キャスティングが完璧過ぎる!SSFF&ASIA2026出展作品、有村架純、オダギリジョー主演 『mopim(ムパン)』を、観た!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

 黒田勇樹です。

 世の中は今日でゴールデンウイークが終わりらしいじゃないですか。5月なのに夏日の日があったりとかいろいろあったようですが、皆さん、いかがお過ごしでしたか?

 僕はちょっとバタバタしましたけど、次回作の準備もしっかり進めています。心してお待ちください。

 では今週も始めましょう。

コンペティション部門ジャパンカテゴリー選出! オダギリジョー、有村架純主演作『mopim(ムパン)』

 10分ちょっとの作品なのですが、1時間分ぐらい泣きました。

 100歳で死を迎える老婆が、神様からの贈り物として「行きたい世界へ行ける」というファンタジー作品。いわゆる走馬灯をベースに書かれた脚本だと思うのですが、そこに案内人の様な存在として出てくるオダギリジョーさん、そして老婆の若かりし頃の姿として登場する有村架純さん。他の組み合わせが想像できない!いや、360度回って、様々な俳優さんの組み合わせでこの物語を観てみたいと思える、普遍性のある「人の一生」をテーマにして書かれた傑作でした。

 完全なネタバレになるので、多くは語れないのですがオダギリさんの演技が、まずとんでもない。ストーリーはかなりシンプルでありふれているといってもいい内容なのですが、そこに対してラストの説得力。これは彼の演技力以外なにものでもないと言っていいと思います。

 有村さんも若々しい姿なのに「いつ死んでもおかしくなさそうな儚さ」を、ずっと醸し出していて、これもとても良かった。

 あと、もう1人。オダギリさん演じる案内人の正体の役をやった俳優さん。最高でした。
こういう、短歌や、詩のような作品に沢山触れられるのがSSFFのいいところだと思います。
タイタニック観たときぐらい泣きました。あ、じゃあ、1時間分じゃなくて3時間分だ。
ああ、ネタバレしてぇ!!

 若干、タイムトラベルとかパラレルワールドを思わせる描写があるのですが、そこをはっきり説明しないのもおしゃれだしショートフィルムの醍醐味じゃないでしょうか。観終わったあと話が弾む作品だと思うので是非、オンラインでも現地でも、タイミングが合えば観て頂きたい1作でした。

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黒田勇樹(くろだ・ゆうき)
1982年、東京都生まれ。幼少時より俳優として舞台やドラマ、映画、CMなどで活躍。
主な出演ドラマ作品に『人間・失格 たとえば僕が死んだら』『セカンド・チャンス』(ともにTBS)、『ひとつ屋根の下2』(フジテレビ)など。山田洋次監督映画『学校III』にて日本アカデミー賞新人男優賞やキネマ旬報新人男優賞などを受賞。2010年5月をもって俳優業を引退し、「ハイパーメディアフリーター」と名乗り、ネットを中心に活動を始めるが2014年に「俳優復帰」を宣言し、小劇場を中心に精力的に活動を再開。
2016年に監督映画「恐怖!セミ男」がゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて上映。
現在は、映画やドラマ監督、舞台の脚本演出など幅広く活動中。

公式サイト:黒田運送(株)
Twitterアカウント:@yuukikuroda23
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