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TOKIO松岡と中村獅童が三谷幸喜の舞台で共演「鍋パーティーでみんなと仲良くなった」

2018.03.02 Vol.web Original

 TOKIOの松岡昌宏と歌舞伎俳優の中村獅童が2日、東京・新橋演舞場で上演される舞台『江戸は燃えているか』の初日前会見に出席した。会見には作・演出の三谷幸喜をはじめ、共演者の松岡茉優、高田聖子、八木亜希子、飯尾和樹、磯山さやか、妃海風、中村蝶紫、吉田ボイス、藤本隆宏、田中圭も参加した。

 三谷の書き下ろし最新作となる同舞台は、江戸城明け渡しを題材にした群像喜劇で、獅童は勝海舟を、そして松岡はその替え玉を演じる。

 獅童が「稽古中に我が家で鍋パーティーをしてみんな仲良くなった。初日が開いたら、松岡君の家でもやります」とチームの結束良さをアピール。松岡は「(歌舞伎役者、コメディアン、元宝塚、元アナウンサーなど)いろいろなジャンルの役者が出演し、それぞれ存在感や笑いの間が違うところがおもしろい。12人の個性を生かした舞台にしたい」とコメント。

 また、松岡と獅童の似ている部分を聞かれた出演者は「2人とも足がキレイ!」(八木)、「肌がキレイ!」(高田)、「机がキレイ!」(田中)と畳みかけると松岡は「松岡(茉)が汚いんだ!」と暴露。しかし「ひどーい」と言い返した松岡(茉)に「うちの姫、松岡茉優は天真爛漫な女優。それをキャッチして」とフォローした。これには松岡(茉)も「二人とも気にかけて、よく話かけてくれます。優しい兄貴が2人いる感じ」と感謝をしていた。

 三谷は「前半は獅童と飯尾、後半は獅童と磯山の掛け合いが、何度見ても笑っちゃう。悔しいのはそれが俺の台本じゃないということ。嫉妬で腹立たしかった」と会場を笑わせた。また、松岡と獅童の共通点を聞かれると「演出をしていても絶対にできないと言わず、論理を構築して瞬時にやってくれる」と役者としての実力を絶賛していた。

堺雅人の新しい船出

2016.01.01 Vol.657

 2016年もまた、堺雅人の年になりそうだ。年明け10日からスタートする大河ドラマ『真田丸』に主演。時代を超えて、ヒーローとしてリスペクトされる真田幸村こと真田信繁を1年間を通じて演じる。大坂の陣で信繁が築いたといわれる出城の真田丸にかけて、真田家を一艘の船にたとえた物語。堺は「大波に揺られながらの航海を見守ってほしい」と意気込む。

長澤まさみと斉藤由貴の二人芝居 稽古場では三谷幸喜がカップヌードル係!?

2014.10.31 Vol.629

 三谷幸喜作・演出の長澤まさみと斉藤由貴による二人芝居『紫式部ダイアリー』の初日開幕直前会見と公開ゲネプロが31日、渋谷のPARCO劇場で行われた。
 これまでPARCO劇場では海外の芸術家を主人公に作品を描いてきた三谷が、今回は平安時代の女流作家である紫式部と清少納言を取り上げ、「作家」を題材として書き上げた。
 作品について三谷は「いつか自分に近い登場人物の話を作りたいと思っていた。そのとおりにやると生々しくなりすぎてしまうので、主人公を女性にしたことによって、一番自分を投影した作品になった。今の僕は清少納言に重なるところがあるし、若いころの自分は紫式部に重なる部分がある気がしています」と語る。そして「この2人にあてて書いたので、この2人じゃないと成立しない作品」とも。
 物語の舞台は、とある文学賞選考会の前夜のバー。今や飛ぶ鳥を落とす勢いの若手作家・紫式部と『枕草子』がベストセラーとなりエッセイストとして確固たる地位を築いた清少納言がお酒を酌み交わしながらオンナの戦いを繰り広げる。
 時代を現代に置き換え、2人の仕事を持つ女性の、それもベテランと新進気鋭の2人の女性の物語になっている。

生きるって、想定外。ドラマW 三谷幸喜『大空港2013』

2014.05.25 Vol.618

 三谷幸喜脚本・監督による“完全ワンシーン・ワンカット”ドラマ第2弾! ドラマの始まりから終わりまで一度もカメラを止めずに撮影し続けるという、まさしくノンストップ・コメディー。NGの許されない困難な作品に挑戦するのは、主演の竹内結子をはじめ、生瀬勝久、戸田恵梨香、オダギリジョー、香川照之ら豪華なオールスターキャストたち。スケールも前作をはるかに超え、見ているほうのハラハラ感も倍増だ。

 舞台は長野の松本空港。上司からのプロポーズをどう断るか悩み中の空港職員・千草は、天候不良で予定変更を余儀なくされ松本空港に降り立った田野倉一家をレストランに案内する。ところが家族6人それぞれの行動が、やがて大騒動を巻き起こすことに…。

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