王道の冒険映画にしてアンハサウェイを愛でまくれる「魔女がいっぱい」【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

 こんにちは、黒田勇樹です。

 先日、舞台が終了しまして、一瞬、抜け殻になったんですが翌日からすでに来年に向けて走り出しています。

 ちょっと早いんですが、振り返ってみると今年は7本の作品を作りました。新型コロナ禍で、我ながらよく頑張ったと思います。

 来年についてはまだ発表できないことが多いのですが、今年よりもなお一層、充実したものになる予感がしています。そのためにも早くコロナが収束してほしいと思う今日この頃です。

 さて今週も始めましょう。
黒田勇樹
 同い年ということもあり「プリティプリンセス」で見つけて「レ・ミゼラブル」で愛して「シンクロナイズドモンスター」で心配した、アンハサウェイちゃんの新作「魔女がいっぱい」を観てきました。ちなみに僕の同世代にはビヨンセとか宇多田ヒカルとか藤原竜也とか「キレる17才」と呼ばれる犯罪者たちが列挙しています。

 作品は、僕が「最高の映画」と思っているひとつ「バックトゥザフューチャー」のロバートゼメキス監督。

 超王道の冒険映画で「グーニーズ」とか「ネバーエンディングストーリー」「ホームアローン」みたいに毎年、金曜ロードショーでやって欲しい傑作でした。
85年に「BTTF」を33才で撮ったゼメキスが、68才の今もこんな傑作を取っていること自体が、38才の映画少年である僕に勇気を与えてくれます。

 で、ちょっとメタ的な感想を言わせてもらうと、

「プリティプリンセス」では「すげー美人で上手な子が出てきた!」と思い、「レミゼ」で「成功が約束された!」と思ったのに、総合プロデュースと主演をつとめた「シンクロナイズド~」で、「アルコールにまつわる問題」がテーマにされていて「おいおい、大丈夫かよ?お前もカルキンコースか!?」と、勝手なお節介で心配していたアンハサウェイ。

 が…

 めっちゃ楽しそうに魔女を演じていて、それだけで泣くかと思いました!

 プラダを着た悪魔とかオーシャンズ8とかでコミカルな演技は観ていたけど、今回はひと味違うというか、母になったアンの「子供たちへの愛」みたいなのが全面に出ていて、

 悪役なんですよ!?完全に子供にやさしい所なんてひとつもない“完全悪”の役なのに、それを演じきった上で伝わってくる“愛”

 説明が難しいんですが「怖がらせてやろう!」っていう愛、ありませんか?それをとても楽しんで演じていて、惚れ直しました。

 子供たちは主人公の冒険を、大人はアンの脇の下とふくらはぎの美しさを楽しんでいれば、一瞬で時が過ぎてしまうような大傑作でした。
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黒田勇樹(くろだ・ゆうき)
1982年、東京都生まれ。幼少時より俳優として舞台やドラマ、映画、CMなどで活躍。
主な出演ドラマ作品に『人間・失格 たとえば僕が死んだら』『セカンド・チャンス』(ともにTBS)、『ひとつ屋根の下2』(フジテレビ)など。山田洋次監督映画『学校III』にて日本アカデミー賞新人男優賞やキネマ旬報新人男優賞などを受賞。2010年5月をもって俳優業を引退し、「ハイパーメディアフリーター」と名乗り、ネットを中心に活動を始めるが2014年に「俳優復帰」を宣言し、小劇場を中心に精力的に活動を再開。
2016年に監督映画「恐怖!セミ男」がゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて上映。
現在は、映画やドラマ監督、舞台の脚本演出など幅広く活動中。

公式サイト:黒田運送(株)
Twitterアカウント:@yuukikuroda23

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