【肉体派パフォーマンスが彩る芸術の秋】東京で楽しめる新しいエンタメユニット〜秋の陣

 日々増大している美しく鍛え上げられた肉体へのあこがれ。「筋肉芸人」はブームというよりも定着し、割れた腹筋、大きな筋肉といった筋肉ワードを使って、鍛え上げられた肉体への渇望を素直に表現する人も多くなった。エンターテインメントにおいても肉体への興味は同じようで、熱い視線が集まっている。

(photo by ゴスティ)

筋肉で日本を笑顔に!新たなエンタメ“会いに行ける筋肉”

【マッチョ29】
「筋肉で日本を笑顔に」をモットーに活躍する、世界で最も「キレている」 14人のマッチョからなるエンターテインメントグループ『マッチョ29』。

 2015年から活動を開始し、ライブ活動だけではなく、参加者をお姫様抱っこで運ぶマッチョバスツアー、モリモリの上腕二頭筋を見せつけるかのように氷を砕きかき氷を提供するマチョ氷など、話題性抜群のイベントで“会いに行ける筋肉”として新たなエンタメジャンルを確立。昨年11月には、マイナビBLITZ赤坂(旧 赤坂BLITZ)単独公演を実現させ、これまでに8枚のシングルを発表するなどアーティスト、パフォーマーとしても急成長だ。

 今や地上波でも見かけることが珍しくなくなった彼らだが、今でも毎月、下北沢のライブハウス「SHELTER」にて、ワンマンライブ「劇団マッチョ」を開催中。歌あり、コントあり、プロテインありの多岐にわたるライブは、初めてのファン(ファンクラブ会員は“プロテ員”と呼ばれる)でも楽しめること必至。推しメンはもちろん、推し筋(肉)を見つけて、思いっきり「キレてる!」と叫んでほしい。

 今年の11月29日には、Zepp DiverCityでワンマンライブを開催。「いい肉(1129)作ろう 筋肉幕府」と題されたステージで何を見せてくれるのか期待大だ。見ているだけで何だか元気が出てきそうな存在といえばお相撲さんが代表格かもしれない。だが、健康志向が高まる昨今、元気の象徴はマッチョといっても過言ではない。『マッチョ29』が織りなす笑いあり涙ありの筋肉ステージを見て、心の底から元気になっちゃいましょう!

マッチョ29ワンマンライブ in Zepp DiverCity〜いい肉(1129)作ろう 筋肉幕府〜
【日時】11月29日(木)開場18時、開演19時
【会場】Zepp DiverCity東京(台場)
【料金】4500円(学割2000円)/特典付 粉かぶり席1万5000円

ノブコブ吉村presents東京の“夜”を彩る新感覚ボーイレスクショー

Buttefly東京〜ボーイレスクショー〜
 平成ノブシコブシ・吉村崇が座長となり、自らもT.YOSHIMURA名義でパフォーマンスを行うバーレスクの男性版である『Buttefly東京〜ボーイレスクショー〜』。吉村に加え、よしもとに所属する若手芸人らによって構成されるイベントは、海外などでも活躍する日本を代表するバーレスクパフォーマンス集団「紫ベビードール」のViolet EVA(ヴァイオレット エヴァ)を監修に迎えた本格的なボーイレスクと笑いがミックスされたステージだ。

 バーレスク・ボーイレスクは、露出度の高い衣装を身に着けるところまでは同じだが、ストリップとは異なりポルノに比重を置かず、「見せる」のではなく「魅せる」ことをコンセプトとする。服を脱いでいく過程の中で、いかにして“じらし”や“からかい”を交えながらショーを成立させるか……お笑いの板の上とは違う表情を見せる芸人たちのパフォーマンは一見の価値アリだろう。

 イベントは、お酒を飲みながら楽しめるとあって、お笑い好き以外のオトナな女性客も多い。また、パフォーマンス終了後は演者が会場内を練り歩き、観客は事前に購入する疑似チップを渡すことができるとあって、演者との距離が近いことも大きな魅力。

 毎回ゲストを招くなど、多彩な顔ぶれとパフォーマーが集うイベントは、“華がある”という言葉がピッタリで、大いにテンションが上がること間違いなし。演者とともに笑い、そして盛り上がりたい人は迷わずGO! 11月28日には、渋谷・道玄坂にある「duo MUSIC EXCHANGE」で開催が決まるなど、要注目のイベントになりつつある。

T.YOSHIMURA presents Butterfly 東京〜ボーイレスクショー〜《9月公演開催》
【日時】9月23日(日)開場15時15分、開演16時
【会場】AiSOTOPELOUNGE(新宿二丁目)
【料金】2500円〜(※別途1ドリンク代、入場は20歳以上)
【URL】https://butterfly-tokyo.com/
【動画】https://www.youtube.com/watch?v=hjOg0q0Jmis

音楽×演劇×格闘技のハイブリッドエンターテインメント

魔界
 プロレスのリングを舞台に演劇と音楽と格闘技が融合した独特のライブエンターテインメントを展開する「魔界」。

 2014年4月に「魔界錬闘会」としてスタートし、プロレス×音楽×演劇のミクスチャイベントとして人気を博し、2017年には「ハイブリッドエンターテインメント・ファイティングミュージカル魔界」として進化。2015年からはほぼ月1でイベントを開催し、今年8月には50回の節目を迎えたロングランなイベントだ。

「魔界」というのは現世と対極となる「冥界」の間に存在し、過去に非業の死を遂げた者が集い、永遠に続く戦いに明け暮れる場所。

 この世界観のもと、魔界では伽羅奢率いる「黒魔術軍」と安倍晴明率いる「五芒星軍」、平将門の娘・滝夜叉率いる「魔界水軍」が三つ巴の戦いを繰り広げていく。

 演劇のパートは安倍晴明、前田慶次、細川伽羅奢といった歴史上の人物を中心に物語が展開されるのだが、演じるのは舞台役者に限らず、アクション俳優、ダンスユニットのボーカル、そしてプロレスラーや格闘家などさまざまな分野で活躍中の面々。
 物語のクライマックスとなる格闘シーンでは女子プロレスラーの志田光、元新日本プロレスのAKIRA、日本が誇るハードコアレスラーの葛西純といった“本物”たちがその役名の物語を背負って激しいバトルを展開する。

 この戦闘シーンには世界クラスのミュージシャンたちが奏でる生演奏がシンクロ。その複雑で壮大な世界観の物語を一層盛り上げていく。

 音楽、演劇、格闘というそれぞれのジャンルのファンが楽しめるのはもちろんなのだが、それまで興味のなかったジャンルにも出会えるチャンスも満載のイベントだ。

「第51回 魔界 〜夢幻ドリームウォリアーズ〜」
【日時】9月21日(金) 開場18時、開演19時
【会場】魔界アリーナ(新木場1stRING)(新木場)
【料金】プレミアシート 南1列目 (い列) 6500円、南・東・西スーパーシート 南2・3列目(ろ・は列) /東1列目(い列) /西1列目(い列)5500円、ひな壇スーパーシートひな壇中央5500円、指定席ひな壇東・西/東西指定席 2・3列目 (ろ・は列) 4500円、レディースシート 北1・2列目 (い・ろ列) 4500円、セーフティシート北3列目 (は列) 4500円、スタンディング自由立ち見エリア 3500円
【URL】https://www.makaisyojyoken.com/