片寄涼太と清水くるみがコインランドリーで恋して…『TOKYO COIN LAUNDRY』11日配信スタート

(C)LDH ASIA
ーーそれぞれ演じられた役柄とご自身の共通点はありましたか?

片寄:ボケ側ではなく、ツッコミ側であるところですかね(笑)。琴音ちゃんが取材先のカフェで暴れたりするシーンがあるのですが、その時「ちょっとちょっと」と止めに入るような冷静な部分は共通点かなと思います。
清水:確かに(笑)。私はこの役をやったことによって結果的に琴音ちゃんに似ていったところはあると思います。役と出会ってどんどん明るさが増していったからこそできた演技でもあって、最近演じた役で琴音ちゃんを軸にして作り上げた役もあったほど、寺坂琴音を演じたことは私にとってとても大きかったです。
片寄:逆に自分はストレートというか、思ったことは表現するタイプなので、蔵島のあまり表に出さない秘めた想いを大切にしているところは優しい男だなと感じていました。最後に見せる男らしさというか、成長した部分も含めてそう感じたんだと思います。

ーー役者さんは、さまざまな環境の人を演じられる面白さがあると思いますが、今作でも演技を通して感じた気づきが多かったと?

片寄:下北沢やスカイツリーといったこれまであまり馴染みのなかった東京の街にも行かせてもらえて、改めて東京ってすてきだなと思えたというか、普段の自分の生活ではなかなか出会えない空気感の中にも足を踏み入れることができたのは新鮮でした。今回演じたようなお仕事で言えば、会社で怒られたりすることも日常茶飯事なのではないかと思うんです。そういった日常の中でコインランドリーに通っていることが少しの息抜きになっていたりだとか、琴音ちゃんと出会ったことがひとつの希望の兆しになったりであるとか、日常のどこにきっかけが隠れているかわからないんだなというのは、この役を通して感じられたことだと思います。

ーー今作ではいろいろなきっかけを経て成長していく人たちの姿が描かれていますが、蔵島優斗と寺坂琴音との出会いもそのひとつですよね。それぞれの演技や印象についても聞かせてください。

片寄:清水さんと最初にお会いしたのは本読みの時で、ノリのいい子なのかなと思いながら接してみたんですが、蓋を開けてみると実は人見知りだったと(笑)。印象としては初対面から気さくに対応してくださったので、明るい方なのかなと思っていたんですけど、実際に話してみるとすごくマジメというか。先ほど清水さんの発言にもあったように、撮影が進んでいくにつれて役の持つ部分も意外とあるのかなとは感じたのですが、本来的にマジメで仕事に対する向き合い方も尊敬できるところがたくさんありました。
清水:私もまったく同じ印象を片寄さんに持っています。最初の本読みの時ってシーンとすることが多くて、その後に現場で仲良くなっていくものだと思うのですが、今回は本読みの時から「同い年ですよね?」と気さくに話しかけてくれたことにとても驚きました。お会いする前はおとなしい感じの方なのかなとイメージしていたのですが、声をかけてもらえたことで現場も温かいものになったと思いますし、そのまま片寄さんが引っ張ってくれた気がします。その後に聞いたら「仲良くなる役でもあったから」と言っていて、役を考えた上でそういうふうにしているのはすごい人だなと刺激を受けました。
片寄:そういう意味で言えば、僕も同い年で真摯にお芝居と向き合っている方とご一緒できて刺激をいただきましたし、勉強させてもらえたと思っています。