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EXILE TAKAHIRO、夢かないそう! 9月にソロで初武道館「最高にパワフルなステージをお届けしたい」

2023.06.13 Vol.Web Original

 

 EXILE TAKAHIRO(以下、TAKAHIRO)が12日、初のソロツアー「 EXILE TAKAHIRO LIVE TOUR “TAKAHIRO 道の駅 2023”~ Road to EXPLORE ~ 」の東京公演を有明の東京ガーデンシアターで開催、その中で、9月21日に一夜限りのソロの日本武道館公演「EXILE TAKAHIRO 武道館 LIVE 2023 “EXPLORE”」を行うことを発表した。

 発表はアンコール前に行われた。拍手と、TAKAHIROいわく「とてつもなくまばらなTAKAHIROコール」が響くなかでムービーが上映。TAKAHIROの歩みを追うような映像、そして武道館公演決定のメッセージに会場がどよめいた。

  TAKAHIROは「夢のステージです。17年前、日本武道館のあのステージでEXILEに加入させていただき、いつかまたソロとしても戻りたいという夢をずっと追いかけてきました。ようやくその夢が叶いそうです。何があっても9月21日だけは空けておいて下さい! 一夜限りの日本武道館。最高にパワフルなステージをお届けしたいと思います」と会場の7000人に誓った。

Creepy NutsでMETROCK“合法的にトブ”「みんなの体力をしょっぱなで全部無くそうかなと思って」

2023.05.22 Vol.Web Original

 ヒップホップユニットのCreepy Nutsが21日、江東区の若洲公園で行われた音楽イベント「METROCK 2023」に出演した。出演時間は午前11時30分からと早めの時間だったが、ステージエリアを埋め尽くした観客に迎えられ、『よふかしのうた』『2way nice guy』『堕天』『のびしろ』などをパフォーマンスし、オーディエンスを飛び跳ねさせ続けた。

 定刻通りにステージに現れたDJ松永とR-指定は、見渡す限りの観客に恐縮といった表情でポジションにつき、早速ライブを開始。この日最初のアーティストを迎えるステージを『数え唄』で一気に温め、『よふかしのうた』『2way nice guy』と立て続けにプレー。R-指定は「まだ休憩じゃないぞ!」と『堕天』『助演男優賞』『合法的トビ方のススメ』『かつて天才だった俺たちへ』と続けて、実にスタートから約25分間、止まることなく演奏を続けた。

GENERATIONS「東京、やばいやん!」圧倒的パフォーマンスでMETROCK 2023揺らす

2023.05.22 Vol.Web Original


 ダンス&ボーカルグループのGENERATIONSが20日、野外音楽イベント「METROCK 2023」(以下、メトロック)の東京公演に出演し、会場いっぱいのオーディエンスを躍らせた。

 東京と大阪の二都市で行われる人気音楽イベント。声出しOK、マスクの着用も参加者に委ねられるというコロナ禍前の状態に限りなく戻った会場には、多くの音楽ファンが駆け付けた。

 東京の初日となった20日はイベント開始までは雨粒も落ちたが、徐々に青空が雲の切れ間から顔を出し、暑すぎない野外ライブには絶好の天候。キュウソネコカミで幕開けすると、会場内の3つのステージで同時多発的にライブが行われた。

 GENERATIONSが登場したのは午後2時過ぎ。会場となった若洲公園を象徴する風力発電機の足もとの一番大きなステージ。カーキのジャンパーに黒のパンツの揃いの衣装で現れた7人に、登場を待ちわびていたオーディエンスは大きな歓声をあげた。

 数原龍友の「メトロック東京!」をきっかけに、セットがスタート。最初は「PIERROT」でボーカルもヘッドセットをつけての“踊る“部分を前面に出したパフォーマンス。パフォーマーのソロもあり、小森隼のフットワークや中務裕太のアクロバティックなパフォーマンスにはひと際大きな歓声があがり、この日出演したロックバンドや他のアーティストとは異なるステージングでオーディエンスの視線も心も一気にひきつけた。

上野で春を感じる、音楽イベント『東京・春・音楽祭』

2023.03.15 Vol.753

 東京の春の風物詩となった国内最大級のクラシック音楽イベント『東京・春・音楽祭』。今年も3月18日から4月16日までの約1カ月間、東京文化会館など上野公園の美術館や博物館を拠点として、開催される。

 19回目の開催となる今年は、リッカルド・ムーティによる「イタリア・オペラ・アカデミー」やベルリン・フィルのメンバーによる室内楽で開幕し、国内外の一流アーティストたちによるオペラ、オーケストラ、室内楽、リサイタルなどさまざまなコンサートが繰り広げられる。

 どの演目も興味深いが、編集部イチオシはミュージアムコンサート。絵画の前や大きな恐竜の骨格標本の前など、レアな空間で生演奏が聴けるというもの。クラシック音楽のコンサートは座席に座ってじっくり堪能……というイメージが強いが、プログラムもコンパクトなので、気軽に参加できるのがうれしい。また、夜帯のコンサートでは“ナイトミュージアム”の雰囲気も楽しめて、ワクワクする。

 今年はまた上野の街を舞台にして行われる音楽会「桜の街の音楽会」も復活。このイベントの中でも特にクラシック音楽を身近に感じられる企画で、街角に会場が設けられ、誰でもふらりと演奏が聴ける。

 各公演の情報やイベントの詳細、参加方法などは、公式サイト( https://www.tokyo-harusai.com/ )で検索できる。

聴けば、アガル♪♪ MUSIC 4選【miwa、GEZAN with Million Wish Collective、iScream、THE WAEVE】

2023.02.08 Vol.753

『バレンタインが今年もやってくる』miwa

 シンガーソングライター、miwaの最新音源。バレンタインをコンセプトにしたEPで、「2月14日 feat.川崎鷹也」を筆頭にコンセプトに沿って制作された「一番会いたい人」「Love me」、そして「片想い」のアコースティックギターアレンジバージョン「片想い 〜A.Guitar ver.〜」の4曲を収録した。初回生産限定盤のブルーレイには、ライブ「miwa special concert 2022“REVIVAL” – LIVE at 東京国際フォーラム ホールC」を収めた。バレンタインデー周辺のドキドキやほっこりした気持ちに寄り添ってくれる作品。

Girls²、最新ツアーで新曲披露「幸せの連鎖になっていったらいいな」〈ライブリポート〉

2022.11.20 Vol.Web Original


 9人組ガールズ・パフォーマンスグループのGirls²が19日、愛知・名古屋国際会議場センチュリーホールでライブを行った。9都市10公演で敢行中の全国ツアー『Girls² Live Tour 2022 “Shangri-la”』の愛知公演っで、この日は12月21日にリリースされるニューシングルの表題曲のひとつ「Love Genic」を初パフォーマンスするなど、約2時間のスペシャルなセットリストでファンを喜ばせた。本記事はそのオフィシャルリポート。


 この日はまず、オープニングアクトとして後輩グループのLucky²が登場し、最新曲「アイコトバ」、9人体制になって初の作品「DISCO TIME」の2曲を披露。フレッシュなパフォーマンスで会場を盛り上げ、Girls²へとバトンを渡した。

  Girls²のステージの幕開けは、思い切り大人っぽくセクシーに。ステージの上段に現れたメンバーは映画『バーレスク』のようなムードを放ち、ソロのダンスを挟みながらしなやかかつキレのあるパフォーマンスでライブのオープニングを飾った。1曲目「Shangri-la」が始まると、今回のツアータイトルでもある「Shangri-la」のネオンサインがピンクに輝く。可愛さと色気を併せ持った衣装に、黒いロングブーツを身につけたメンバーの姿はとても華があるし、個性たっぷりに繰り広げられるパフォーマンスは離れた席から見ても迫力満点。メンバーの自己紹介ソングになっている「人人人生紹介ソング」では、カフェテーブルや姿見、衣装ラックやトルソーなどの小物も使われていて、目にも楽しい構成だ。「Seventeen’s Summer」では正面のステージからつながっているサイドステージも使いながら、お客さんと笑顔を交わし合うメンバー。歌詞の中に「名古屋」という地名も挟み込みながら、心の距離の近さも感じさせる1曲に仕上げられていた。

  最初のMCでは、改めて自己紹介をしながら今日を楽しみに待っていたことを口々に伝えていた9人。「みんなに感謝の気持ちを伝えられるように、そして明日からも元気に頑張れるように今日のライブをみんなで楽しみましょう」と呼びかけ、「チョコモーモー」「Enjoy」「#キズナプラス」など、アップテンポなナンバーを続けて披露した。客席も色とりどりのペンライトを揺らしたり、大きく手を振ってレスポンス。心の歓声が会場に響き渡っているようだった。

  この日、最初のダンスタイムは、石井蘭、原田都愛、菱田未渚美、山口綺羅の4人。それぞれの得意なダンスのジャンルでソロを披露しつつ、ペアになったり全員になったりとフォーメーションを変えながら切れ味の鋭いダンスで圧倒した。

 その後、小田柚葉と隅谷百花の2人で「Flutter」が歌われたのだが、歌い出してすぐに柚葉が涙で声を詰まらせていた。百花は少しだけ離れた場所に位置していたのだが、お客さんを不安にさせないようにという気遣いからだろうか、まずは自分のパートをしっかり歌い上げ、柚葉のパートになるとそっと見守るような表情を見せていた。歌い終わると肩を抱き合うような姿が見えた気がしたが、きっと他のメンバーも、何か言葉にならないような気持ちで見守っていたのではないだろうか。 

 「Shangri-la」のアーティスト写真でも着用している衣装にチェンジし、全員で「スキップ!」を披露した後は増田來亜と未渚美による「JEWEL GIRL」。ちょこんと階段に腰掛け、体を揺らしながら歌う2人の姿がとても可愛い。この曲にはみんなでクラップするパートがあるのだが、見守るお父さんやお母さんの隣で目を輝かせている子供たちもバッチリなタイミングでペンライトを振っていて、客席を見ても可愛い景色が広がっていたのが印象的だった。

  次のダンスタイムは、鶴屋美咲、小川桜花、來亜、百花、そして柚葉。表情も目力も全開で自己アピールしながら、そして柚葉は得意のアクロバティックな動きも取り入れながら、5人でステージで踊れる喜びを表現していた。

  後半は、『TVアニメ「ガル学。~聖ガールズスクエア学院~」コンプリート・ベスト』に収められてる「ツナグツナグ」のピアノバージョンや、美咲と桜花が歌い、綺羅がダンサーとしてエモーショナルなパフォーマンスを披露した「あなたがくれた奇跡」など、しっかり聴かせる選曲もアクセントになっていたし、1stシングル表題曲となっていた「ダイジョウブ」を含むちょっと懐かしい楽曲をメドレーで楽しむこともできた。活動開始からこれまで、いかに幅広いタイプの楽曲を歌ってきたかがわかる内容になっていたこの日のライブは、「チュワパネ!」と「C’mon Neo Zipang!!!」で本編を終えた。

岩田剛典「駆け出しの新人の気持ちで!」ソロツアーが開幕

2022.11.10 Vol.Web Original


 岩田剛典(EXILE / 三代目 J SOUL BROTHERS)が、11月9日、広島・上野学園ホールで、初のソロツアー『Takanori Iwata LIVE TOUR 2022 “The Chocolate Box ”』をスタートした。本記事はそのオフィシャルリポート。

 

 昨年ソロプロジェクト「Be My guest」を発足させ、「korekara」でソロデビューを果たした岩田。今年10月には自身でアートワークや作詞も手がけたファーストアルバム『The Chocolate Box』をリリースするなど、精力的な活動が続いている。今回のツアーはそのアルバムを携えて行われるもので、「ファンの皆さんに身近に感じていただけるような場所を作るために」とスタートさせた新たなチャレンジ。開演前の取材では「デビューして1年で、これだけの規模のツアーができるのは普通じゃないことはよくわかっていますから、感謝しかありません。キャリアだけは長いですが(笑)、ソロアーティストとしては駆け出しの新人の気持ちでやりたいなと思っています」と意気込みを語った。

 4人のダンサーからなる“Chocolate Boys”とともにステージに現れた岩田は、美しいフォーメーションとしなやかな身のこなしでオープニングナンバー「Ready?」を披露し、客席を埋めたファンもカラフルなペンライトで盛り上げる。バンドのグルーヴ感もどんどん高まっていき、初日の1曲目とは思えないほどの心地よさに包まれていた。

 「改めまして、岩田剛典です! 今夜だけは、仕事も学校も全部忘れて、このステージの一瞬一瞬をその目に焼きつけてください!」

 全国のファンに、自分の音楽とパフォーマンスを届けたいーーその思いを胸に、アルバム『The Chocolate Box』の世界観が丁寧に構築されていたこの日のライブ。事前の取材で「ライブはお客さんとのキャッチボールでもあるから、どれだけリハーサルを重ねても実際にやってみないと気づけないことがたくさんあると思っていて。だけど、今までリハーサルでやってきたことを、この初日で100%出し切れたらそれがベスト。自分のことを応援してくださっている方々しかいない空間で、自分の言葉で、自分の想いを届けられるのが本当にうれしいんです」と笑顔を見せていたが、お客さんと向き合えるこの時間を何よりも楽しみにしていたことは、どの曲のパフォーマンスからも伝わってきた。

『鎌倉殿の13人』の大河紀行で話題!テルミンの竹内正実が12月に東阪で復活のライブショー 5年前に脳出血で右半身に麻痺

2022.11.03 Vol.Web Original

 日本におけるテルミン演奏の第一人者である竹内正実が12月にコンサート「竹内正実復活のライブショー」を大阪と東京で開催する。ライブは、大阪は12月5日、東京は同6日の日程で、東京公演はオンライン配信も行われる。

 テルミンはロシア生まれの世界最古の電子楽器。触れずに演奏するのが特徴で、突き出たアンテナに手を近づけたり遠ざけたりすることで音程や音量をコントロールして演奏する。テルミン単体、ピアノや弦楽器などとシンプルな構成で演奏したり、ロックバンドなどの演奏に効果的に取り入れられたりして演奏されてきた。

 本コンサートは、クラシック音楽を思わせるアプローチでテルミンの美しい演奏を追及してきた竹内がテルミン演奏家としての再起をかけたコンサート。竹内は、5年前にコンサート中に脳出血で倒れ右半身に麻痺が残り、演奏に繊細さが必要となるテルミンを以前と同じように演奏することは困難となったが、現在は演奏時の利き腕の右腕と左腕の役割を入れ替えて“レフティ”のテルミン奏者として再起を図っている。

DOBERMAN INFINITY 「こんな時代に負けんなよ!」東京公演 ライブリポート

2022.10.31 Vol.Web Original


 DOBERMAN INFINITY(以下、DI)が10月28日、東京ガーデンシアターでライブツアー『DOBERMAN INFINITY LIVE TOUR 2022 “LOST+FOUND”』の東京公演を開催した。本記事はそのオフィシャルリポート。

 本ツアーはDOBERMAN INFINITYの約4年3カ月ぶりとなる最新アルバム『LOST+FOUND』を携え、全国11カ所12公演で行われたもの。“遺失物取扱所”という意味のタイトルを掲げた本作が、ライブでどのように表現されるのかが見どころだった。11公演目となる東京公演はツアーのセミファイナルということもあって、各地を巡って練り上げられたステージングにも期待が集まっていた。

 満員に埋まった東京ガーデンシアターは、開演前からすでに期待と熱気に包まれていた。そして、赤いレザージャケットを着たKAZUKI、白を貴重としたSWAYとP-CHO、黒に身を包んだKUBO-CとGS、『LOST+FOUND』のアートワークと同期した衣装でメンバーが登場した。

 アルバムのタイトル曲である「LOST+FOUND」でステージの幕が開き、冒頭から客席を煽っていくDI。オーディエンスもライトを激しく振ってそれに応える。生バンドの演奏もパフォーマンスの迫力をさらに後押ししていた。さらに「We are the one」「Backstage Freestyle」とラッシュをかける。

 4人のラップとKAZUKIのメロウな歌声がコントラストを生む「Battlecry」、スピード感とコミカルなカーレーシングのMVも思い出される「I am Who I am」と攻めの姿勢を崩さない。「SO RICH」に続く「RULES」はセンターの照明だけを使い、5人がバースごとに入れ替わって、ひとりずつ登場するような演出が見どころだった。

15人体制のEXILE、東京ドームでツアーフィナーレ! ラストステージの黒木啓司「17年間は宝物」

2022.09.26 Vol.Web Original


 今しか見られない15人体制のEXILEのツアー『EXILE LIVE TOUR 2022 “POWER OF WISH”』が25日、東京ドームでフィナーレを迎えた。EXILE ATSUSHIがEXILEに限定復活し、パフォーマーの黒木啓司にとってはファイナルツアーとなったスペシャルなツアーは感謝と感動が渦巻く熱狂のなかで幕を下ろした。

 本記事は、そのオフィシャルリポート。

DEEP SQUADが最高のハーモニーで夏を締めくくり 羽田空港から配信ライブ

2022.09.19 Vol.Web Original


 LDH所属の6人組ボーカル&コーラスグループ、DEEP SQUADが18日、東京・LDH kitchen THE TOKYO HANEDAでオンラインワンマンライブ『
DEEP SQUAD SPECIAL LIVE 2022 “VIVA DEEPER!!!!!!”』を開催した。最新シングル『VIVA SUMMER!!!!!!』を携えて行われたライブ。夏の終わりを最高のハーモニーで締め括るべく行われたこの日の夜公演のリポートが到着した。

 

「DEEP SQUAD AIRLINE HANEDA 918便をご利用いただきまして誠にありがとうございます。まもなく、『DEEP SQUAD SPECIAL LIVE “VIVA DEEPER!!!!!!”』に到着のお時間です」

  飛行機のジェット音とともに、こんな機内アナウンスからスタートしたこの日のライブ。ファンクラブ「DEEP LINK」の会員が“搭乗”している会場に「VIVA SUMMER!!!!!!」のイントロが流れ始めると、テンション高いマイクパフォーマンスでオーディエンスを煽りながらメンバーが現れた。客席はもちろん準備万端で、会場は早くも一つになって最強のパーティチューンを楽しんだ。ドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(テレビ東京系)エンディングテーマになった「Good Love Your Love」は、心地いいグルーヴに包まれながら自然と体が揺れるようなナンバー。続く「YOLO」では極上のボーカルとコーラスを聴かせながらも、ふとした瞬間にそれぞれの素の魅力が伝わってくるようなパフォーマンスが楽しい。6人がステップを揃えるサビも、肩の力が抜けていてとてもいいムードだ。

 最初のMCでは、宇原雄飛が「夏の最後に、僕たちと皆さんで最高の思い出を作りたいと思いますので、最後まで楽しんでいってください」と挨拶。KEISEIは「僕たちは喉を枯らして、皆さんは手が腫れるくらいまで楽しんでいきましょうね!」と客席に呼びかけた。

 次のセクションでは、バラードを2曲披露。まず杉山亮司が切ない表情で歌い出した「変わりゆくもの変わらないもの」は、大切な人を思う気持ちに胸が締め付けられるようなナンバー。ぎゅっと瞳を閉じて、時にはそっと胸に手を当てながら感情を表現している6人の姿が、楽曲の世界観を深めていく。DEEPの代表的なバラードでもある「君じゃない誰かなんて 〜Tejina〜」では、そこまでバラバラに立っていた6人が半円を描くように立ち位置を変え、静かに熱く歌い出す。ピアノの音色が寄り添う6人の声がどんどんエモーショナルになっていき、エンディングでは、張り裂けそうな思いを乗せたYUICHIROの素晴らしい高音のフェイクに思わず息をのんだ。

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