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〈インタビュー〉DEEP SQUAD、新曲はチェリまほ挿入歌!「ランキングを『Gimme Gimme』で独占したい」

2022.04.13 Vol.Web Original

 コーラスグループのDEEP SQUADが13日、ニューシングル「Gimme Gimme」をリリースする。この曲は映画『チェリまほ THE MOVIE 〜30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい〜』(以下、『チェリまほ THE MOVIE』)の挿入歌として話題の楽曲。限りなく作品の世界観に寄り沿った新曲の制作秘話について直撃すると、6人は『チェリまほ THE MOVIE』の話題で大盛り上がり。今回の作品にはかなり手応えを感じているようだ。

 

チェリまほの2人のピュアな恋愛がすごく胸に刺さる

――「Gimme Gimme」を初めて聴いた時の印象を教えてください?

宇原雄飛(以下、宇原):候補の楽曲は他にも聴いたんですけど、「Gimme Gimme」だけは聴き終えた後もメンバー全員口ずさんでいたんです。きっとみんなどの楽曲よりも耳に残っていたと思いますし、だったら直感に従ってこれをシングル曲に選べば良いんじゃないのかなって。聴けば心が躍るような感じが『チェリまほ THE MOVIE』の世界観にぴったりですし、同時に僕らコーラスグループとしての強みも生かせたなと思います。

DEEP TAKA(以下、TAKA):今回は映画のタイアップもあり、作品のイメージは壊さないことが大前提。なおかつ自分たちのやりたい音楽性とのバランスを取りました。最初はその2つの課題をクリアできるか不安でしたが、完成するとすごく満足のいく楽曲に仕上がったのでほっとしています。ちなみに候補曲は他にも7〜8曲くらい僕らの元に届いていて、「Gimme Gimme」はそのなかを勝ち抜いた“WINNER”です(笑)。

――『チェリまほ THE MOVIE』はご覧になりましたか?

一同:観ました!

――感想をお願いします!

比嘉涼樹(以下、比嘉):もうめちゃくちゃ良いです。ドラマから観させていただいているんですけど、安達(赤楚衛二)と黒沢(町田啓太)の今後がかなり気になっていて、鑑賞中は2人を見守る感じでした(笑)。お互いに想い合うピュアな恋愛映画って観ていてほっこりしますよね。

DEEP YUICHIRO(以下、YUICHIRO):僕もドラマから観ていたんですが、涼樹も言っているように2人のピュアな恋愛がすごく胸に刺さるんですよね。映画はドラマから先の話を描いているんですけど、こちらもとても胸にくるものがありました。ネタバレになるから詳しい内容は話せないですけど(笑)。点数をつけるなら100点じゃ足りないです。120点です!

TAKA:しかも劇中のちょうど良いところで「Gimme Gimme」が流れるんですよ。「あ〜来た!」って感じのシーンで。


――ドラマ版でもエンディング曲として「Good Love Your Love」が起用されていましたが、『チェリまほ』を経て手応えは感じていますか?

YUICHIRO:海外の方に多く知っていただけるきっかけになったなと思います。YouTubeのコメント欄を見ても海外の方が多いなと感じるし、今回の映画化を機にさらに国内外の人に知ってもらえたらうれしいです。

――制作においてとくにこだわったポイントを教えてください。

杉山亮司(以下、杉山):歌割りは僕が決めさせてもらったんですけど、いろいろ考えた結果、1番は僕ら新メンバー3人(宇原、比嘉、杉山)、2番はオリジナルメンバー3人(YUICHIRO、TAKA、KEISEI)で歌うことになったんです。僕らが歌っている時はオリジナルメンバーがコーラスで入り、2番では両者の役割をそのまま入れ替える。オリジナルメンバーと新メンバーで分かれて歌うっていう構図もある意味わかりやすいですし、良い感じに決まったと手応えを感じています。

新垣結衣「八重さんの笑顔が増えます」初大河『鎌倉殿の13人』で本格時代劇に初挑戦

2022.04.10 Vol.Web Original

 大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が放送回を重ねるほどに画面の前やSNS上をザワザワさせている。伊豆の真ん中で暮らす北条家のほんわかとしたやりとりがあったと思えば、次の瞬間にゾッとさせられたりと、見ているほうも心が忙しい。

 小栗旬演じる主人公の北条義時を始め、彼が使える源頼朝、その妻の政子と登場人物も個性豊かなキャスト陣も魅力。新垣結衣演じる八重もそのひとりだ。

 新垣は本作で大河ドラマに初出演。本格的な時代劇への出演も初めてだ。

「正直、時代劇は、ほぼ見たことがありませんでした。時代が違いますし価値観も違うので、イメージとして難しいのかな、共感しづらいのかなと思っていました。今回参加してみて思ったのは、価値観や当たり前であることが違っていたとしても、人が抱く感情は変わらないものだなって。身近な人が亡くなって悲しいとか、死への恐怖、嫉妬する気持ち、誰かを好きになる思いとかは変わらないんだよな、そうだよなって。歴史上の人物もどこかフィクション感があったのですが、実際にいらっしゃった人たちなんだ、人間だったんだなと思えました。現代に寄り添おうと意識されているので、そのおかげもあるかと思います」

 八重は、源頼朝の最初の妻だった女性で、義時の初恋の人。

「頑固、言い方を変えると意思が強い。意志を強く持っていて、自分の想いに忠実に行動できる人です。行動できるというよりは、行動してしまう人なのかもしれないですけど、それがいいところかな」と、新垣は言う。

 頑固さは父譲りという視聴者からの声も。「性格はお父さんに似ているよね、あのお父さんの娘だなと思うっていう感想が多くて」と新垣。「台本を読んでいる時はそこまで意識をしていなかったんですけど、言われるとそうだなって。この人の影響を受けているんだろうなと、確かに!と思いました」と、笑う。

“難しい・かわいそうな役=マイノリティ”じゃない 特別視しない世界『モザイク・ストリート』の挑戦

2022.04.07 Vol.Web Original

〝ストレートの俳優がゲイの役やトランズジェンダーの役を演ずる事を「難しい役どころ」とか「挑戦的な役」とか表現するの、マジでいい加減ににやめましょう。別に演じる事自体は悪くないけど「難しい役どころ」扱いにするのは、本当にその人生を歩んでる人達に失礼極まりない。宇宙人じゃねえんだから。〟

 そうTwitterに投稿すると、瞬く間に1万を超える“いいね”の反響を呼んだ。つぶやいた主は、『ラスト・サムライ』、『ピンクパンサー2』、『硫黄島からの手紙』など超大作に出演する、日本人ハリウッド俳優の松崎悠希さん。

 ロサンゼルスで人種的マイノリティ俳優として20年間ハリウッドを見てきた先駆者だからこそ、作品の中で描かれるマイノリティ像に対して黙っていることができなかった。

 

「日本の映画やテレビ業界のキャスティングにおける多様性の常識を根本的に変えなければいけないと思いました」

 その意思のもと、松崎さんは今年2月、多様性がすでに受け入れられた後の日本を舞台にした探偵ドラマ『モザイク・ストリート』を、Youtube上で公開した。

 多様性がすでに受け入れられた――。これが意味するところは、登場人物の人種、民族、障がいの有無、性的指向、性表現、性同一性といった要素が、ストーリー上で特別視されず、それぞれのキャラクターが、それぞれの属性を保ったまま、「すでに社会に受け入れられた状態」で登場するということだ。

 実際、『モザイク・ストリート』は、主人公である私立探偵のトランスジェンダー女性である徳留隆徳を、自身もトランスジェンダーの女優であるKOTAさんが演じる。さらには、主人公の右腕的な存在であるレズビアンの安藤真由美を、レズビアンの女優であるAmi Ide(アミ・イデ)さんが演じ、助手のミックスルーツの日本人女性・御手洗若葉を、ミックスルーツの日本人女優Ema Grace(エマ・グレイス)さんが演じている。あるがままに、である。

レジェンド芸人「おぼん・こぼん」が語る2人の絆「だから一緒にやってきた」

2022.04.06 Vol.Web Original

 今年で芸歴57年目を迎えたベテラン漫才コンビ「おぼん・こぼん」。長らく不仲を囁かれた2人は昨年10月、TBS系「水曜日のダウンタウン」で“奇跡の仲直り”を遂げた。あれから半年、コンビ結成から現在までを振り返る初の回顧録『東京漫才』(飛鳥新社)を出版。レジェンド芸人の仲直りの“その後”を取材した。

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乃木坂46岩本蓮加「棒読みセリフは難しかったです(笑)」70歳差W主演・宝田明も絶賛した映画初挑戦

2022.04.01 Vol.web original

 乃木坂46のメンバーとして活躍する岩本蓮加の映画初出演・初主演作『世の中にたえて桜のなかりせば』が4月1日から公開。“桜の季節”と“終活”をテーマに、そっと背中を押してくれる暖かな物語。“女優・岩本蓮加”の背中を押してくれた、名優・宝田明との撮影の日々で得たものとは。

じわじわくる猫絵本『ねこいる!』が話題!たなかひかるの頭の中をババーンとのぞいてみた

2022.03.31 Vol.Web Original

 猫がいるのか、いないのか。ただそれだけを追求した絵本『ねこいる!』(ポプラ社)が売れている。作者はたなかひかる名義で出版した初の絵本『ぱんつさん』で第25回日本絵本賞を受賞し、ギャグ漫画「サラリーマン山崎シゲル」でも知られるお笑い芸人の田中光さん。今回は絵本作家・たなかさんの頭の中には何がいるのか、ババーンとお話を聞かせてもらった。

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実写映画『おそ松さん』でトト子・イヤミ・チビ太を演じた美男美女3俳優が衝撃オファーを受けた理由!

2022.03.27 Vol.web original

赤塚不二夫の伝説的ギャグ漫画から生まれた人気アニメ『おそ松さん』がまさかの実写化!アイドルグループ「Snow Man」が演じる6つ子に引けをとらないインパクトを放つのが、トト子、イヤミ、チビ太を演じた美男美女3人組!トト子役・髙橋ひかる、イヤミ役・前川泰之、チビ太役・桜田ひよりを直撃!

ジョン・カビラと宇垣美里が語るアカデミー賞授賞式の感動エピソード&珍事件! 日本映画受賞も「確実」と太鼓判!?

2022.03.26 Vol.web original

世界最高峰の映画の祭典「第94回アカデミー賞授賞式」がいよいよ3月27日(日本時間28日)、ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催。そのもようを独占生中継するWOWOW「生中継!第94回アカデミー賞授賞式」で案内役を務めるのは昨年に続き、映画をこよなく愛するこの2人、ジョン・カビラと宇垣美里。今年の見どころ、そして幼少期からのハリウッド映画愛を2人が語る!

超人気インスタグラマー“みゆちゃい”伊藤実祐「人気の秘密は自分らしく生きること」〈インタビュー〉

2022.03.17 Vol.Web Original

 

インスタフォロワーは28万人、掲載した商品は売り切れ続出。始めて1年のYouTubeの再生回数は350万回を達成した! みゆちゃいこと伊藤実祐さんは超人気インスタグラマー。彼女の人気の秘密を探るべくインタビューした。(聞き手・一木美里)

 

ーー伊藤さんのプロフィールを教えてください。

現在29歳で、大阪出身です。インフルエンサーとして活動しています。リハビリ助手をしているときにインスタグラマーとしてのお仕事をいただく機会が増えて、モデルとインフルエンサー業に一本化、24歳の時に上京しました。

ーーどんな経緯でインフルエンサーになりましたか?

4〜5年前インスタは趣味程度でしたが、サロンモデルとしてお仕事を始めて大阪の有名な美容師さんがタグ付けしてくださった事で2万人くらいに増えました。

ーー今では28万人のフォロワーさんがいらっしゃいますが、どういうきっかけで増えていったのでしょうか?

サロンで可愛く撮影していただいた写真を載せる事で少しづつフォロワーが増えていきました。でも美人は3日で飽きるっていうし、何か私をフォローするメリットを作らないと思って、「1つの写真、1つの投稿に何か情報をつける」ということを心がけました。

当時はインスタ映えスポットと共に全身引きの写真を投稿するのが主流でしたが、私はバストアップ写真を投稿していました。まつげの1本1本やアイシャドウの色味、カラコンの柄といったよりメイクがはっきりわかるバストアップ写真を投稿し続けていました。「このカラコンなんだろう?」「まつげ綺麗!なに使ってるのかな?」など疑問や好奇心を持ってもらいそれに回答する、もしくはテキストに説明書きしておくことで情報を得てもらえるようにして、私をフォローするメリットを感じてもらおう!と思ったからです。

ーー発信するときに気をつけていることはありますか?

自分の心に正直でいることです! ブレるものに価値はないと思っているので。自分の信念を曲げて発信するものに人はついてこないと思ってます。 あとは自分を大きく見積もらないことですかね。コンプレックスもさらけ出しますし、ペルソナ設計もしません。ありのままの自分で、あくまでも自分の人生を自分らしく生きている。このマインドでいることが多くの共感を生んでいる気がします。 

外交・安全保障通の長島昭久氏がウクライナ問題が東アジアにもたらす影響を解説〈インタビュー〉

2022.03.11 Vol.Web Original

 ロシアによるウクライナ侵攻は予断の許さない状況が続いているが、この問題はこの2国間やヨーロッパだけにとどまらず、東アジアにも大きな影響をもたらす可能性があるともいわれている。本紙コラムニストで自民党の衆議院議員・長島昭久氏に今回の問題について聞いた。

劇団EXILE・青柳翔が活劇スター演じる! 『三十郎大活劇』は「いま上演する意味がある」

2022.03.10 Vol.Web Original

劇団EXILEの青柳翔が4月上演の舞台、パルコ・プロデュース『三十郎大活劇』に主演する。演じるのは、日本映画界の黄金期に、映画を愛し、一夜にして活劇スターへと駆け上がる青年、紅三十郎。青柳もまた、映画をはじめエンターテイメントの世界を愛する男で、志を同じくする役どころともいえる。三十郎をどう演じる? 本人に聞く。

 

 時は第二次世界大戦の開戦前夜。社会や価値観が大きく揺れ動くなかで、日本映画界も大きく変化し始めていた。映画はサイレントからトーキーへ、日本が戦争へと向かう中で映画制作にもいろいろな制限が加わって、存在意義も変わり始めてーー。

 4月にリバイバル上演される舞台『三十郎大活劇』。94年に初演されたこの舞台は、日本映画黄金期へのリスペクトが込められた青春物語で、戦前の激動の映画界のなかで格闘する若者たちの姿と、LOVE&PEACEのメッセージを真っ直ぐに描く。

 今この作品を上演することに「意味がすごくある」と、青柳は言う。

「(作品を作るうえで)こういう描写はダメ、こういう作風だとダメ、これはできるけどR指定が入りますみたいなことが、たくさんあります。いろんな方々に協力していただいて作品を作りますから配慮すべき点だとは思いますが、制限されすぎていくのは良くないと思っています。この作品にもそういうメッセージが込められているように感じます」

 物語の軸となるのは青柳演じる主人公の紅三十郎。大部屋役者の三十郎は、友人で助監督の岡村やベテランの大部屋役者・岩蔵の助けもあってスターの敵役に抜てきされる。それがきっかけとなって活劇スターの階段を駆け上っていく。

 役者で成功しようとする青年、それが青柳の役どころ。「三十郎のセリフの節々にどう捉えたらいいんだろうというのがあるんです。野心なのか、人を悪く言っているようにも聞こえますが、悪い人ではないですから研究しがいがあります」と、青柳も気合がはいっている。

 演出のラサール石井からは「当時の感じで、新しい銀幕スターが出てきた時のような佇まいを演じてくれたら」と伝えられたそう。そのために、稽古に入る前には、舞台で描かれる時代の前後に作られた作品を見直し、すごさを再確認したという。

「活劇のスター、銀幕のスターを演じるのは難しいですね。単調な言い回しなのにとてもシブい、めちゃめちゃカッコ良かったかと思えば、すごく風を浴びているシーンがあって、それがもちろんすごく格好いいんだけど、今やったらコメディーになってしまうようなところもあるんです。……舞台では格好いいんだけど滑稽な感じも表現できたら楽しくなるんじゃないかな」

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