王者KANAが1年3カ月ぶりの復帰戦で前回敗れた壽美といきなり防衛戦【K-1】

久々の会見に「緊張している」とやや硬い表情のKANA

「やりたい相手は壽美選手しかいなかった」

 KANAは「防衛戦だが、前回は自分が負けているので、今回は壽美選手に挑戦するという気持ちで臨みたいと思う。試合当日に一点の迷いもなくリングに上がれるようにしっかり調整していく」とリベンジに静かに燃える。

 自分が欠場中の壽美については「一戦一戦別人のように成長している。強くなった状態で挑戦してくると思う。自分もしっかり強くなった姿で試合をしたい」と評価。また現在のK-1女子については「女子のK-1は自分が作ってきたものだと思っている。女子選手がたくさん出てきてレベルが高くなってきているが、試合にまだまだ迫力が足りないと思っている。改めて自分が引っ張る存在であることを試合で見せたいと思う」と第一人者としてのプライドを見せた。

 この1年3カ月のブランクについては「試合当日にならないとどうなるか分からないが、しっかり準備して当日に向かいたい」と話す。またこの間については「去年の11月に手術をして、スパーリングを始められたのは3カ月後くらい。まずはケガ直すことに専念していた。その間もやれることは続けてきたので、人間的にも選手としても成長している期間だと思う」と語った。もっとも1年3カ月という時間については「思ったより時間がかかった」とも。それだけのブランクがありながらダイレクトリマッチとなることについては「1試合挟むことも考えたが、やりたい相手は壽美選手しかいなかった。どんなリスクがあっても自分がリベンジする形が一番だなと思った」と壽美との対戦に踏み切った心境を明かした。

「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN」(2022年2月27日、東京・東京体育館)
◆K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R
金子晃大(日本/K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)vs 現在調整中

◆K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R
璃明武(日本/K-1ジム総本部チームペガサス)vs 現在調整中

◆K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R
玖村将史(日本/K-1ジム五反田チームキングス)vs 現在調整中

◆K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R
佐々木洵樹(日本/POWER OF DREAM)vs 現在調整中

◆K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R
一回戦(1)勝者 vs 一回戦(2)勝者

◆K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R
一回戦(3)勝者 vs 一回戦(4)勝者

◆K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R
準決勝(1)勝者 vs 準決勝(2)勝者

◆K-1 WORLD GP女子フライ級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
KANA(王者/日本/K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)vs 壽美(挑戦者/日本/NEXT LEVEL渋谷)

◆スーパーファイト/-75kg契約/3分3R・延長1R
神保克哉(日本/K-1ジム目黒TEAM TIGER)vs ダニロ・ザノリニ(ブラジル/ブラジリアンタイ)

◆スーパーファイト/K-1スーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R
アビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール/志村道場)vs 松下大紀(日本/BELIEVE MAN)

◆スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R
山際和希(日本/谷山ジム))中野滉太(日本/POWER OF DREAM)

◆スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R
佐々木大蔵(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST))ヴィトー・トファネリ(ブラジル/ブラジリアンタイ/闘英館)
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