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ラグビートップリーグ開幕 五郎丸が通算1000得点

2015.11.20 Vol.655

 ラグビーワールドカップ(W杯)での日本代表の活躍の記憶も新しいなか、ラグビーのトップリーグが13日に開幕した。

 この日は東京・秩父宮ラグビー場でパナソニックvsサントリー戦が行われ、3連覇を狙うパナソニックが38−5で勝利を収めた。

 両チーム5人ずつのW杯代表が先発。そのなかでも存在感を発揮したのがパナソニックの山田。前半6分、バーンズのキックに素早く反応してインゴールで押さえ、39分にも懸命に手を伸ばして2つ目のトライを奪った。

 注目の開幕戦とあって前売りチケットは「完売」だったのだが、スタンドには空席が目立つという不思議な光景が…。これは計9000枚を購入した両チームの関係者の来場が少なく、実際の来場者が1万792人に終わったため。せっかく盛り上がってきたラグビー人気に水を差すことになるだけに関係者には猛省してほしいところ。

 翌日の14日には各地で6試合が行われ、昨季、準優勝のヤマハ発動機がトヨタ自動車と対戦。18−11で勝利を収めた。日本代表FBの五郎丸は前半9分にゴールキックを決め、史上2人目のリーグ通算1000得点を達成した。

ハリルジャパン2連勝で2次予選トップ維持も課題山積

2015.11.20 Vol.655

 サッカー日本代表はワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア2次予選でともにアウェーでシンガポール(12日)、カンボジア(17日)と対戦。連勝し勝ち点16としてE組トップを守った。

 日本代表の次戦は来年3月24日のアフガニスタン戦(埼玉スタジアム)となる。
 シンガポールとは6月に行われた2次予選の初戦でスコアレスドローに終わっている。日本は序盤から攻勢に出て前半20分、久々の代表復帰となった金崎が国際Aマッチ初ゴールで先制。6分後には本田が4戦連発となるゴールを決め、試合終了間際には吉田が左足で決めてダメ押し。今回は3−0で快勝した。得点こそあげられなかったが、武藤が2アシスト。ボランチで先発した柏木も多彩なパスでゲームをコントロールするなど実りの多い一戦だった。

 続くカンボジア戦はスタメンを8人入れ替え、本田もベンチスタート。新戦力を試しながらの試合となったが、さすがにそれだけ選手を入れ替えると、コンビネーションもいまいちで、前半はもどかしい展開が続く。
 ハリルホジッチ監督は後半開始から柏木を投入。柏木は中盤の底からゴール前の絶妙な位置にロングパスを放り込み、PKを獲得する。ここで岡崎が蹴ったPKはGKの正面へ。一瞬嫌なムードが漂ったものの、その5分後、今度は柏木のフリーキックが相手DFのオウンゴールを誘い、日本が先制した。

 柏木一人入っただけでずいぶんリズムが良くなった日本だったが、なかなかフィニッシュにはつなげられない。後半17分には本田を投入。徐々に落ち着きを取り戻すと、後半41分には南野を投入。45分には左サイドからの藤春のクロスを本田がドンピシャのヘッドで合わせ、やっと2点目をあげた。試合は2−0で勝利したがハリルホジッチ監督は「何人かの選手にはかなり怒っている」と話すなど課題の残った一戦だった。

 なお本田は5戦連続得点となり、これは日本のW杯予選初の快挙。それまでは85年メキシコ大会の木村和司の4試合連続。また日本はW杯予選史上初の6試合連続完封を成し遂げた。

在京AM3局『ワイドFM』開始を発表 12月7日から

2015.11.20 Vol.655

 ニッポン放送、文化放送、TBSラジオの在京AM3局は17日、番組をFM波でも同時に流す「ワイドFM(FM補完放送)」を12月7日午後1時から開始すると発表した。東京、神奈川、千葉、埼玉の主要都市部が対象地域。周波数は、TBSラジオ90・5メガヘルツ、文化放送91・6メガヘルツ、ニッポン放送93・0メガヘルツ。

 当日は、3局合同制作記念特番『FMでもキキマス!ゴールデンたまむすび』(午後0時55分〜)を、東京スカイツリー展望デッキの特設スタジオから公開生放送する。ニッポン放送『大谷ノブ彦キキマス!』(月〜木曜午後1時)の大谷ノブ彦、文化放送『大竹まことゴールデンラジオ』(月〜金曜午後1時)の大竹まこと、TBSラジオ『たまむすび』(月〜金曜午後1時)の赤江珠緒の各番組パーソナリティーが共演する。

五郎丸、又吉ら2015年最も輝いた男性に

2015.11.20 Vol.655

 今年最も輝いた男性を表彰する『GQ Men of the Year 2015』の授賞記者会見が19日、都内で行われた。受賞者は、ラグビー日本代表の五郎丸歩、俳優の鈴木亮平、ヴァイオリニストの葉加瀬太郎、作家で芸人の又吉直樹、テニス選手でスポーツキャスターの松岡修造、俳優の吉田鋼太郎の6名。

 集まった輝く男たちのなかでも特に注目を集めたのは、ラグビー日本代表の五郎丸。「私個人というよりも日本ラグビー界の代表として私が受け取ったという印象。2019年にはラグビーワールドカップも開催されますので、皆さんのお力添えをよろしくお願いします」と、あいさつした。2015年は「ラグビー一色の一年」と振り返り、「日本のみなさん、世界のみなさんに日本のラグビーに注目してもらえた非常に思い出に残る年になった」とした。2月からオーストラリアのレッズでプレーするが、「ここまで海外での経験がないのでメイドインジャパンでしっかりと期待に応えられるように力を発揮したい」と意気込んだ。

 同賞は、男性誌『GQ JAPAN』が、各分野において圧倒的な活躍を見せた男性に贈るもの。また、生き方や仕事、スタイルにおいて、同誌の読者をインスパイアする人物を選んでいる。

 この日はまた、世界で活躍するBABYMETALに『Discovery of the Year』が贈られた。

ビートたけしが真似できない若さの秘訣を伝授

2015.11.20 Vol.655

 11月14日の「いいとしの日」にちなみ、素敵な年齢の重ね方をしている著名人を表彰する第9回『アンチエイジング大賞』が14日、都内にて行われ、受賞したビートたけしが登壇。「とっとと逝けばいいのにいつまでも芸能界でハバ聞かせやがって…という励ましの賞だと思う」と自虐と毒舌を織り交ぜながらも、うれしそうな表情を見せた。

 アンチエイジングの秘訣を尋ねられたたけしは「友達、家族、社会…に反抗し続けること」「家庭を顧みない。生かさず殺さず、離婚されないこと」と、いつもながらの型にはまらない暴走トークを繰り広げた。さらに、応援に駆け付けた愛弟子のガダルカナル・タカに「こいつは愛妻家だから」とほめたかと思えば「奥さんは5人だっけ?」。すかさずタカから「そんなこと言ってると“あなたはどうなの”と言われてマイクを置かなきゃいけなくなりますよ」と釘を刺され「どうもすいません」と頭を下げる場面も。師匠と弟子の“即興漫才”に会場も拍手喝采。

 その一方で、「タレントは人の目にさらされる緊張感が無くなると顔が変わる。人の目に耐えうる生き方、考え方をしていきたい」「大変なときには“もう一人の自分”の目で自分を見る。そうすると客観的に考えられて、そんな自分を笑えるようになる」と40年にわたって芸能界をけん引し続けたたけしならではの人生観を語り、さすがの存在感を見せていた。そんなたけしをタカも「師匠と弟子の関係があるありがたい時代に素晴らしい人と出会えた」と称えていた。

 またこの日は、福岡ソフトバンクホークスの工藤公康監督もアンファー特別賞を受賞。喜びのメッセージを寄せた。

松岡修造が今年最も輝いた男!「選ばれたことが、GQ…」

2015.11.19 Vol.654

 男性誌『GQ JAPAN』が今年最も輝いた男性に贈る『GQ Men of the Year 2015』の受賞記者会見が19日、都内で行われた。作家で芸人の又吉直樹、俳優の鈴木亮平、ラグビー日本代表の五郎丸歩、テニス選手でスポーツキャスターの松岡修造、ヴァイオリニストの葉加瀬太郎、俳優の吉田鋼太郎らが出席した。

 各受賞者が神妙な面持ちであいさつをするなか、松岡はいつもとは違うものの独自路線を貫いて会場を沸かせた。受賞後のあいさつでは「僕が選ばれたのがGQ…グレイト・クエスチョン。(今日は)GQらしく……話さない!」とスピーチ。同誌の最新号(24日発売)には、各受賞者と同様に、松岡のインタビュー記事とポートレイトが掲載されるが、「この10年で初めてガッツポーズをしなかった」と話した。

 揃ってのトークセッションでは、MCがいるにも関わらず、松岡が隣りに立っていた五郎丸に自ら質問するシーンも。彼から誇りやプライドという言葉を引き出すと、「自分に自信を失わせるのは自分。だから、Believe in me!」と、松岡らしいコメントで締めくくった。

 松岡は、応援をはじめとしたさまざまな活動を通じて日本を元気にしたという理由で選出された。

Krush.60 山崎がKOで-65kg王座獲得 Krush初の2階級制覇

2015.11.15 Vol.654

 立ち技格闘技「Krush.60」 (14日、東京・後楽園ホール)のメーンでKrush -65kgタイトルマッチが行われ、挑戦者の山崎秀晃が2R2分54秒、KOで王者NOMANを破り、第4代王者となった。山崎は-63kg級との2階級制覇。Krushでは初となる。

 山崎は戦前「格の違いを見せて潰しに行く。ここで良い勝負をしているようじゃダメ」と言っていた通り、1Rから主導権を握り、圧倒。ラウンド終盤、下がるNOMANにパンチの連打から右フックでダウンを奪う。1Rからなかなか自分の距離で戦えないNOMAN に対し、山崎は2Rもパンチをまとめ、優勢に試合を進める。応戦するNOMANだが、山崎はロープに詰め連打。右ストレートでダウンを奪う。なんとか立ち上がったNOMANだったが、山崎は今度はコーナーに詰め連打。NOMANは王者のプライドで立ち続けるもセコンドからタオルが投入され、試合は終わった。

 山崎は「NOMAN選手は人としても選手としても尊敬してる人間なんで。そういう相手からベルトを獲れたのはうれしい」と前王者を称え、「歴代の65kgのチャンピオンに恥じないような戦い方をしないといけない。ひとつ、忘れ物もある。自分はK-1のほうでは自分は取りあげてもらってないですけど、そこは結果出していかないといけないので」と今後について語った。

ジャルジャルが安心できない写真集「履いてませんから」

2015.11.13 Vol.654

 お笑いコンビ・ジャルジャルが写真家のレスリー・キーとタッグを組んだヌード写真集『SUPER JARUJARU』を発売、13日、発売記念イベントが都内で行われた。ジャルジャルの2人が生まれたままの姿でポーズを決め、絡み、握り合うアーティスティックな作品。報道陣から「安心できないですね」と振られた2人は、「安心できないですよ。履いてないですから」と、断言した。
 
 ニコニコ生放送で毎週金曜日に配信中の『開放!ジャルジャル×倉本美津留のコント会議』から生まれた企画。番組のなかでクリエイティブディレクターの千原徹也がレスリーに写真を撮影してもらうことを提案したことがきっかけになっている。

 今年3月に撮影。当日は、レスリーの撮影とあって脱ぐ覚悟はしていったという2人だが、「ポスター撮影のつもりで行ったら気がついたらお互いの股間を握っていた」(後藤淳平)。当初5分の予定だった撮影は2時間にも及んだという。

 レスリーは、「何よりも2人の絆がすごかった。仲良くしているのを見て、子供のころの2人、童心を引き出して撮りたくなった」と、説明。また、レスリーにとっても芸人のヌード撮影は初めてで、「芸人さんは器が大きい。普段頼まないようなポーズもしてもらった。新しい作品になっている」と、満足そうだった。

 福徳秀介は「1人ではできなかった。家族でも親友でもダメ。後藤とじゃなきゃできなかった」と、コメント。後藤もこの経験を経て「ボケとかツッコミの関係ではなくなった。人間と人間になった」と、2人の関係性を語った。

 長きにわたってジャルジャルを見続けてきた、放送作家の倉本美津留氏は、撮影を通じてジャルジャルが成長したと断言。「スーパーお笑い芸人になるのかもしれない」と、話した。

 写真集は現在、ジャルジャルのライブ会場で販売している。

★ M-1で「声量でセンターマイクを倒す!」

 スーパーお笑い芸人と倉本に太鼓判を押されたかたちのジャルジャルは現在、漫才頂上決定戦の『M-1』で準決勝まで進んでいる。「声量でセンターマイクを倒したい」(後藤)、福留は「(エントリーしている人は)誰でも優勝したいと思っている!」と意気込んだ。

山本昌が沖縄キャンプ観戦PRで「投げたい」

2015.11.11 Vol.654

『プロ野球OKINAWA SPRING CAMP 2016カウントダウン』記者発表会が11日、都内で行われ、プロ野球OBの山本昌、タレントのビビる大木とお笑いコンビ・ザブングルの松尾陽介が出席した。

 プロ野球の各球団が、来シーズンのスタート前に沖縄で行うキャンプの魅力を伝えるというもの。イベントでは、山本らが沖縄キャンプの思い出や楽しみかたをトークした。サプライズは、来シーズン期待したい球団に話題が及んだとき。大の巨人ファンである大木が、「高橋由伸選手、井端弘和選手、まだ選手っていう感じなんでね、オープン戦でいいから、二人の引退試合……打席、守備を見たい」と、ぽろり。それを聞いた山本が「巨人対中日戦ないのかなあ…2人に投げたいな」。そのびっくり発言に大木も松尾も「これだから、キャンプは面白い!」と、歓喜の声を上げた。

 山本はユニフォームを脱ぎ沖縄キャンプに臨む。「「球団が違うと、キャッチボールの仕方も違う。評論家として、ファンとして、他の球団がどんな練習をしているのか見に行くのが楽しみ」とのこと。「「初日はドラゴンズ、全球団回るつもりで行きたい」と、意気込んだ。

 報道陣から、趣味のラジコンについての質問も出たが、「最近(ラジコンは)趣味、野球があっての趣味だったんだなって感じています。野球がなくなって(自分は)野球が好きだったんだなって。だから、今は、野球にすり寄ってる感じなんです(笑)。だから、こういう仕事はうれしい」と、笑った。

 プロ野球の沖縄キャンプは2016年2月1日から約1カ月間行われる。期間中には、さまざまなイベントやプレゼント企画などが展開される予定。詳細は公式サイト(http://www.spring-camp.okinawa/)で。

米国のMMAイベント「WSOF-GC」が来年2月7日に日本大会開催 小見川道大が参戦

2015.11.11 Vol.654

 米国の総合格闘技イベント「World Series of Fighting Global Championship」(WSOF-GC)が11日、都内で会見を開き、来年2月7日に東京・水道橋のTOKYO DOME CITY HALLで日本大会を開催することを発表した。
 会見にはプレジデントのショーン・ライト氏、ディレクター アンド パートナーのデュネッサ・ヘッサー氏ら運営側のスタッフ5名とWSOF-GCに参戦する、戦極、DREAM、UFCで活躍した小見川道大と元修斗環太平洋ウェルター級王者・児山佳宏が登壇した。

 冒頭、ヘッサー氏がWSOF-GCについて「WSOF-GCは格闘技マーケットのリーダーであり、アメリカ国外でのイベントに力を注いでいる。もちろんアメリカ国内でも今後、地域的に大会を開催していく予定」と説明。今後のビジョンについては「WSOF-GCの目的は世界中のファイターを集めて、グローバルなチャンピオンを世界中にプロモートしていくこと。日本のMMA界のリーダーと協力しあいながら、ベテラン選手だけではなく、これからのポテンシャルのある選手を育てていく予定。日本人選手を日本国内だけではなく世界中に広めていくつもり」と語った。

 児山は11月21日に中国の海南で開催される大会に、小見川は2月の日本大会に出場する。
 小見川は「目の前に用意された相手を、総合格闘技の中で戦う柔道家として倒すだけ。柔道家、小見川道大を見ていてください」、児山は「この大会は自分にとってチャレンジ。もっと強くなるためには、もっとチャレンジをしていかなければいけないと思うので、この海外での試合はチャレンジ。トーナメントと聞いているので絶対に勝ち上がって、来年2月の決勝に駒を進めたい」とそれぞれ語った。

12・1SB『GROUND ZERO TOKYO 2015』 RENAがRIZINと過酷な2連戦 

2015.11.10 Vol.654

 今年30周年を迎えた立ち技格闘技シュートボクシング(SB)の年内最後の大会となる『~SHOOT BOXING 30th ANNIVERSARY ~GROUND ZERO TOKYO 2015』(12月1日、東京・後楽園TDCホール)のカード発表会見が10日行われた。

 年末のRIZINで総合格闘技デビューを果たす、SB世界女子フライ級王者のRENAがグレイシャア亜紀と対戦する。
 RENAは短期間で初挑戦のMMAを含む2連戦と過酷な12月となるが「厳しい2連戦になったが、今はぶっつぶれてもいいと思えている。こんなことは今まで思ったことはない。今後のことは正直、今は考えていません。グレイシャアさんは尊敬する選手で、そういう選手と拳を交えることができるのはありがたいことなんですが、ここは私のリングなので壁は軽く越えさせてもらいたいと思います」と語った。
 同じくRIZINに出場するアンディ・サワーも修斗世界ウェルター級王者の弘中邦佳と対戦。昨年11月にKOでサワーに敗れている弘中にとってはリベンジマッチ。「大どんでん返しをしてみせる。アンディは大晦日も出るみたいですが、できれば代わりに僕が出ようかな、という気持ちでいます。今回はシュートボクシングの戦い方でしっかり戦う。対策はしっかり立てているのでKOできると思っている。アンディにはMMA挑戦を断念させるくらいのつもりでやりたい」と話しており、サワーもRENA同様過酷な2連戦となる。

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