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サッカー日本代表が世界ランク1位のブラジルに0-1の惜敗。森保監督「戦い方次第で勝ち点を取れる。我慢強く戦えば勝てる」と手応え

2022.06.07 Vol.Web Original

 サッカーの国際親善試合「キリンチャレンジカップ2022」(6月6日、東京・国立競技場)で日本代表がFIFAランキング1位のブラジル代表と対戦し、後半にネイマールにPKを決められ0-1で惜敗した。

 前日に行われた公式会見で両チームとも異例の“予告先発”を行ったのだが、日本は2日に行われたパラグアイ戦とはメンバーを大きく変更。引き続いての先発はDFの吉田麻也(サンプドリア/ITA)、MFの遠藤航(VfBシュツットガルト/GER)、原口元気(1.FCウニオン・ベルリン/GER)の3人のみとなった。

 中でも注目されたのはDFの長友佑都(FC東京)。いつもの左サイドバックではなく、この日は右サイドバックを務めた。

 試合開始早々の前半2分にブラジルはネイマールのヒールパスからパケタがシュート。これは左のポストに嫌われ、得点とはならなかったが、日本はいきなり肝を冷やされる。その後もブラジルは長くボールをキープすると華麗なパス回しからシュートを放っていく。

サッカー日本代表発表。大迫勇也が選外で森保監督は他の選手たちの奮起に期待

2022.05.20 Vol.Web Original

 日本サッカー協会(JFA)が5月20日、会見を開き6月に行われる「キリンチャレンジカップ2022」と「キリンカップサッカー2022」の日本代表メンバーを発表した。

 FWの大迫勇也(ヴィッセル神戸)が選外となった。大迫は18日に行われたJリーグの川崎フロンターレ戦ではベンチ外だった。

 森保一監督は「コンディション的には100%ではないということを聞いている。これまでも100%ではないところでチームの勝利に貢献しようと、かなり無理をして試合に出ている状況かと思う。彼の男気は素晴らしいと思うが、その反面、コンディションが100%になってないのかなと見ている」などと話した。大迫は代表では不動の1トップなのだが「彼が代表でプレーできないことは残念だが、また、大迫抜きで戦った時にチームとしてはいろんな選手にチャンスがある。チームの伸びしろをさらに増やしていく、チーム力を上げていくという部分ではチャンスともいえる。変わって入る選手、ここがチャンスだと思っている選手には思い切りプレーしてもらい、代表の戦力として成長してもらえれば。我々チーム全体のレベルアップをするためにもここはいい機会だと思う。オプションを作るということと、どの選手がアピールしてくれるのか楽しみに活動したい」と他の選手たちの奮起に期待した。

 またDFの伊藤洋輝(VfBシュツットガルト/GER)が初選出された。森保監督は「今年はシュツットガルトでシーズンを通してDFで出続けた。守備で屈強な相手を止めながらも攻撃では彼の良さを出して、攻撃の起点となる選手として活躍していた」などと選出理由を挙げた。

 11月に開幕するワールドカップ(W杯)カタール大会に向けて日本は今回の4試合と9月に予定される2試合しか代表戦がないのだが、森保監督は今回の4試合について「W杯本大会への準備となる4試合。個のレベル、そしてチームがレベルアップできるように一戦一戦勝利にこだわり、そしてチームがレベルアップできるように戦っていきたい」と話し、具体的には「まずはこれまでやってきたコンセプトをより徹底して発揮できるようにベースの部分をより強固にできればと思っている。選手も3月の代表活動から若干変わっているし、期間も空いているのでチャレンジしたいことはたくさんあるが、まずはコンセプトのベースになることをしっかり浸透させられるようにしていきたい。そのうえで新しいことにチャレンジをしていきたい」と基本的なチームコンセプトの徹底に時間をかける姿勢を見せた。

 日本代表は「キリンチャレンジカップ2022」では6月2日に北海道・札幌ドームでパラグアイ代表、6日に東京・国立競技場でブラジル代表と対戦。「キリンカップサッカー2022」では10日に兵庫・ノエビアスタジアム神戸でガーナ代表、14日には大阪・パナソニックスタジアム吹田でチリ代表かチュニジア代表と対戦する。

サッカー日本代表が6年ぶり開催の「キリンカップ」初戦でガーナと対戦

2022.04.28 Vol.Web Original

 日本サッカー協会(JFA)が4月28日、会見を開き「キリンカップサッカー2022」の参加国と試合日程を発表した。

 大会は日本代表、チリ代表、ガーナ代表、チュニジア代表の4カ国によるトーナメントで行われる。6月10日に兵庫・ノエビアスタジアム神戸でチリvsチュニジア、日本vsガーナの2試合が行われ、6月14日に大阪・パナソニック スタジアム 吹田で勝者同士が対戦し優勝を決める。同日には敗者同士の試合も行われる。

 キリンカップが行われるのは2016年以来6年ぶりとなる。

 日本代表はこれに先駆け「キリンチャレンジカップ2022」で6月2日に北海道・札幌ドームでパラグアイ代表、6日に東京・国立競技場でブラジル代表と対戦する。

 11月に開幕するワールドカップ(W杯)カタール大会に向けては今回の4試合と9月に予定される2試合しか代表戦がなく、重要な大会となる。

 森保監督は「キリンカップという戦いで、チリ、ガーナ、チュニジアという世界の強豪と真剣勝負をすることができる。このキリンカップでしっかりと目的を持って戦うことでカタールW杯に向けていい準備、チーム作りを進めていきたい。キリンカップでは我々はチームコンセプトの浸透をしていく。そしてチーム戦術の幅を広げる戦いをする。そしてW杯に向けて個々の選手のパフォーマンスをしっかりと伸ばすということをやりつつ結果にこだわり、応援してくださるみなさんに勝利をお届けできるように、そしてキリンカップのトロフィーを日本代表が掲げられるように戦いに臨みたい」などと語った。

「キリンカップサッカー」メンバーを発表 浅野に大きな期待

2016.05.26 Vol.667

 

 日本サッカー協会は26日、会見を開き「キリンカップサッカー 2016」のメンバーを発表した。
 初選出はMFの小林祐希(ジュビロ磐田)と大島僚太(川崎フロンターレ)の2人。U-23世代からは大島とMFの遠藤航(浦和レッズ)、FWの浅野拓磨(サンフレッチェ広島)の3人が選ばれた。

 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は小林、大島の選出については「長い時間をかけて追跡した」と話した。浅野については「日本で一人だけDFの背後に抜け出せる選手。ゴールゲッターになるすべての道具を持っている。まだ伸びしろもある」と点取り屋として高い期待を見せた。

 また代表選出で常に話題にのぼる川崎フロンターレの大久保嘉人については「何度も試合を見ている。一番いいゴールゲッター」としながらも「A代表では多くの結果を残していないのかも考えないといけない。A代表でクラブでのようなプレーができるイメージがわかなかった」と話した。しかし「最終的には分からない。必要なら呼ぶ」という。今回選考に漏れた選手たちについても国内・海外、クラブの大小に問わず門戸は開いていると話した。

 キリンカップサッカー 2016はノックアウト方式で開催され、日本は6月3日の愛知・豊田スタジアムでブルガリア代表と対戦。7日の大阪・市立吹田サッカースタジアムでは、デンマーク代表かボスニア・ヘルツェゴビナ代表と対戦する。

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