“初代虎”佐山聡が新格闘技「神厳流総道」を発表。「藤原敏男をモデルにした打撃系の格闘技。この格闘技を作るのが私の夢」

グラウンドでの打撃は寸止め

 極圏はあらゆる打撃、組んでからの投げ、タックルが認められ、足の裏以外の一点が着いた状態をグラウンドポジションとし、グラウンドでは打撃はすべて寸止めとなる。反則は頭突き、ヒジ打ちとなる。

 撃圏のルールは極圏とほぼ同じなのだが、タックルについては胴タックルは認められるものの、足へのレッグダイブ、腰より下の低いタックルは禁止。ただし蹴り足をキャッチしての逆襲攻撃は認められる。また投げられた後などの反撃の際の足を取るタックルは認められる。

 佐山は「キックボクシングの格闘技です。これは蹴り合いのスポーツ。つかんではいけませんよという格闘技です」と6月同様「打撃の総合格闘技」であると説明。演武を行う選手にムエタイ流の動きをさせ「藤原敏男がタイの王者に勝ったのはこういうタイミング」「撃圏の場合はキックボクサーもそのまま試合ができる状態になります」などと説明。そして「藤原敏男をモデルにした総合格闘技、打撃系の格闘技です。世界を席巻するタイ人にも勝てる格闘技。この格闘技を作るのが私の夢です」と明かした。