北海道を代表する郷土玩具・民芸品といえば「木彫りの熊」。この木彫りの熊が近年、展示イベントやSNSなどでじわじわ人気を広げていることはご存知だろうか。居酒屋チェーン「北の家族」などを運営するパートナーズダイニングは30日、新宿区歌舞伎町に1000頭の木彫りの熊が集まる北海道レストラン、その名も「KIBORI(キボリ)」をオープンした。
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静岡県中部の食材が日本橋の飲食店とコラボ! 期間限定「日本橋しずおか食堂」開催中!
12月10日まで、東京・日本橋の老舗15店で「日本橋しずおか食堂」が開催中だ。
このイベントは、静岡県中部5市2町(静岡市、島田市、焼津市、藤枝市、牧之原市、吉田町、川根本町)が、東海道の起点である日本橋の飲食店とタッグを組み、5市2町の旬の食材や特産品を使用した期間限定メニューを提供するというもの。食材のラインナップは次の通り。
- 静岡市:わさび・折戸なす・あさはた蓮根・トマト・桜えび・茶
- 島田市:ホホホタケ(はなびらたけ)・天然はちみつ・茶
- 焼津市:桜えび
- 藤枝市:トマト・茶
- 牧之原市:自然薯・茶
- 吉田町:しらす
- 川根本町:ゆず・茶
これらの食材に、日本橋を代表する「榮太樓總本鋪」や「にんべん」、「とよだ」、「神茂」などの老舗に加え、江戸前鮨や鰻の名店、「料理の鉄人」総合優勝の日本料理店、ミシュランガイド一つ星のフレンチの名店やイタリアンの名店など、多彩なジャンルの15店舗が腕を振るう。
「「日本橋しずおか食堂」は、日本橋と静岡県中部5市2町の交流と誘客促進、圏域全体の活性化に連携して取り組む「しずおか中部連携中枢都市圏 街道観光プロモーション事業」として、昨年に続き2回目の開催になります」
そう話すのは、静岡市観光・MICE推進課主査の宮内美和さん。「しずおか中部連携中枢都市圏」とは、人口減少や高齢化社会など一市一町では解決しづらい問題を、静岡市を中心とした5市2町が連携して取り組み、今回は「食」に特化した格好だ。
和洋、さまざまなかたちで静岡食材を楽しめる。15店の個性が光る
「静岡の食材を多くの方に味わっていただきたいという思いはもちろん、日本橋の名店の皆さんにも静岡の豊かな食材を知っていただく機会になればと思っています」(宮内さん)
上記した5市2町の旬の食材を各店舗に紹介し、各々が自分のお店に合う食材をチョイス。宮内さんが話すように、お店側にとっても「こういう食材があるのか」と知る機会になっているそうだ。
「日本橋しずおか食堂」に参加する、幕末文久3年に創業した「日本橋 とよだ」五代目店主・橋本亨さんは、次のように話す。
「我々は、仕入れる業者がだいたい決まっています。ですが、「日本橋しずおか食堂」のような取り組みがあると、私たちも発見の機会になる。たとえば、折戸なすはこんなに大きさがほどよいなすだとは思わなかった。半分にすると、一人前として最適の大きさになるんですね。また、自然薯はくねくねしていることが一般的ですが、牧之原市の自然薯はまっすぐに育っているから調理しやすい。食材は味だけではなく、サイズ感や扱いやすさなども重要なんですね」
五代目店主・橋本亨さん。食材についていろいろと教えてくれる。こうした会話がいっそう美味しさを引き立てる。なお、手前にあるのはごぼうではなく、牧之原市の自然薯。たしかに直線的だ。
「日本橋 とよだ」では、「折戸なすの江戸味噌がけ」や「あさはた蓮根のはさみ揚げ」「自然薯としらすのこのわた添え」などをコース料理の一品として提供する。
「自然薯としらすのこのわた添え」は、「出汁で通常の倍くらい伸ばしているのですが、それでも粘り気がすごい。あまり見たことがない」と橋本さんも目を丸くするほどの自然薯に圧倒されること必至(自然薯がお椀の底にいっさい残らない!)。“ずるずる”食べると思いきや、まるでついたばかりのお餅のような弾力性を持ち、箸でつまんで食べることができるほど。
また、だしを効かせた折戸なすの洋風炊き込みご飯を提供するのは、本枯鰹節だしの奥深さを味わえる和ダイニング「日本橋だし場 はなれ」。運営する「にんべん」は、鰹節専門店として元禄12年(1699年)に創業した超老舗だ。
「和食以外のものでもお出汁を使っておいしく召し上がっていただこうと考え、今回は折戸なすの洋風炊き込みご飯をご提供させていただきました」
そう話すのは、「日本橋だし場 はなれ」の小久貫玄さん。「日本橋だし場 はなれ」は、季節ごとのだし椀やだし炊き込みご飯が味わえる人気店だが、「日本橋しずおか食堂」では、折戸なすに加え、たっぷりのチーズ、そして藤枝産トマトのフレッシュなトマトをトッピングした、見た目にも鮮やかな炊き込みご飯を味わうことができる。バジルが香る洋風炊き込みご飯は、鼻腔をくすぐること間違いなし。
折戸なすを使用しただし炊き込み御膳は2500円(税込)。ディナータイムは、折戸なすの洋風炊き込みご飯が単品(1700円)で味わえる。
「「にんべん」は、「本枯鰹節」にこだわってきました。にんべんでは、カビ付けと天日干しの工程を4回以上繰り返したものを本枯鰹節と呼んでいます。約半年かけ仕上げた本枯鰹節は、魚臭さの少ない芳醇な香りと上品でまろやかな味わいが楽しめます。私たちの本枯鰹節は何にかけてもおいしいと自信を持っておりますので、折戸なすの洋風炊き込みご飯との相性もぴったりです。本枯鰹節はかけ放題ですから、ぜひお召し上がりください」(小久貫さん)
COREDO室町1の1 階にある「にんべん 日本橋本店」内にある「日本橋だし場 本店」でも、駿河湾特産の桜えびやしらすに、「にんべん」の本枯鰹節を合わせた「しずおか尽くしかつぶしめし」を提供。川根本町特産のゆずのアクセントが利いたヘルシーな一品だ。
「日本橋しずおか食堂」に参加する15店舗の創作メニューは、いずれも「美味しい」の一言に尽きる。「日本橋 とよだ」は159年、「にんべん」は323年ものれんを掲げてきた。連綿と続くのには、理由があるからだ。味、ホスピタリティ、そして日本橋が持つ江戸の残り香。そうしたこの土地だけに根付くオリジナリティに、人々は魅せられ続けてきた。今さら、過剰な“食レポ”は必要ないだろう。
「日本橋は個人で営んでいるお店も少なくないです。稼業でやっているわけだから、きちんとしているんです。ですから、100年以上も続いている。そうしたお店は、皆さんに日本橋の魅力を提供できるパフォーマンスを備えています」
そう話すのは、前出・「日本橋 とよだ」五代目店主の橋本亨さん。日本橋のお店へ足を運ぶことに、ややもすれば「ハードルが高い」と感じてしまう人も少なくないだろうが、「きちんとしたお店に行けばハズレを引くことはない」と微笑む。伝統は、信頼がなければ成り立たない。100年以上続くのは、信頼の証左に他ならない。
日本橋の名は、徳川家康が日本全国の大名に命じて架橋担当させたことに由来すると言われる。来年の大河ドラマは、『どうする家康』。舞台は静岡県だ。
「静岡市にも、大河ドラマ館がオープンします。「日本橋しずおか食堂」を通じて、多くの方に静岡市をはじめとした静岡県中部の魅力を知っていただき、足を運んでいただける機会になればと思っています」(静岡市観光MICE推進課主査・宮内さん)
静岡県5市2町と日本橋がつなぐ「日本橋しずおか食堂」は、観光の新たな“架け橋”――。かつて日本橋には、寄席「木原亭」があったこともあり、庶民がさまざまな食(天ぷら屋、鶏屋、鮨屋、カフェなど)を楽しめる「食傷新道(しょくしょうじんみち)」と呼ばれた飲食店が集うエリアがあったという。ぶらりと散策しながら、食欲を満たす。それも日本橋の変わらぬ魅力。「日本橋しずおか食堂」の各店舗を巡って、お腹いっぱいになる。そんな粋な時間の使い方をしてみてはどうだろう。
(取材と文、写真・我妻弘崇)
福岡「玄天」 “奇跡の鯖” と包み3種が110円の「うにとろ祭り」かっぱ寿司11月フェア
回転寿司チェーン「かっぱ寿司」にて、福岡県の水産加工会社「玄天」とタッグを組んだ『九州天然 奇跡の鯖』の提供がスタートした。
“巨大せいろ”に入った色とりどりの点心&スイーツが話題! 飲茶の世界に没入するアフタヌーンティー
ANAインターコンチネンタルホテル東京(港区赤坂)の中国料理「花梨」にて秋冬コンセプトの「チャイニーズ・アフタヌーンティー」が12月30日まで開催中。キノコや栗、カボチャといった旬の食材を素材やデザインに生かした手作りの点心とスイーツ全18品と、フリードリンクメニュー内で「水仙烏龍茶」や「珠茶」といった厳選された中国茶各種を楽しめる、ユニークかつ本格的な飲茶アフタヌーンティーセットとなっている。
スイーツやセイボリーがあしらわれた、おしゃれなティースタンドを自分のテーブルで楽しめるのもアフタヌーンティーの醍醐味。「チャイニーズ・アフタヌーンティー」で使われる“ティースタンド”は、特注で製作したという直径45センチの巨大な“せいろ”。その中には、スイーツ系からセイボリーまで、多種多様な飲茶メニューが入った大小のせいろが並び、小さな飲茶ワールドを独り占めしているかのよう。
点心メニューは全11品、スイーツメニューは全7品。セイボリーの種類が半数以上を占めるので、ランチとティータイムをかねての利用もおすすめ。また、プラス3000円でスパークリングワインや紹興酒などがフリーフローとなるプランもあるので、休日やハイティー、ディナータイムにアルコールとともに楽しむも良し。
前菜の「鮑の冷製特製葱ダレ」は柔らかいアワビを特製葱ダレで頂く上品な一品。一口含めば海のうま味が広がる。同じく「キュウリ、チェリートマト、柿のピクルス」は旬の食材である柿と、トマト、キュウリを使った爽やかな酸味のピクルス。
続いて登場する、巨大せいろの中には色とりどりの点心やスイーツが入った大小のせいろが円卓のように並べられ、まるで小さな中華テーブルを独り占めしている気分(写真はすべて1名分)。
小宮山雄飛が選ぶ地方の名店カレーが渋谷に集結!東急プラザ渋谷「ワールドカレーフェスタ」
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世界初!インナービューティ鮨「麻布 黒しゃり」食材へのこだわりや女性職人の育成で目指すもの
東京・麻布に昨年オープンした世界初の完全会員制インナービューティ鮨「麻布 黒しゃり」。吸着力に優れたココヤシ殻由来の食用活性炭「チャコールクレンズ」や、血糖値が上がりにくい有機ブルーアガベシロップを使用した唯一無二の “黒いしゃり” に全国から仕入れた新鮮な食材を組み合わせ、食べて罪悪感がないうえにおいしい鮨として人気を集めている。
現在は積極的に女性職人の育成を行うなど、常に時代の先を見据えた「麻布 黒しゃり」を率いる親方の織田一志さんと同店スタッフに、インナービューティ鮨と共に歩んだ一年と今後について聞いた。
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自由が丘のチョコレートと焼き菓子のお店「LIFE IS PÂTISSIER(ライフ イズ パティシエ)」にて、11日よりクリスマスケーキをはじめ冬の新作スイーツの予約販売がスタートした。
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「ル カフェ ドゥ ジョエル・ロブション」と、紅茶ブランド「ニナス マリー・アントワネット」がコラボしたオリジナルスイーツが、11月1日から12月18日までの期間限定で、日本橋髙島屋S.C.の「ル カフェ ドゥ ジョエル・ロブション」にて提供。期間中は希少な紅茶とコラボスイーツのセットを楽しむことができる。
11月1日の「紅茶の日」と11月2日の「マリー・アントワネットの誕生日」にちなみ、毎年この時期に開催される人気のコラボ企画。今年もロイヤル気分を満喫できる新作スイーツが登場。
「ニナス オリジナル マリー・アントワネットティーのサバラン ローズの香りと赤い果実をあしらって」は、ニナス オリジナル マリー・アントワネットティーを使用したシロップをブリオッシュ生地にたっぷりと含ませ、苺とローズのクレームシャンティとフランボワーズとマリーアントワネットティーのソースで彩ったゴージャスな一品。
「ニナス オリジナル マリー・アントワネットティーのパフェ」は、ニナス オリジナル マリー・アントワネットティーを使ったブラマンジェをベースに、ピスタチオの泡とフランボワーズのジュレを合わせ、はちみつのグラスとともに楽しめるおしゃれなパフェ。ピスタチオの風味とフランボワーズの甘酸っぱさ、さわやかな甘さのはちみつのグラスといったさまざまな味を、マリーアントワネットティーの極上の香りが引き立てる。
どちらのコラボスイーツも、ニナス オリジナルフレーバーティー「ヴェルサイユ ローズヌーボー2022」とのセットメニューとなっている。この紅茶はヴェルサイユ宮殿隣の「王の菜園」で育てられた希少なバラ「ニナス ロイヤル ヴェルサイユ・ローズ」を使った「ニナス オリジナル マリー・アントワネット ティー」の初摘み紅茶。まさに“ロイヤル”な香りと味わいを堪能しよう。
また、期間中は対象のコラボスイーツを注文すると「ニナス オリジナルランチバッグ」を、バラを模したキュートなフィナンシェの2個セットギフト「薔薇のフィナンシェ」を購入すると「ニナス オリジナルクリアファイル」をそれぞれ先着でプレゼント。
アントワネットの名前を持つとっておきの紅茶と、その紅茶を使った特別なスイーツで、秋のティータイムをロイヤル気分で楽しんでみては。
第5弾は青森「中華そば ひらこ屋」の煮干しラーメン!東京駅「ご当地ラーメンチャレンジ」
秋の深まりと共においしさが増す食べ物といえば「ラーメン」。東京駅一番街の期間限定店舗「ご当地ラーメンチャレンジ by 東京ラーメンストリート」では、第5弾として青森の煮干しラーメンの名店「中華そば ひらこ屋」が東京初出店を果たした。