1話約2分のTwitterドラマ『はつ恋とビー玉 ~10の約束~』で共演! 越智ゆらの×小南光司 インタビュー

撮影・蔦野裕/小南光司 ヘアメイク・谷本明奈/スタイリスト・OBU-
 もし2人の地元でこんな素敵な作品を作るとしたら?

小南「それ絶対うれしいですよね。自分は神奈川県出身で、神奈川というと夜景や中華街が名所ですけど、もし僕が作るなら地元の人しか知らないようなおすすめスポットでロケしたいですね。この作品みたいに、こんな魅力もありますよ、って伝えたい」

越智「私の地元は大阪の池田市というところで、大都会というほどではないけれど、おいしいご飯屋さんがたくさんあって。ミシュランで星をとった串カツ屋さんなどもあるんですよ。そんなおいしいものだらけの街なので、そういう魅力を紹介してみたいですね」

 ちなみに、現在暮らすこの東京の街の、好きなところと苦手なところは?

越智「私は好きなところも苦手なところも同じで、相手に干渉しすぎないところ。1人の時間を過ごしたいときとか、自分の仕事に集中したいときは過ごしやすいし、わずらわしさもないけれど、私はやっぱり関西出身のせいか、ときどきさみしさも感じるんです。おしゃべり大好きなので、お店の人やタクシーの運転手さんとも世間話をしたいタイプなんですよ(笑)」

小南「僕は東京のギャップが好きですね。都会のオシャレな場所もあれば昔情緒あふれる下町もあり、ジブリ作品のような自然に囲まれた場所もあって。品川区もそうですけど、いろいろな魅力を持っている場所って好きです。ただ、東京は坂が多いのが苦手(笑)。夏の猛暑日に坂をのぼるのが本当にしんどい(笑)」

 幼いころの約束をきっかけに、少し成長する恋人たちの姿が品川区のいろいろな風景の中でつづられていく、どこか懐かしくも新しいラブストーリー。Twitterドラマという、まだ俳優のなかでも経験者の少ない作品に挑戦して、さらに意欲を高める2人。

小南「Twitterドラマという、まだ新しいジャンルに挑戦させていただいて、とてもいい経験になりました。SNS時代のなかで、いろいろな可能性を持ったコンテンツだと思うので、またやってみたいと思いました」

越智「ネットで映像作品を楽しむことが増えている今、一番手軽に楽しめるコンテンツだと思います。そこが勝負どころでもあるのですが、本作は一度見始めたら最後まで見たくなるドラマに仕上がっていますので、ぜひ拡散していただければうれしいです。あと、川野監督が、すごくきれいに2人の表情をとらえてくださっているので、気になったシーンを気軽に見直してみていただければ。武流を見つめる優希の切ない表情とか…クラゲを見ている小南さんの表情もすごくきれいですので!」

小南「そんなこと初めて言われた! ぜひ何度も見てください(笑)」
(本紙・秋吉布由子)