パラ卓球のアート展が渋谷で開幕。パラスポーツ×アーティストのコラボで新たな魅力届ける

人形アーティストの中村弘峰氏による「パラ卓球人形」。飾り台の金箔はあえて擦れ加工にし、ラリーの痕跡や選手たちの努力を表現したという。
 伝統工芸とのコラボも必見だ。人形アーティストの中村弘峰氏は、博多人形の技法で「パラ卓球人形」を制作。義足を履いたり、車いすに乗る選手の身体の特徴をひとつひとつ丁寧にかたどった。五体満足の象徴として、健やかな成長を願って贈られることの多い古典人形だが、愛らしく生き生きした「パラ卓球人形」の佇まいに「現代の五体満足とは何か」を問いかける作品になっている。海外で活躍する写真家・松井文氏の作品『選手たちの笑顔』は、試合中の緊張感とは違うリラックスした表情を切り取り、選手たちの魅力を届けた。

 来場者の紗綾さんは「これまで卓球は“スポーツ”というイメージでしたが、試合だけではわからない細かな表情を描いていて奥深い。色々な表現の仕方があるんだなと思いました」と感想を話す。同協会広報で、本展覧会のキュレーターを務める立石イオタ良二さんは「スポーツとアートは対極に思えますが、実は一緒です。アスリートとアーティストが競技を深く理解して、追求する姿には似ているものを感じました。一見、真逆と思えるものもそうやって認め合えるのでは。そうした世界が広がればいいなと思います」と期待を込めた。

 本展覧会は来週以降、会場外でも楽しめる「オンラインギャラリー展示」が開催される。作品そのものや制作過程を記録したドキュメンタリー映像のほか、車いすに乗った人の視点で見える展覧会の様子など、オンラインならではの工夫も凝らす。『PARA HEROes 展』は29日まで。
写真家の松井文氏による作品「選手たちの笑顔」。
世界最大級の広告賞「カンヌクリエイティブフェスティバル」Design部門で金賞を受賞した「パラ卓球台」も展示。
『PARA HEROes 展』
【会期】2021年1月18日(月)~29日(金) 平日のみ
【時間】10:00~17:00
【会場】渋谷区役所15階 スペース428
【料金】入場無料
【主催】一般社団法人日本肢体不自由者卓球協会 / 渋谷区
【協賛】乃村工藝社/GOOD DAY CLINIC/COCO gallery/株式会社 ENZOU ライカカメラジャパン株式会社/日本青年国際交流機構
イベント詳細URL(渋谷区HP)
https://www.city.shibuya.tokyo.jp/bunka/olypara/space428tenji.html
※オンラインギャラリーは渋谷区HP、パラ卓球公式 HP、公式 Instagramで公開予定

パラ卓球公式HP
https://jptta.or.jp

パラ卓球公式Youtube
https://m.youtube.com/channel/UCMxQDra2VFZROhE_gaa37Zw
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