免疫力アップには「からだの冷え」が大敵?専門店から温活メニュー続々登場

 感染リスクが高まる真冬に向けて、高めておきたい免疫力。規則正しい生活や適度な運動はもちろんのこと、意外と見落としがちなのが「からだの冷え」。内臓が冷えて動きが鈍ると、ストレスや倦怠感を感じやすくなり、免疫力が低下するとの指摘もある。コロナ禍でこれまで以上に健康意識が高まる中、都内で続々と登場する「温活メニュー」をご紹介。
美腸・腸活を意識したメニューを中心に展開する南青山の『L for You』。
体内発酵メニューで「腸冷え」を改善

 南青山で美腸・腸活を意識したメニューを中心に展開するカフェ『L for You』では、免疫力アップに期待できる「体内発酵メニュー」が登場。彩り豊かな一品で、内臓の中でも特に冷えやすいと言われる腸に、おいしくアプローチしたい。

 新メニューは、大腸内で善玉菌のエサとなり、体内で発酵する水溶性食物繊維「イヌリン」を豊富に含むのが特徴。免疫力アップのために納豆やヨーグルトなどの発酵食品が効果的というのは知られていても、水溶性食物繊維が重要であることはあまり知られていないもの。水溶性食物繊維のイヌリンは、ゴボウや玉ねぎ、ニンニクに多く含まれ、食べることで体内で発酵し、「短鎖脂肪酸」が作られる。この短鎖脂肪酸が体温を上昇させて、エネルギー消費を増やすほか、善玉菌の住みやすい環境を作り、腸内環境を改善する効果も期待されている。
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