王者・老沼の「強さ見せる」に心直は「REBELSにも大番狂わせは必要」【REBELS.68】

11月大会の汚名返上に燃える渡慶次幸平

ラウェイ王者・渡慶次幸平「11月の負けをみんなが忘れるくらいの試合を見せる」


 第3試合では71.5kg契約で津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム)と渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺)が対戦する。

 渡慶次は2018年12月にミャンマーで開催されたラウェイの国際大会『KBZ グランドファイナル』で日本人2人目の王者に輝くなど、ラウェイのトップファイター。今年9月にキックボクシングルールに初挑戦し、初戦は釼田昌弘にTKO勝ちを収めたものの、11月の小原俊之戦ではヒジで顔面を切られ、TKO負けを喫している。

 渡慶次は「僕のパンツスポンサーである清水工業さんのワンマッチスポンサーを今回、BLACKとREDのメインイベントに取られてしまった。それは前回、僕がヒジで切られて負けてしまったからだと思ってます。清水工業さんのワンマッチスポンサーを取り返すためにも今回は絶対に勝ちたい。今年、無法島トーナメントと創世のタイガプレゼンツのトーナメントがあったと思うが、そのMVPもまだ決まってないと思う。僕は9、11、12月と3大会出て、11月は負けちゃったけど、その11月の負けをみんなが忘れるくらいの試合を明日見せて、ボーナスをもらって、笑顔で2021年に乗り込もうかなと思っている。来年で引退するので僕の試合を見逃さないでください」と11月のリベンジを期した。

 対する津崎は「今年は2戦やって2戦ともチャンピオンと試合をさせてもらった。3戦目がラウェイの世界チャンピオンということで明日はとても楽しみにしている。僕は去年挑戦させてもらったが、REBELSスーパーウェルター級のベルトがどうしても欲しいので明日勝ってつなげたい」とこちらも勝利へのどん欲な姿勢を見せた。