日本人初カンヌ女優賞・岡本多緒「義母はチベット難民」ケイト・ブランシェットは「憧れ」
「PEACE FOR ALL×難民映画基金 ショートフィルム特別上映会」に登壇した岡本多緒
「PEACE FOR ALL×難民映画基金 ショートフィルム特別上映会」が6月18日、都内で行われ、第79回カンヌ国際映画祭で日本人初の最優秀女優賞を受賞した俳優・モデル・映画監督の岡本多緒が登壇した。
主演作『急に具合が悪くなる』が明日から公開となる岡本は、多忙の中で登壇した理由を「私自身が映画作りに携わっている理由、映画に対して大切だと思っているのは、一人ひとりのストーリーがより多くの人に伝わることでより良い世界、優しい世界につながっていくのではないかと信じていること。そうした中で、難民の人たちのストーリーがより多くの人に届くことは大切ですし、そうした活動をユニクロさんをはじめとした皆さんが支援していると聞いて、もし良かったらぜひ登壇させてくださいと参加させてもらった」と自らの希望だったことを明かす。
2023年から映画監督としての活動も開始した岡本は、チベット系移民をテーマにした監督最新作『マイ・スウィート・パーラ(My Sweet Pala)』について「パーラ(Pala)というのはチベット語で “お父さん” という意味。私の義母はチベット難民で、1950年代にチベットから亡命し、最終的にはスイスで生活している。そうした背景を持つ中で、私は夫(米ファッション誌『The Last Magazine』元編集長のテンジン・ワイルド氏)や夫の家族、友人を通じてチベット問題をはじめ、人権問題や難民といった社会情勢を学んでいった経緯がある」と語る。

