馬頭琴、ホーミー、コントーション…三ノ輪「MJはうす」の「大モンゴルショー」がすごい

馬頭琴とホーミーによる「バト・ドド・ボルドー」の演奏

 メインの「大モンゴルショー」は約70分のライブショー。まず「バト・ドド・ボルドー」の馬頭琴とホーミーによる西モンゴル民謡の演奏。特に初めて生で聞いたホーミーは、口笛のような高音と唸るような低音が同時に出る歌唱法で、目の前で見てもどうやって声を出しているのか分からないが不思議な魅力がある。次に「バトツェツェグ」さんのオルティンドー(モンゴル民謡の長歌)、馬頭琴とピアノと歌による「JUNじゅんバトかいな?」のオリジナル曲が続く。さらにモンゴルで継続して修行し、日本人で初めて弓矢や口で体を支えて回転する技を習得した「ERi」さんによるコントーション、馬頭琴とチェロによる「MJ馬頭琴四重奏」などさまざまな演目があって飽きさせない。

オルティンドーの歌手「バトツェツェグ」さん
馬頭琴とピアノと歌による「JUNじゅんバトかいな?」