ハリル前監督が「コミュニケーション不足」を否定

会見に臨んだハリルホジッチ前監督(撮影・蔦野裕)

 サッカー日本代表監督を4月7日に解任されたヴァイッド・ハリルホジッチ氏が来日し、4月27日に東京都内の日本記者クラブで会見を開いた。

 会見でハリルホジッチ氏はサッカー協会内に自分が仕事をするための部屋を作ってもらい、毎日出勤していたことなどをあげ、解任の理由となった「コミュニケーション不足」を否定。

 そして「誰とのコミュニケーションに問題があったのか?」「なぜ問題があったのなら、その時に田嶋会長と西野氏は言ってくれなかったのか」などと疑問と不満を口にした。しかし最後は「日本代表は今、窮地に陥っている。どうか彼らに準備の時間を与えてあげてください」などとワールドカップの予選をともに勝ち抜いてきた選手たちを気遣った。