ブラックカレー、青いポテサラ…渋谷に小宮山雄飛の「酒場食堂」登場!

 東京・渋谷の「東急プラザ渋谷」6階「シブヤグラン食堂」内のシェアキッチンプロジェクト「もしも食堂」第6弾として、昼夜問わず食堂使いも居酒屋使いもできる「酒場食堂」がオープンした。音楽界のグルメ番長として知られ、渋谷区観光大使でもあるミュージシャンの小宮山雄飛(ホフディラン)とコラボレーションを継続。小宮山が “こういうメニューがあったらうれしい” と考えるメニューをそろえた。

「もしも食堂〜酒場食堂〜」を総合プロデュースした小宮山雄飛(ホフディラン)

 JR「渋谷駅」西口連絡通路「渋谷フクラス歩行者デッキ」直結の商業施設「東急プラザ渋谷」。6階の「もしも食堂」は、さまざまなシェフや飲食店、団体が料理を提供するシェアキッチンプロジェクトだ。その第6弾となる「酒場食堂」は、前回「もしも食堂~WORLD CURRY FESTA」が好評を博した小宮山とコラボを継続、昼夜問わず定食メニューや居酒屋メニューを展開し、世代や国籍を問わず誰もがどの時間帯でも楽しめるオールラウンドな店を目指した。

 総合プロデュースを手掛ける小宮山は「僕自身が本当にお酒を飲むのが大好きで、いわゆる食堂で飲むのもすごく好き。昔はデパートの上に大食堂があって、そこで家族で食事したり、お父さんは飲んだり、子どもが何か食べたりしていた。そういう文化がまた復活したらいいなと思って、あえて東急ストア渋谷の中にみんなで楽しめる場所を作りました」と挨拶。

 さらに東急の歴史にも触れ「もともと渋谷の東急の始まりは、大阪の食堂文化を取り入れて駅舎の2階に開業した『東横食堂』だった。食堂でいろんな人が集まって、おいしい食事を食べたり飲んだりしたという渋谷の街へのリスペクトを込め、あえて食堂という形の酒場にしました」と思いを語る。

 細かすぎるこだわりとして「僕が大好きな壁にずらっとメニューが並んでいる下町の食堂の雰囲気を作りたくて、この短冊は15時間くらいかけて僕が全部張りました。1枚張り出したら気になって気になって……」「壁にサインが張ってあるんですけど、あのサインはまったくの偽物。これから偽の落語家とかお相撲さんとか、偽物のサインをどんどん置いていこうと思っています」と説明し、「英語・中国語・韓国語のメニュー表や野菜だけのメニュー、子どもが食べられるメニューも置くなど、すべての角度に向けて作ったお店なのでぜひ使っていただければ」とアピールした。

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