MIYAVI、UNHCR親善大使として「音楽を通じて人の心に働きかける」【BEYOND 2020 NEXT FORUM 総合セッション】

「BEYOND 2020 NEXT FORUM 総合セッション ―日本を元気に! JAPAN MOVE UP!―」リポート【第3部】
 2019年に東京2020公認プログラムとしてスタートし、2020年以降の日本を活性化するためのプロジェクト「BEYOND 2020 NEXT FORUM」。その活動の集大成となる「BEYOND 2020 NEXT FORUM 総合セッション ―日本を元気に! JAPAN MOVE UP!―」が3月23日に行われ、アーティストで国連UNHCR親善大使のMIYAVIやDJで音楽プロデューサーの☆Taku Takahashi(m-flo)、ジャーナリストの堀潤など豪華なメンバーが次々と登壇、その模様がYouTubeでLIVE配信された。
第3部に登壇した堀潤、衆議院議員の中山泰秀氏、MIYAVI、PwCコンサルティング合同会社の佐々木亮輔氏と「BEYOND 2020 NEXT FORUM」発起人代表の一木広治氏
 第3部では「次世代人材育成 〜SDGsとピースコミュニケーション〜」と題し、堀潤をファシリテーターにMIYAVI、元外務副大臣の中山泰秀衆議院議員、PwCコンサルティング合同会社の佐々木亮輔パートナー、米ニューヨークからビデオ通話で国連日本政府代表部の次席常駐代表である星野俊也大使が登壇した。

 冒頭で堀が「こういう座組みでトークセッションする機会はあまりないですよね」と驚くほど多彩なメンバー構成。まず、日本人として初めてUNHCR親善大使に任命されたMIYAVIは、世界で猛威を振るう新型コロナウイルス問題に触れ「危惧しているのは国家間の摩擦。物流が止まるというダメージが世界中の至るところで起こって、僕たちもストレスを感じている中で、どうやって足並みを揃えて解決策を見出していくのか。一緒にこの問題を沈静化させるために、世界中の機関がリードして、どう解決していくのかの岐路に立たされている気がします。コロナ問題だけではなく異常気象、難民問題、飢餓、貧富の格差……いろいろな問題がある中で、どうやったらひとつになれるのか、どうやって平和を伝えていけるのかがすごく大事だと思いますし、日本の僕たちができる役割もあると思う」と問題提起。
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