タレントのスザンヌさん「何かあったら “私も誰かを助けてあげたいな” という意識を持つこと」【関東大震災から100年】

 1923年に発生し、甚大な被害をもたらした「関東大震災」から100年。東京都では100年前の悲劇を繰り返さないよう、都民の安全・安心を確保できる強靭で持続可能な都市を実現することを目的とした「TOKYO強靭化プロジェクト」を策定している。そこで、TOKYO HEADLINEではさまざまなジャンルの著名人に、多様な視点から防災について話を聞いていく。今回はタレントのスザンヌさん。

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2015年から熊本に移住して芸能活動を続けるスザンヌさん(撮影:田辺虎太朗)

 2015年から出身地の熊本に移住したスザンヌさん。2016年の熊本地震、2020年の令和2年7月豪雨の際の体験を聞かせてください。

「熊本に帰って1年くらい経った頃に熊本地震があって、“まさか熊本で地震が起こるなんて” という状況でした。その時は福岡で仕事をしていて、福岡も結構揺れたのですが震源地が熊本と聞いて、心配しているうちに前震の様子が伝わってきました。“今すぐ帰らなきゃ” と思って電話したら、母が “大丈夫よ” と言ってくれたので、子どもを預けたまま広島に移動したんです。そうしたら、広島で仕事が終わった後に本震がきて……。もう一度電話してもつながらないし、新幹線も博多で止まっていたので、福岡の友達に車を出してもらって、片道1時間半を6~7時間かけて帰りました。

 熊本に入るとコンビニエンスストアに何もなくなっていたので、福岡で生活用品を買ってから避難所に向かいました。家族と再会できたのは前震から3日後で、それまでは本当に心配で心配でたまらなかったです。豪雨の時は住んでいる場所から離れていたので、私たちが被災することはなかったんですけど、ボランティアとして復興支援を手伝っていました」

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