電子音楽とデジタルアートの祭典「MUTEK.JP(ミューテック・ジェーピー)」が12月11~15日に開催される。10月オープンのLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)など渋谷の新しいランドマークを会場に、ライブやカンファレンスなどさまざまなプログラムが展開される。
音楽カテゴリーの記事一覧
いつか、この曲で2019年の夏を思い出す【オススメCD】
Leola「Things change but not all」
太陽の声を意味する名前で活動するLeolaの最新アルバム。昨年リリースされ好評を博したミニアルバム『LOVE, LIVE & LAUGHTER』を経て発表されるもの。通算2枚目となるフルアルバムには、変化していくLeolaと「Puzzle」のように変わらずにいるLeolaの両方が収められている。新曲「ヒカリ」「Alright!」からは彼女がこれからも音楽を紡いでいくという決意を感じる。現在、全国のライブハウスを巡る全国ツアーを展開中。今、最も注目したいアーティストのひとり。
マイテーマソングはこれで決まった! 1度しかない2019年の夏をカラフルにする音楽【オススメCD 3選】
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SIA、微動だにしない衝撃【FUJI ROCK FESTIVAL ’19 ダイジェスト リポート!】
SIA、微動だにしない衝撃
先に報道されているように、2019年のフジロックフェスティバルは豪雨に見舞われた。フェスサイトは部分的に冠水、テントが水没して体を休める場所を失った参加者もいる。それが2日目の夜だった。
2日目のヘッドライナーを務めたSIA(シーア)。彼女がステージに立った時、苗場は土砂降りだった。文字通り車軸のような雨が地面を叩きつけるなか、オーディエンスはただじっとステージを凝視する。演出上のスモークか、それとも雨によるもやなのか——。幻想的な雰囲気のなかで、セットをスタート。すると、大きなリボンを頭に付けた彼女はじっと立ったまま。ステージ奥を1ミリも動かず、ただ歌うことだけに集中する。“その代わりに”とでもいうかのように、ステージの上で跳ねたり跳んだり、表情の筋肉まで総動員して表現し、ダンサーたちが動き回る。SIAのなかでぐるぐるととぐろを巻いているであろういろんな感情を放出するかのように、情熱的でエモーショナルなダンスパフォーマンスを繰り広げる。彼女のヒット曲のひとつ「Cheap Thrills」のミュージックビデオ、あの雰囲気を豪雨の苗場で、それもライブでやってのける。
SIAのライブパフォーマンスがこのように展開されることは彼女を追っているファンのあいだでは既に知られているところ。とはいえ、何の情報も持たずに、ふらりと通りかかったと見えたオーディエンスさえも、彼女の不思議なステージに即座にくぎ付けに。雨は強くなっても引き揚げる様子はなかった。
「Alive」「Reaper」「Big Girls Cry」「Cheap Thrills」……序盤から彼女の代名詞ともいえる楽曲を次々にプレー。会場はどんどんヒートアップしていくが、SIAはといえば、変わらずにただじっと歌っていた。本編を締めくくったのは「Chandelier」。彼女の伸びやかな声は、荒れた天候にもかかわらず、苗場の山にこだましたように感じた。
アンコールの「The Greatest」で幕。カバーを含めて全15曲を披露した。最後まで幻想的なステージだったが、歴史に刻まれるステージになったことは間違いない。
この気持ちを伝えたい・ぶつけたい!
フジロックのステージに立ったアーティストらは、それぞれの思いをオーディエンスにぶつけた。それぞれの言葉の一つひとつは胸に突き刺さった。
豪雨あとの苗場にThe Cureが響かせたララバイ
イギリス出身のThe Cureは結成から既に40年を迎え、Radiohead、Muse、Nine Inch Nails、Marilyn Mansonなど、ここには書ききれないほどの錚々たるバンドがThe Cureにリスペクトを表明し、音楽シーンに与えた影響力は計り知れない。
そんな伝説的バンド、The Cureが2013年の出演以来6年ぶり、同じグリーンステージに再び光臨!
DYGL、観客がジャンピングアラウンドの熱狂ライブ
話題となったファーストアルバム『Say Goodbye to Memory Den』から2年、最新作『Songs of Innocence & Experience』をリリースしたばかりのDYGL。ウィリアム・ブレイクの同著にヒントを受けたという今作では更に音楽の幅を拡げ、曲作りでも深化と進化を成し遂げている。また1年間のロンドン滞在が彼らにとっていかに重要な日々であったか、垣間見れる充実した内容となっている。
そんなDYGLはロンドンの日々を後にして、フジロックの2週間前に日本に帰国したという。
MABU、EXILE ATSUSHIを客演に迎えたサマーチューンをリリース! EXILE MAKIDAIがリミックス
R&BシンガーのMABUが14日、横浜・山下埠頭特設会場にて開催されたDOBERMAN INFINITY主催の野外フェス「DOBERMAN INFINITY presents D.Island 2019」に出演した。イベントでは1万人の観客を前にライブ、大いに盛りあげた。
この日は、MABUの楽曲「Summer Won’t Be Back feat. EXILE ATSUSHI」をEXILE MAKIDAIがリミックスし、8月2日にリリースすることを明かした。合わせて、盟友であるDOBERMAN INFINITYのSWAYが手掛けたジャケットも公開された。
「Summer Won’t Be Back feat. EXILE ATSUSHI」は、MABUの恩師であるEXILE ATSUSHIを客演に迎えたサマーチューンで、インディーズ時代の代表曲。今回のEXILE MAKIDAIによるリミックスは、原曲のグルーヴを活かしつつも、ラテンフレーバーあふれる仕上がりで、新録のラップも乗せられている。
この曲のミュージックビデオは一部を「D.island」の会場内で撮影したという。
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夏フェスシーズン本格スタート「S2O Japan Songkran Music Festival」
7月に入り、2019年の夏フェスシーズンが本格スタートだ。この3連休には都内はもちろん全国各地で同時多発的にフェスティバルが開催される。
関東近郊でもさまざまな大型音楽イベントが開催されるが、そのなかで注目したいのが「S2O SONGKRAN MUSIC FESTIVAL (エス・ツー・オー・ソンクラーン・ミュージック・フェスティバル)」だ。タイの旧正月「ソンクラーン」に行われる水かけ祭りに由来するフェスで、2015年にタイのバンコクで初開催。2018年には日本に上陸した。
フェスでは、ステージから巨大ホースで水が撒かれる。オーディエンスは、その水しぶきを浴びながらダンスミュージックを体感できる。それが、世界一ずぶ濡れになるとされる音楽フェスとされる理由だ。
昨年は2日間で延べ2万人を動員するほどの人気で、今年は会場を千葉県立幕張海浜公園に移し、パワーアップして開催される。
出演するのは、世界で活躍するトップDJ14組。
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「スペインのひみつ」ヤバイTシャツ屋さん
この夏も日本各地で行われる夏フェスを盛り上げてくれること間違いなしのロックバンド、ヤバイTシャツ屋さんが放つ通算8枚目のシングル。シングルながら5曲を収録した本作には、すでにCMでもおなじみのリード曲「癒着☆NIGHT」を筆頭に、「NHKフレッシャーズキャンペーン2018」のイメージキャラクターに選ばれた際に書き下ろした「案外わるないNHK」、志摩スペイン村 25thアニバーサリー 夏のCMソングをヤバTアレンジでカバーした「きっとパルケエスパーニャ」などを収録している。岡崎体育リミックス「癒着☆NIGHT」も聞き逃せない!
【いまライブで聴くべきバンド】新宿「MARZ」編
今日もまた、都内のライブハウスではたくさんのバンドやアーティストがライブを行っている……けれど、数も種類も多すぎて、誰を見に行ったらいいのか分からない!!! だったらプロに聞きましょう!
今月伺ったのは、新宿のライブハウス「MARZ」。アイドルイベントやラッパーオンリーパーティーなども行っている新宿らしからぬライブハウスだ。サワヤカな店長に、サワヤカでおしゃれなバンドを紹介してもらった。