笠原弘希がSBの4階級制覇と65kgの日本最強トーナメントの開催をアピール。弟の友希は他団体の王者との対戦に意欲【SB】

セミファイナルで1RKO勝ちの笠原友希(撮影・須山杏)

 セミファイナルでは弟でSB日本スーパーフェザー級王者の笠原友希(シーザージム/)がシンダム・サンライズジム(タイ/元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者)と対戦し、1RKO勝ちを収め他団体の王者との対戦をアピールした。

 1R、サウスポーの笠原とオーソドックスのシンダム。シンダムの右ミドルをキャッチの笠原は左ハイを放っていく。笠原はじりじりと詰めて左ハイ。なおも詰める笠原にシンダムは右ハイ。シンダムの右ミドルがローブローもすぐに再開。笠原はワンツーからローにつなげる。笠原はシンダムをコーナーに詰めると右ミドルの打ち終わりに左右のボディーの連打から左ローを打ち込むとシンダムがダウン。シンダムはそのまま立ち上がれず笠原が1RKO勝ちを収めた。

 笠原は試合後のマイクで「僕、めちゃめちゃ強くなってるんで、K-1王者でもRISE王者でも全然受けて立ちます」と他団体の王者との対戦をアピールした。

 友希はこれまで小笠原瑛作、栗秋祥梧といった他団体のトップクラスを撃破。昨年の「THE MATCH 2022」ではKrushスーパー・フェザー級王者の中島千博からダウンを奪ったうえで判定勝ちを収めている。

友希の左ミドル(撮影・須山杏)
「SHOOT BOXING 2023 act.4」(9月23日、東京・後楽園ホール)
◆メインイベント 64.0kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○笠原弘希(シーザージム)(2R1分4秒、フロントチョーク)ネイサン・ドライデン(イギリス)●

◆第9試合 60.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○笠原友希(シーザージム)(1R2分43秒、KO)シンダム・サンライズジム(タイ)●

◆第8試合 58.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○山田虎矢太(シーザージム)(1R35秒、TKO)パク・ヒョンウ(韓国/キム·ジェ国際エックスジム)●

◆第7試合 53.0kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○佐藤執斗(グラップリングシュートボクサーズ)(1R1分、TKO)松岡宏宜(H・K・A gym)●

◆第6試合 65.5kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○イモト・ボルケーノ(グラップリングシュートボクサーズ)(判定3-0=30-25、30-25、30-25)樋沼朝光(RIKIGYM)●

◆第5試合 63.0kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
●奥田啓介(ANIMAL☆PLANET/BLUE DOG GYM)(1R2分14秒、TKO)金ちゃん(K-Style)○

◆第4試合 67.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
●村田義光(シーザージム位)(判定0-3=28-29、27-30、28-30)都木航佑(キャピタルレイズ fighting GlaNz)○

◆第3試合 63.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
●基山幹太(BELLWOOD FIGHT TEAM)(4R1分15秒、TKO ※本戦判定1-0=29-29、30-28、29-29)ポッシブルK(K’GROWTH)○

◆第2試合 70.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○RYOTARO(龍生塾)(判定3-0=29-24、29-24、29-24)風間大輝(橋本道場)●

◆第1試合 60.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸)(2R1分13秒、TKO)キム・チョンヨン(韓国/鳥致院東洋ジム)●
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