アジア大会・スケートボード -邂逅-【プロの瞬撮】

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

撮影/文章:長田洋平 (2018年8月28日 アジア大会 スケートボード 男子 パーク)

アジア大会の新種目・スケートボードの印象的なワンシーン。

バックフリップを決めるのは地元インドネシアのジェーソン、14歳。
それを見つめるマレーシアのイアンは、なんと11歳。

二人のことを語る言葉も知識も持ち合わせてはいないが、
なんだかこの瞬間が二人の邂逅のように思えてしまう。

瞬間的に選択したこの構図が、
未来を感じさせる写真になった。

ちなみにジェーソンはこの種目銀メダル。
会場で一番の歓声を浴びていた選手だった。

■カメラマンプロフィル
撮影:長田洋平
1986年、東京出身。かに座。
早稲田大学教育学部卒業後、アフロ入社。
2012年ロンドンパラリンピック以降、国内外のスポーツ報道の現場を駆け回っている。
最近では平昌オリンピック、ロシアW杯を取材。
今年の目標は英語習得とボルダリング5級。

アフロスポーツ

1997年、現代表フォトグラファーである青木紘二のもと「クリエイティブなフォトグラファーチーム」をコンセプトに結成。1998年長野オリンピックでは大会組織委員会のオフィシャルフォトチーム、以降もJOC公式記録の撮影を担当。
各ジャンルに特化した個性的なスポーツフォトグラファーが在籍し、国内外、数々の競技を撮影。放送局や出版社・WEBなど多くの報道媒体にクオリティの高い写真を提供し、スポーツ報道、写真文化の発展に貢献している

■アフロスポーツHP

Photographer


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