松岡昌宏がハガキ職人をクールに熱演「冷めることなくお届けしたい」舞台『はがきの王様』開幕
松岡昌宏主演の舞台『はがきの王様』(脚本・演出、金沢知樹)が5月14日、下北沢の本多劇場で初日を迎えた。初日公演前には、松岡をはじめ、黒谷友香、渡部秀、ピエール瀧らキャストが取材会を開き、チケットが即完売した本作への意気込みを語った。
深夜のラジオ番組にネタを送る“ハガキ職人”の話。
松岡は「短い期間でしたが充実していました」と稽古を振り返り、「シンプルがゆえに煮詰めるとどこまでも煮詰められる作品。それぞれが同じ役を3~4パターンやって、そのなかからいいものを引っ張って、すり合わせるように稽古をしてきました。(幕が開いてから)日によって我々も変わると思うんです。今日はそっちのパターンで来たんだなあみたいなことをディスカッションできると、作り置きのない芝居、その時その時の素材、空気感でできる芝居、なまものを届けられると思う」
物語は、長崎で暮らしていた高校2年生のの主人公が母からラジカセをプレゼントされたことで展開。深夜のラジオ番組にのめりこみ、いちリスナーから常連の“ハガキ職人”になるが、いつからかラジオから遠ざかった。時は過ぎ、40代半ばとなった彼は外資系企業のエリート幹部になっていたが、あることがきっかけになって会社を追われる。妻も子も家を出ていき、全てを失った主人公は久しぶりに訪れた実家の自分の部屋でラジカセを見つけた。チューニングをあわせると、あの頃、自分が夢中になっていたパーソナリティはまだ番組を続けていて…

