKOで破り、試合後のマイクでGLORYとの対抗戦への出場をアピールした。このアピールが実り、元Enfusion王者のモハメド・ジャラヤ(モロッコ/‘T Oude Westen Gym)との対戦が決まったのだが、ジャラヤが諸事情により入国が不可能となり、11日に対戦相手がコンデに急きょ変更となった。コンデは9月に行われた「GLORY88」でジョナサン・マエゾに判定勝ちを収め、プロ戦績を10戦10勝(5KO)としたGLORY期待の新星だ。

海人がマサロ・グランダーに1RKO勝ちも「満足してない。無傷なので」と12・16RISEのGLORYとの対抗戦出場をアピール【SB】

2023.11.15 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の今年最後の大会となる「SHOOT BOXING2023シリーズFinal -Start towards 40th anniversary-」(11月14日、東京・後楽園ホール)のダブルメインイベントの第2試合でSB世界スーパーウェルター級王者の海人(TEAM F.O.D)がKing of Kings -65kg級王者のマサロ・グランダー(オランダ/Mike’s Gym)に1RでKO勝ちを収めた。

 海人は8月にオランダで行われた「GLORY世界ライト級タイトルマッチ」でティジャニ・ベスタティに敗れ、今回が再起戦。グランダーは日本では2015年に新生K-1に参戦し、いきなり野杁正明に飛びヒザ蹴りでドクターストップ勝ち。その後、木村“フィリップ”ミノル、平本蓮、ゲーオ・ウィラサクレック、城戸康裕といったトップ戦線の選手たちと拳を交えた。現在はGLORYを主戦場としている。

再起戦の海人がかつて野杁を破った男と対戦「“世界に通用するのは海人だけ”と思わせるような試合を見せたい」【SB】

2023.11.13 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の今年最後の大会となる「SHOOT BOXING2023シリーズFinal -Start towards 40th anniversary-」(11月14日、東京・後楽園ホール)の前日計量が11月13日、都内で開催された。

 ダブルメインイベントの第2試合で対戦するSB世界スーパーウェルター級王者の海人(TEAM F.O.D)は69.75kg、King of Kings -65kg級王者のマサロ・グランダー(オランダ/Mike’s Gym)は70.00kgでともに規定体重をクリアした。

 海人は8月にオランダで行われた「GLORY世界ライト級タイトルマッチ」でティジャニ・ベスタティに敗れ、今回が再起戦となる。グランダーは日本では2015年に新生K-1に参戦し、いきなり野杁正明に飛びヒザ蹴りでドクターストップ勝ち。その後、木村“フィリップ”ミノル、平本蓮、ゲーオ・ウィラサクレック、城戸康裕といったトップ戦線の選手たちと拳を交えた。現在はGLORYを主戦場としている。

原口健飛がフェザー級1位のヴィダレスと対戦。勝ってペットパノムルンの持つ王座挑戦へ【RISE】

2023.11.10 Vol.Web Original

 RISEの今年最後のビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2023 FINAL Round」(12月16日、東京・両国国技館)の追加カード発表会見が11月10日、都内で開催された。

 今大会ではGLORYとの対抗戦GLORYとの対抗戦「RIVALS」を6試合開催。ここまで3試合が発表され、この日は残りの3試合が発表された。

 ISKA世界ライトウェルター級王者・原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)がGLORY世界フェザー級1位のエイブラハム・ヴィダレス(メキシコ/Living legacy)と対戦する。

 原口は昨年8月にRISE世界スーパーライト級王座決定戦でGLORY世界フェザー級王者のペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ/Kiatmoo9)に延長の末、判定負け。その後、セルゲイ・アダムチャック、ジェレミー・モンテーリョ、アンバー・ボイナザロフを相手に3連続KO勝ちを収めている。

 ヴィダレスは昨年10月にペットパノムルンの持つGLORY王座に挑戦も判定負け。前戦ではアフマド・チクサークに1RKO勝ち。原口が勝利を収めたアダムチャックには2019年に敗れている。

GLORYとの対抗戦に3王者が参戦。肩の脱臼明けの中村寛「ぶっつけ本番でしばいてやろうと思っている」【RISE】

2023.10.25 Vol.Web Original

 RISEの今年最後のビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2023 FINAL Round」(12月16日、東京・両国国技館)の第1弾カード発表会見が10月25日、都内で開催された。

 今大会ではGLORYとの対抗戦「RIVALS」として6試合を行う予定で、この日は3試合が発表された。

 ライト級戦ではRISEライト級王者の中村寛(BK GYM)がアフマド・アコーダッド(モロッコ/Brutal Gym)と対戦する。

 中村は今年4月に直樹を破り、王座獲得。戴冠後初の試合となった8月のアリシェル・カルメノフ戦ではもつれて倒れた際に肩を脱臼してしまいノーコンテスト。今回はそれ以来の復帰戦となる。アコーダッドはモロッコ出身の22歳でプロ戦績は15戦13勝(7KO)2敗。184センチの長身で中村との身長差は実に20センチとなっている。

 中村は「前回は不本意な形で僕自身もそうだが、ファンもフラストレーションがたまっているなというのはすごく思っていて。今年中にそれを撤回して、勝ちで終わろうと思っている。その中で文句ない相手なんじゃないですかね。でかくて、戦績を見ても強いといわれている選手を完膚なきまでにボコボコにして会場を沸かせるんで、楽しみにしていてください」と気合十分。

海人が無念の判定負けで世界王座獲得ならず。ベスタティに距離を制されいつもの戦いができず【GLORY】

2023.08.20 Vol.Web Original

「GLORY 87」(現地時間8月19日、オランダ・ロッテルダム/アホイアリーナ)のセミファイナルで行われた「GLORY世界ライト級(70kg)タイトルマッチ」でSB世界スーパーウェルター級王者・海人(TEAM F.O.D)が王者ティジャニ・ベスタティ(モロッコ)に挑戦するも0-5の判定で敗れた。大会の模様はU-NEXTにて生配信された。

 シュートボクシングのSB世界スーパーウェルター級のほかにKNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級、RISEミドル級王座を保持する海人は計量時同様、「SHOOTO BOXING、RISE、KNOCK OUT」と胸にプリントされた黒地のTシャツで、ベスタティは自らデザインしたという白をベースとした衣装で入場。

 試合は一つのラウンドに3つのダウン、または1試合に4つのダウンでTKOとなるルールで行われた。

計量クリアの海人が「お楽しみに」とメッセージ。フェイストゥフェイスでは王者ベスタティとにらみ合い【GLORY】

2023.08.19 Vol.Web Original

「GLORY 87」(現地時間8月19日、オランダ・ロッテルダム/アホイアリーナ)の前日計量が18日(現地時間)に行われた。

 同大会で行われる「GLORY世界ライト級(70kg)タイトルマッチ」に出場する王者ティジャニ・ベスタティ(モロッコ)は69.8kg、挑戦者のSB世界スーパーウェルター級王者・海人(TEAM F.O.D)は69.5kgでそれぞれ規定体重をクリアした。

 計量を終えてのフェイストゥフェイスでは、身長190cmのベスタティに対し、身長180cmの海人が見上げる形となったが、自信に満ちた表情でベスタティをにらみ付けた。

 これまでGLORYの世界タイトルを獲得した日本人選手はおらず、日本人初の快挙に期待がかかる海人は自身のSNSに「計量クリア。後は明日。お楽しみに」とのメッセージを残した。

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