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品川区長選で史上7例目の再選挙。前回トップの森沢きょうこ氏は重点政策と合わせ「投票率のアップ」もアピール

2022.11.30 Vol.Web Original

 再選挙となった品川区長選が11月27日に告示され(12月4日投開票)、無所属新人の6人が立候補。現在、各候補たちは区内で連日、熾烈な選挙運動を行っている。

 10月2日に行われた1回目の選挙も6人が立候補。元都議の森沢きょうこ氏が2万7759票を獲得しトップとなったものの“有効投票総数の4分の1以上”という法定得票数にあと600票弱届かず、再選挙となった。

 再び票が割れることが予想されるが、品川区を取り巻く状況が前回の選挙から特に大きく変わったわけではないことから、やはり軸となるのは森沢氏か。

 その森沢氏は街頭演説では改めて「保育・給食・医療 3つの無償化」「区役所建て替え費用200億円軽減」「おむつ宅配などでつながり強化」「グループホーム200名分整備」「産業創造拠点を整備し、地域経済活性化」「コロナ第8波に万全の備えを」「区政の見える化やデジタル化を推進」といった子育て支援や地域活性化といった7つの重点政策を掲げている。

 また全国の首長選で再選挙が行われるのは史上7例目というレアなケースということで注目度も高まっており、投票率も前回の35.22%を上回ることが予想されるのだが、森沢氏は「私は“区民の皆さんと進める新しい品川区政”ということを掲げていまして、やはり多くの方に投票に参加していただき、投票率を上げたいという思いがありますので、こういった場でも“投票に行ってください”ということは常に訴えさせていただいています」と投票率のアップもアピールしている。

 なお今回の再選挙には森沢氏のほかに、石田ひでお氏(無所属)、村川ひろかず氏(無所属)、西本たか子氏(無所属)、石田しんご氏(無所属)、山本やすゆき氏(無所属)の5人が立候補している。

〈インタビュー〉品川区長選に出馬表明の前都議の森沢きょうこ氏「区民とともに進める区政を」

2022.09.20 Vol.Web Original

 任期満了に伴う品川区の区長選挙が10月2日に投開票される(9月25日告示)。平成18年に初当選を果たし4期を務めた濱野健区長が不出馬を表明しており、今回は新時代の品川区の顔を決める選挙となる。現在、5氏が出馬を表明しているのだが、その中から東京都議会議員を2期務めた森沢きょうこ氏(無所属)に話を聞いてみた。(9月1日取材)

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