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判定勝ちに反省の皇治が「女の子に癒してほしい」と突如“甘えモード”を発動【K-1】

2019.03.11 Vol.Web Original

倒せなくて「マジでへこむ」
「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K’FESTA.2~」(3月10日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ)の一夜明け会見が3月11日、東京都内で開催され、「日本vs世界・7対7」に出場し、ヤン・サイコに判定勝ちを収めた皇治は「反省している。倒せなくてへこんでいる。勝つことは当たり前で、倒すことにこだわっているからマジでへこんだ」といつになくローテンション。そして「女の子に癒してほしい。誰か癒して」と突如 “甘えモード”を発動した。

 試合については「倒そうとしすぎて硬くなった。人間ってこんなに倒れないか、と。あいつも空気読んで倒れろよ、って。やってきたことが何もできなかった。ファンに期待させていたし倒すと約束していたのに、それを守れなくて反省している」と振り返った。

 しかし武尊がラジャダムナンスタジアムの現役王者ヨーキッサダー・ユッタチョンブリーにKO勝ちし、皇治は武尊と判定負けということで「俺のほうがラジャ王者より強いってことですよね。俺はその“間接株あがり”をするために武尊君を育てているんです。武尊君がいろいろな奴をKOしてくれたら俺の株が勝手に上がるというのが俺のシナリオ(笑)。あいつがいい感じに育ったところで、もう1回俺があいつの首を狩りに行ければ最高かなという作戦を立てている」と徐々にいつもの皇治節が戻って来る。

武居がこぼれるK-1愛「RISEとかONEには絶対に負けたくない」【3・10 K-1】

2019.03.11 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K’FESTA.2~」(3月10日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ)で行われた日本のK-1ファイターと海外の強豪選手による対抗戦「日本vs世界・7対7」は日本の3勝4敗に終わった。

武尊「気持ちの強さは絶対に負けない。気持ちの強いほうが勝つ」【3・10 K-1】

2019.03.09 Vol.Web Original

ヨーキッサダー「私は今までKOされたことはない。私のほうが強い」
「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K’FESTA.2~」(3月10日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ)の前日計量と会見が3月9日、東京都内で開催された。

 会見ではメーンで対戦する武尊とヨーキッサダー・ユッタチョンブリーが静かに火花を散らした。

 この一戦は「日本vs世界・7対7」の最終戦であり、ヨーキッサダーは現役のラジャダムナンスタジアムのフェザー級王者とあって、「K-1vsムエタイ」をはじめさまざまな対立構造を含んだ試合となる。

 ヨーキッサダーが「ムエタイには長い歴史がある。私はいろいろな強い選手と戦ってきたが、今までKOされたことはない。私のほうが強い。私はムエタイ代表として参戦している。私はラジャのチャンピオンで武尊選手はK-1のチャンピオン。チャンピオン同士の試合なので必ず楽しくなると思う」などと話せば、武尊は「戦ってみないとどちらが攻撃力が上だとかは分からないこと。僕は世界中のどのファイターにも気持ちの強さは絶対に負けない。格闘技の強さは技術、スピード、パワーは大事だが、一番大事なのは気持ち。気持ちの強いほうが勝つ」としたうえで「明日の試合は僕個人の試合ではなく、日本vsタイ、日本vs世界、K-1vsムエタイといったジャンルや国を背負った戦いとなる。僕が勝つことは“K-1最高”を証明することにもつながる。そもそもK-1は世界最高の立ち技を決めるために立ち上がった大会。そういう大会にするにはK-1のチャンピオンが世界最強じゃなきゃいけないと思っているので、明日はそれを証明する試合になると思う」などと話した。

城戸康裕、将棋の公開練習?!【3・10 K-1】

2019.03.01 Vol.web original

「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K’FESTA.2~」(3月10日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ メインアリーナ)に出場する城戸康裕、皇治、金子晃大が1日、公開練習を行った。
 いずれも強烈な個性の持ち主の3人。皇治は時間通りに現れ黙々とストレッチ。金子は遅れて到着するとマイペースで準備。そして城戸は練習着ではなく、着物にカツラ、そして顔には何やらメイクを施している。
 きっちりと公開練習をこなした皇治と金子に対し、城戸の公開練習は将棋。どうやら将棋の相手を対戦する久保優太に見立てて、仮想試合をしているらしい。将棋の本を見つつ、なんとか相手陣営の“仮想”久保に勝とうとするが、戦況はどんどん不利に。「久保君はテクニシャンだから、全然ダメだな。やっぱすごいわ。ボコボコだ。全然勝てない。この本の通りにやってるんだけど…って、オイ! この本は久保君の『K-1チャンピオンの億を稼ぐ株式投資術』じゃないか。これのせいだったんだ」と久保の著書を放り投げるという壮大な一人コントを行った。最後は将棋で“仮想”久保に圧勝するという流れで「やっぱり自分の考えでしっかりとやらないとね」というオチで締めた。公開練習という名の城戸劇場を楽しみつつ、結局いつも通り城戸のペースにのせられた形となった。

「K-1 AWARDS 2018」船越栄一郎(?)もびっくり! 皇治と城戸が受賞式でお約束のあの芸を披露

2019.02.02 Vol.web original

 K-1グループの「K-1 WORLD GP」「Krush」「KHAOS」の3つのプロ大会と「K-1アマチュア」に出場した選手、および全試合を対象にした年間表彰式「K-1 AWARDS 2018」が1日、都内のホテルで開催された。今回が2回目となる同表彰式。昨年は「最優秀選手賞(MVP)」に武居由樹、「最高試合賞」に武尊、「ファンが選ぶ賞(ベスト・オブ・エンターテイナー賞)」に城戸康裕が受賞。今回は「最優秀選手賞」に武尊、「最高試合賞」に山崎秀晃と安保瑠輝也、殊勲賞に木村”フィリップ”ミノルが選ばれたほか、「敢闘賞」に、昨年初のK-1大阪大会で武尊と対戦し、大会を大いに盛り上げ皇治が選ばれた。

 表彰式の舞台に上がった皇治の前に現れたプレゼンターは、なんとあの船越英一郎。のモノマネでおなじみのガリットチュウの福島。サスペンス調のBGMをバックに軽い刑事コントで登場。受賞コメントを求められた皇治は「ふなっしーに一番ビビってます」と苦笑い。昨年の武尊との対戦について「武尊君に殴られただけでしょ。去年殴られすぎてうちのオカンが起こっているので、今そこでさわやかに笑っている武尊君をボコボコにします」といつもの皇治節で振り返った。

 その後は福島に無茶ぶりでギャグを要求。福島がやると「おもしろいけど、うちの先輩はもっとおもしろい。ここはキー坊先輩、来てください」と会場にいた城戸を呼び込んだ。「今年は(昨年受賞した)エンタメ賞がないので、出るところがない」とぼやく城戸に、皇治は「おもしろいギャグをやって」とまたもや無茶ぶり。ちょっとムッとした城戸が詰め寄ると、皇治も負けじと応戦。軽く手も出て一触即発か?!と思ったところで、お約束のキス。息ぴったりなおもしろコンビが誕生した。

 さらに、皇治は次の試合のために何かアイデアをくれと頼むと、福島は「僕がやっているせんとくんをあげます」と返答。「じゃ、そうします。せんとくんでいきます。試合のコスチュームもせんとくんにします」と即決。果たしで次の試合ではどんなせんとくんで登場するのか。そこも注目だ。

復帰戦の皇治、今年の目標は「RIZIN、KNOCK OUT。俺は1人でも行く」【3・10 K-1】

2019.01.18 Vol.Web Original

3・10「K’FESTA.2」で復帰戦
 K-1平成最後のビッグマッチとなる「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K’FESTA.2~」(2019年3月10日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ メインアリーナ)の第三弾カード発表会見が1月18日、東京都内で開催された。

 昨年12月の大阪大会でメーンを務めた皇治が早くも復帰戦に臨むこととなった。「日本vs世界・7対7」でドイツのヤン・サイコと対戦する。

 皇治は冒頭「出る気は全然なくて断った。でもファンのみんなが見たいと言ってくれているから、じゃあ出ようかなと思った。それに宮ちゃんに代わって、拓ボン(中村拓己氏)にプロデューサーが変わってK-1の人気が下がったとなったらかわいそうだなと思って。拓ボンのために出てあげようと決めました」と独特の言い回しで参戦の経緯を語った。

皇治「戦う可能性のある奴とは喋らない」

2018.12.22 Vol.713

『JAPAN MOVE UP supported by TOKYO HEADLINE』
「日本を元気に」を合言葉に毎週土曜日午後9時30分からTOKYO FMで放送中。(ナビゲーター:一木広治/Chigusa)

武尊と皇治が究極の殴り合い。初の大阪大会締めくくる【12・8 大阪K-1】

2018.12.09 Vol.Web Original

完全アウェーの中、武尊が初防衛
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~K-1ライト級世界最強決定トーナメント~」(12月8日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場)で行われた「K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級タイトルマッチ」で武尊が皇治を3R判定で破り初防衛を果たした。

 オープニングではトーナメント出場選手の入場式の後、改めて2人だけの入場式が行われ、この対戦が特別なものであることをうかがわせた。

 2人がリングに並び立つと一際大きな歓声が上がる。「選手退場」のコールがかかると、すっと踵を返し、ロープ際で何かに祈るようなしぐさを見せたもののすぐにリングを降りた武尊に対し、両手を上げファンの歓声に応える皇治。ここから好対照な2人だった。

 セミファイナルの「ライト級世界最強決定トーナメント」の表彰式が終わり、メーンの煽りVが流れると場内は異様な熱気に包まれる。そして大「皇治コール」のなか皇治が登場する。武尊にとってはここまでアウェーな状況での試合は初めてだ。

 試合前、中央でのレフェリーの注意の際に先に中央に歩み寄った皇治に対し、武尊はしばらく皇治を待たせる形で遅れて中央に歩み寄る。そしてにらみ合う2人。

 試合は1Rからともに手を止めずに激しい打撃戦を展開。武尊の強烈なパンチ、そしてボディーへのヒザが皇治を襲う。自らもパンチを繰り出し、反撃する皇治だったが、ラウンド終盤、右フックで腰が落ち、ダウンを取られてしまう。

皇治「卜部功也に負けた時にK-1を大阪に持って帰るしかないと思った」【12・8 大阪K-1直前インタビュー】

2018.11.30 Vol.Web Original

 新生K-1初の大阪大会「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K-1ライト級世界最強決定トーナメント~」(12月8日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場)の開催まであとわずか。本紙ではここに出場する選手の中からさまざまな角度でピックアップした選手にインタビュー。

 今回は大阪出身で、かねてから「K-1を大阪に持って帰る」と言い続け、それを現実のものとした皇治に話を聞いた。

皇治が武尊にきつい一発「パンチは全然うまくない」【12・8 大阪K-1】

2018.11.28 Vol.Web Original

「まさか俺とやるとは思ってなかっただろう。相当乱れて脅えている」
 新生K-1初の大阪大会となる「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K-1ライト級世界最強決定トーナメント~」(12月8日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場)で武尊の持つK-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座に挑戦する皇治が11月28日、東京都内で公開練習を行った。

 皇治は3分間のミット打ちの中で重いパンチと蹴りを叩き込み好調な仕上がりを見せた。

 皇治は今年3月に行われた卜部弘嵩戦を前に練習拠点をシルバーウルフに移し、大宮司進トレーナーのもと厳しいトレーニングを続けている。

 練習後の会見では武尊戦に向けても「めちゃくちゃ普通。この1年間は俺の中では地獄の合宿だと思っている。毎日最高の地獄を味わっています」と話し、「特に気合が入っている?」という質問には「いつも気合入ってますやん(笑)。いや、マジでいつも通りです」といつも通りのハードワークであることを強調。そして「カッコつけるのが超好きだから、12月にスーパースターになれると思うと超ワクワクしている。そんな感じで日々生き生きしていますよ」とその練習に耐えられるモチベーションを明かした。

 対戦相手の武尊については「俺が最初に“タケポンとやる”と口にしたときからずっと研究してます。だから相手がやってくることも分かっている。あいつはパンチより蹴り。その蹴りさえ潰せばパンチは全然うまくない。タケポンは今回不利ですよ。まさか俺とやるとは思ってなかっただろうし。俺はずっとやると決めていた。この数か月間で起きたことにタケポンはついて来られてない。昨日の公開練習もしっかり見たけど、“気持ちがどうのこうの”って言ってたし、相当乱れて脅えているんやろうなって思っています」とリング上の対策はもちろん、心理戦でも上に立っているとの認識を示した。

 フィニッシュについては「必殺の延長判定勝ち(笑)」と前回のスタウロス戦を早速引き合いに出しうそぶくも「とか言ってここで倒したらバリバリカッコいいですよ。その最高のカッコつけを狙ってますから」とKO決着を口にした。

 最後は「12月はこんなにみんなに担がれて地元で戦えるって、こんな幸せなことは無い。これを単なる思い出とか自分がK-1を大阪に持ってきたとかいう栄光に浸るんじゃなくて、しっかり命を懸けてベルトを獲るのがみんなへの恩返しだと思っている。今はたくさんの方に支えられている。12月に恩返ししようと決めているから、不可能と言われているけど、あいつから全てを奪ってやろうと思っている」と締めた。

新生K-1初の大阪大会 2カ月前に全席完売の舞台裏

2018.11.14 Vol.Web Original

12月8日についに大阪上陸
 新生K-1となって初めての大阪大会が12月8日に開催される。

 しかしすでにチケットが完売という予想外の状況に関係者の中でも戸惑いが広がっているという。

 現体制になってからのK-1は2014年11月に東京・代々木第二体育館で旗揚げ戦を行い、以降、ここを拠点に大会を開催してきた。旗揚げ戦から満員御礼が続き、チケットは早い段階から動き出し、大会1カ月前には完売という状態が続いていた。

「もっと大きな会場で開催すれば」という声もあったが、代々木第二体育館のすり鉢状の会場は熱気を生みやすく、代々木という場所的な好条件が揃っていたこと。なにより大風呂敷を広げ過ぎて最終的に立ちいかなくなった旧K-1を外から見ていた宮田充K-1プロデューサー(当時は運営の責任者)にとっては目先の人気に浮かれることなく、着実に足場を固めるには代々木は最適な会場と映っていた。

 そんななか、代々木第二体育館が改修工事のため使用不可能に。ここで宮田氏はさいたまスーパーアリーナへの会場変更を決断する。2017年2月にこの発表がされた時は誰もが「メインアリーナ」での開催を想像したが、なんとコミュニティアリーナでの開催。

 宮田氏は当時について「もともとさいたまスーパーアリーナのメインアリーナでやりたいという思いはあった」と前置きしたうえで、「首都圏にはいろいろな魅力的な会場はあるが、会場を転々とするのはあまりいいこととは思わなかった。代々木の次はどこがふさわしいかと考えたら、さいたまスーパーアリーナのコミュニティアリーナだった。スーパーアリーナさんからもどんどん使ってほしいと言っていただいたので、ホームをさいたまスーパーアリーナに移すことに決めた」

 いきなりメインアリーナで開催しようとは思わなかった?

「それは考えなかった。さいたまの最初の大会は2017年の6月だったのだが、年間最大のビッグマッチというのは年の最後か真ん中か頭かと考えた時に3月、春がいいのではないかと思った。それで“ロード・トゥ・さいたまスーパーアリーナ3連戦”とし6、9、11月にコミュニティアリーナで3大会開催して3月の『K’FESTA.1』につなげる流れにした」

 メインアリーナでは年に1回の開催にとどまっているが、複数回でも十分埋まるのでは?

「メインアリーナはどんどんやりたいんですが人気の会場なので取れないんです。2020年のオリンピックが終わるまでは首都圏は会場を取るのが大変だと思います」

 宮田氏の目論見通り、コミアリでの3大会は査定試合という意識が選手たちにも植え付けられ、より一層リング上は充実する。

 そこで待望のメインアリーナ大会の開催となる。同大会は直前に目玉カードであった大雅vs武尊のスーパー・フェザー級タイトルマッチが大雅の不出場で消滅するという危機に見舞われたが、宮田氏はその空位となった王座をめぐるトーナメント開催に舵を切る。このアクシデントに危機感を共有した選手たちも多く、カード変更にも特にトラブルもなく、思わぬ瓢箪から駒で豪華なトーナメントが実現した。

 そこで武尊が3階級制覇を達成。絵に描いたような大団円にメインアリーナが揺れた。

 すっかり人気が定着した感のあったK-1だったが、これは東京でのもの。今後の課題となるのは全国区での人気の獲得。そして『K’FESTA.1』直後に大阪大会の開催が発表されるのだが、宮田氏曰く「大阪大会の開催についてはいろいろな要素があった。まずK-1を大阪でやってほしいというファンの方々の声が大きかった。実際に強い選手もどんどん出てきている。彼らが輝く舞台があったほうがいいのではないかと考えた。K-1として大阪に進出するとしたら今年、もしくは来年のK’SFESTAの後かと考えていた。ところが12月8日の土曜日に会場が押さえることができた。まさか取れると思っていなかったのだが、取れたので、やるしかないと思った」

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