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レスリング署名活動へ

2013.03.01 Vol.585

 レスリングが2020年五輪競技の除外候補となったことを受け、日本レスリング協会は26日、五輪メダリストやコーチらでつくる「レスリングを五輪競技に復帰させる会」を発足させ、同会を通じて署名活動を展開する方針を明らかにした。

 署名サイトや街頭での署名活動は当初、協会主導で行う予定だったが、吉田沙保里ら選手やコーチ、ファンらが前面に出た活動に方針転換した。

柔道女子暴力でJOC機関が選手をヒアリング

2013.03.01 Vol.585

 柔道日本女子代表の指導陣による暴力やパワーハラスメントの問題で、日本オリンピック委員会(JOC)が設置した「緊急調査対策プロジェクト」は26日、東京都内で中間報告を行い、前代表監督らを告発した15選手のうち4分の3以上からヒアリングを終えたと公表した。3月12日をめどに、残る選手と前代表監督ら指導陣からのヒアリングを終了。最終報告書をまとめ、同19日のJOC理事会に提出する。

 同プロジェクトメンバーの藤原庸介JOC理事によると、選手を2、3人ごとにグループ分けし、これまで5グループから延べ17時間のヒアリングを行ったという。藤原理事は暴力行為などの具体事例は明かさず、「引退した選手、現役選手という立場の差はあるが、一人一人が柔道界の今後を真剣に憂えている」と調査の経過報告を行った。

 また、15選手が、全日本柔道連盟(全柔連)の第三者委員会が求める聞き取り調査を拒否したことが26日、分かった。

選手側代理人の辻口信良弁護士は「選手の訴えは、これまで全柔連に拒まれてきた」と全柔連への不信感を指摘。(1)選手の氏名が全柔連側に伝わる恐れがある(2)選手の多くはすでにJOCのヒアリングを終えている(3)第三者委員会は暴力やハラスメントの究明を第一目的としていない−などとして、調査に応じない立場を示した。

WBA世界フライ級戦 黒田 大差の判定負け

2013.03.01 Vol.585

 世界ボクシング協会(WBA)フライ級タイトルマッチ12回戦は27日、川崎市とどろきアリーナで行われ、挑戦者で同級9位の黒田雅之(川崎新田)はチャンピオンのフアンカルロス・レベコ(アルゼンチン)に0−3の判定で敗れた。レベコは3度目の防衛に成功した。

 所属ジムの地元で臨んだ初の世界戦でベルトをつかむことはできなかった黒田。腫れ上がった顔に涙はなく、「自分にできることはやれた。まだ世界チャンピオンの器じゃないということ」と、さばさばと振り返った。

 日本王座を守った最近2戦は消化不良の判定引き分け。さらに相手は2階級制覇の王者。不利の下馬評を覆すために陣営は「先に手を出す」ことをテーマに掲げ、確かに黒田は前に出て手数を繰り出して持ち味を出した。しかし、決定打には至らなかった。逆に一回り小柄な王者はジャブ、フック、ボディーブローと角度を変えた変幻自在の左を的確に当て続け、隙を見せなかった。

 黒田は負けこそしたが、「意外とパンチも当たった。手が届かない距離じゃない」と世界との距離も思ったより近く感じたようで、敗戦をばねにまた一歩成長し、世界に再挑戦する覚悟を見せた。

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2013.03.01 Vol.585

朴・韓国大統領が就任
 韓国の朴槿恵(パク・クネ)新大統領(61)の就任式が25日、ソウルの国会議事堂前広場で開かれ、朴氏は就任演説で、経済分野で「第2の漢江の奇跡を起こす」と表明した。朴氏は同日、就任式に出席した麻生太郎副総理兼財務相と会談し、日韓の新政権が未来志向で緊密に協力していくことで一致した。

片山容疑者「逮捕は寝耳に水」
 遠隔操作ウイルス事件で、威力業務妨害容疑で逮捕された片山祐輔容疑者(30)の勾留理由開示の法廷が26日、東京地裁であり、意見陳述で「逮捕は寝耳に水だった。自分は誤認逮捕されたほかの4人と同じだ」と訴え、改めて容疑を否認。「ネコに首輪を付けたというのは荒唐無稽」などと主張した。

イタリア安定政権困難に
 2月24、25両日に投票が行われたイタリア総選挙は即日開票の結果、モンティ政権の緊縮・改革路線継続を掲げる中道左派連合が僅差で下院(定数630)を制したが、下院と同等の権限を持つ上院(終身議員を除く定数315)ではどの陣営も過半数に届かなかった。安定政権の樹立が不安視されている。

北「米は核兵器の射程内」
 北朝鮮の祖国平和統一委員会のウェブサイト「わが民族同士」は27日、「米国は、今やわれわれの戦略ロケットと核兵器の射程に収まっていることを明確に知らねばならない」とする個人名の記事を掲載した。北朝鮮は朝鮮労働党機関紙の労働新聞が14日付社説でも核攻撃をほのめかして米国を威嚇している。

ローマ法王が信者に別れ
 ローマ法王ベネディクト16世は27日、公に姿を見せる最後の行事として水曜恒例の一般謁見をバチカンのサンピエトロ広場で行い、信者らに別れを告げた。通常屋内で行われる謁見は今回、広場で行われ、15万人の信者や観光客が詰めかけた。謁見に先立ち広場で信者の乳児に祝福のキスをする場面もあった。

24年度補正予算 参院「1票差」で可決

2013.03.01 Vol.585

 緊急経済対策の裏付けとなる総額13兆1054億円の平成24年度補正予算案は26日、参院本会議で自民、公明の両党に加え、野党の一部も賛成に回り、1票差で可決、成立した。「1票差で否決」との見方もあっただけに、自民党はこの日の採決を衆参「ねじれ」の解消に向けたターニングポイントと意気込む。

 安倍晋三首相は26日、野党が多数を占める参院で補正予算が可決、成立したことの意義を記者団に「薄氷を踏む思いの採決だったが、何とか1票差で成立した。この1票差は決められない政治から決められる政治への第一歩だ」と強調した。

 自民党では野党議員の動向を最後までつかみきれず、参院本会議で「否決か、可否同数で民主党出身の議長の1票で否決」(国対幹部)とみていた。ところが、ふたを開けてみると、衆院で賛成した日本維新の会に加え、新党改革と国民新党、さらにみどりの風の大半が賛成票を投じた。民主党を離党した2人のうち、川崎稔氏は賛成し、植松恵美子氏は欠席。その上、生活の党の藤原良信氏が棄権したことで1票差での可決につながった。

 一方、民主党の海江田万里代表は補正予算成立後、川崎、植松両氏の離党について「補正予算の可決につながった。大変残念だ」とつぶやいた。

 補正予算は緊急経済対策関係費として10兆2815億円を計上。内訳は、学校の耐震化など「復興・防災対策」に3兆7889億円。再生医療の研究支援など「成長による富の創出」は3兆1373億円。地域の資源を活用した産学連携拠点の整備など「暮らしの安心・地域活性化」には3兆1024億円を計上した。基礎年金の国庫負担分に充てるための将来の消費税増税分で返済する「つなぎ国債」は2兆5842億円を発行する。

ニュースの焦点 エジプトで熱気球爆発 19人犠牲 4邦人死亡

2013.03.01 Vol.585

 エジプト南部ルクソールで26日午前(日本時間同日午後)、外国人観光客ら21人が乗った熱気球が空中で爆発し、日本人4人を含む外国人観光客19人が死亡した。

 旅行大手JTBのグループ会社は、気球ツアーに参加していた東京在住の夫婦2組4人の死亡を確認したと発表した。ルクソール当局は26日、すべての気球ツアーの停止を決めた。
 カンディール首相は26日、民間航空省に調査委員会の設置を命じた。AFPによると、2009年にも外国人観光客が負傷する気球事故が起きていた。

 この事故で、同国の民間航空省関係者は27日、エジプト人操縦士が最初にガスボンベ周辺から出火した際に、バルブを閉めるなどの処置をしなかった「人的ミス」が原因との見方を示した。操縦士は消火活動にも当たらずに気球から飛び降りて脱出し重傷を負った。

 また、国営中東通信によると、気球を運航していたツアー会社「スカイクルーズ」が、2011年2月のムバラク政権崩壊後、気象当局との契約を打ち切り、気球運航に必要な気象情報がない状態で営業を続けていた。定められた場所とは違う地点で気球を発着させるなどの違反行為も繰り返しており、操縦士とともに同社の法的責任が問われる可能性がある。

 一方、同国の事故調査委員会が現地入りし、気球の残骸を回収、本格的な調査を開始した。調査は2週間はかかる見通し。

 死亡した東京都在住の柘植(つげ)和夫さん(66)と妻、晴美さん(63)、寺田康秀さん(63)と妻、麻子さん(63)の遺体は26日、首都カイロに搬送。身元の確認後、遺体は日本に搬送される。
 今回の事故では、気球の着陸直前にガスボンベ周辺から火の手が上がり、急上昇した後に爆発し墜落したとされる。

 気球は数回の小さな爆発で制御不能になり、大きく爆発して急上昇、操縦士が飛び降りた地点から約200メートル離れた畑に墜落した。

 赤ん坊と一緒に気球に乗っていた妻を見上げながら「プリーズ、ヘルプ」と地上で何度も叫んでいた夫もいた。この妻ら7人は操縦士の後を追って飛び降り死亡。墜落地点で10人の死亡が確認された。
民間航空省によると、操縦士は今年1月に免許を更新、スカイクルーズ社も2月13〜15日に定期検査を受けたばかりだった。

 同省関係者は、免許更新手続きに不備はなかったというが、地元ルクソール県当局からは、11年の政変以降、同省の検査がずさんになっていたとの批判も出ている。

東京2020オリンピック・パラリンピック招致へ向け東京が一体になった!! 世界へ誇る「東京マラソン2013」

2013.03.01 Vol.585

「東京マラソン2013」(東京都庁〜東京ビッグサイト)が2月24日、開催された。

 今大会は8月にモスクワで開催される世界選手権の男子代表選考会を兼ねて行われた。自動的に代表に決定する条件は日本陸連の派遣設定記録(2時間7分59秒)を切っての日本人トップ入線。前田和浩は日本勢トップの4位で入線したが、タイムは2時間8分0秒。無情にも1秒届かなかった。

 世界歴代5位の記録を持つケニアのデニス・キメットが2時間6分50秒の大会新記録で初優勝。2位にM・キピエゴ、3位にB・キピエゴとケニア勢が表彰台を独占した。

 強風のなか、ペースメーカーの動きも鈍く、30キロまでは5キロあたり15分を超えるスローペースだったが、前田は優勝したキメットが30キロ過ぎに飛び出すと、果敢に追いかけ、ケニア勢に必死に食らいついた。その攻めの走りと強風という悪コンディションの中での自己記録の更新で代表の座をほぼ確実にした。

3月3日へ『UFC JAPAN 2013』カウントダウン

2013.02.28 Vol.584

 3月3日にさいたまスーパーアリーナで開催される『UFC JAPAN 2013』の直前記者会見と公開ワークアウトが28日、新宿のヒルトン東京で行われた。
 会見にはマーク・フィッシャーUFCアジア・マネージングディレクターとヴァンダレイ・シウバ、ブライアン・スタン、マーク・ハント、ステファン・ストルーブ、ディエゴ・サンチェス、ヘクター・ロンバード、五味隆典、岡見勇信の8選手が登壇した。
 冒頭でフィッシャー氏が「Zuffa,LLCになってから2回目の日本大会ですが、今回はとてもエキサイティングな対戦カードが揃いました」と挨拶。
 メーンで約6年半ぶりに日本でファイトするシウバは「また日本で闘える機会を与えてくれたUFCにはとても感謝しています。素晴らしい思い出のある、さいたまスーパーアリーナで素晴らしい試合をしたい」と意気込みを語ると、対戦するスタンは「日本でとても人気のあるヴァンダレイ選手と対戦することができて誇りに思う。コンディションは良いし、良い準備ができているので日本の皆さんには良い試合を見せたい」と応えた。
 現在2連勝中の五味は「最高のコンディションをつくってきたので、頑張ります」と3連勝を目指す。
 選手たちは会見後に公開ワークアウトを実施。その後の囲み会見で、五味の対戦相手であるサンチェスは「UFCに参加する前から対戦したいファイターの一人。自分がレベルアップするにつれて、よりグレイトなファイターと試合をしたかったので、今回の試合では素晴らしいファイトを期待していてください」と語った。

フジロック、NIN、ビョークなど出演ラインアップ第1弾を発表

2013.02.28 Vol.584
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  人気夏フェスのフジロックフェスティバルは28日、出演者の第一弾ラインアップを発表した。NINE  INCH NAILS、ビョークがそれぞれ、初日、中日のヘッドライナーを務めるほか、米グラミー賞で注目を集めたFUN.ら全28組の出演アーティストが明らかになった。

   NINE INCH NAILSは、米オハイオ州出身のインダストリアルバンド。1989年にデビューを果たしてから、こだわりのサウンドや独特な世界観、ビジュアルイメージ、フロントマンのトレンド・レズナーのカリスマなどで、世界中から注目を集めるとともに、多くのミュージシャンに影響を与えてきた。2009年にバンドとしての活動の終了を宣言。レズナーは映画『ソーシャル・ネットワーク』のサウンドトラック曲を手掛けるなど活動を展開していたが、今週、再始動をアナウンス。そして、今回の発表となった。現時点では、フジロックが再始動後初のライブパフォーマンスになる予定で、その他にも海外でのフェスティバルへの出演が決まっている。

   中日のヘッドライナーを務めるビョークは、最新作『バイオフィリア』を携えての帰還。フジロックには1998年、2003年に出演しており、実に10年ぶりの出演となる。

  他の出演が発表されたアーティストは以下のとおり。

The XX 
BASSEKOU KOUYATE & NGONI BA / CJ RAMONE / COHEED AND CAMBRIA /DAUGHTER / DEATH GRIPS / DJ SHADOW / FEED ME / FLYING LOTUS / FOALS / FUN. / THE HOT 8 BRASS BAND / HURTS / JACK BEATS(DJ SET) / JULIO BASHMORE / KILLSWITCH ENGAGE / KYTE / MAYA JANE COLES / MODESELEKTOR / OF MONSTERS AND MEN / PORTER ROBINSON / ROCKET FROM THE CRYPT / TAME IMPALA / TOM ODELL / TORO Y MOI / YO LA TENGO

フジロックフェスティバルは、7月26~28日、新潟苗場スキー場で開催。詳細は公式サイト(http://www.fujirockfestival.com/)で。

ミュージカル『ノートルダム・ド・パリ』草刈、道端らが感激!

2013.02.28 Vol.584
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 ミュージカル『ノートルダム・ド・パリ』が27日、渋谷ヒカリエの東急シアターオーブで初日を迎えた。話題の作品だけに、草刈民代、道端カレンらが劇場に駆け付け、シアターいっぱいのオーディエンスとともに感動を分かち合った。

  上演後、インタビューに答えた草刈は、『ノートルダム・ド・パリ』のバレエと照らし合わせて見ていたとしたうえで、「非常にダイナミックなダンスを見せてくれた。とても現代的で、踊りも変わってきていると実感した」と、コメント。さらに「エスメラルダが力強く生きることを歌い上げる一番の場面が、今回の見どころ。ぜひ皆さんに観てほしい」と、語った。

  道端も「とても面白く、愛について考えた。人を愛するには自分だけでなく周りの人のことも考えなければいけないと感じた。ダンスは非常に迫力があり、細胞から踊っている感じが伝わってきた。もう一度観たい」と、話していた。

 3月17日まで同所で。詳細は公式サイト(http://www.harmonyjapan.com/ndp2013/)で。

吉高由里子が「友達と行きたい」秩父の魅力をPR

2013.02.27 Vol.584
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 吉高由里子が出演する西武鉄道株式会社の新CMが3月1日からオンエアされる。埼玉県の秩父の魅力を伝える内容で、「秩父さんぽ旅」がテーマ。西武秩父駅仲見世通りや寶登山神社、長瀞の岩畳など、秩父の名所を巡る。

 吉高は初めて秩父を訪れたそうだが、「今回の撮影を通して、秩父にはいろんな観光地がある事を知ったので、天気のいい日に川下りや友達と景色を見に行きたいと思いました」と、たくさんの魅力を発見したよう。

 同日から特設ウェブサイト「レッドアロー号で行く、秩父さんぽ旅」(http://sanpotabi.seibu-ensensanpo.jp/)もオープン。吉高が見つけた秩父の魅力を各スポットの写真とともに紹介する。

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