武居由樹が1Rに4度のダウンを奪う圧勝で2度目の防衛。「誰とだってやる。もう一本くらいベルトが欲しい」

王座防衛に会心の笑顔の武居(写真:西村尚己/アフロスポーツ)

 武居は試合後のリング上のインタビューで「とにかく今日は倒さなきゃいけないと思って、最初から飛ばしました。倒しにいきました。1R目から倒していくっていうつもりではいたので。 最初に左フックがいいタイミングで当たったなと思います」と語った。

 ユッタポンはこれまで一度もダウンしたことのない選手だったのだが「最初の雰囲気とか怖さがあったので、なかなか入りにくかったところもありました」と振り返った。

 今回の試合は当初は昨年12月に行われる予定だったのだが、武居のケガで試合が延期になっていた。武居は「ケガをして試合を流してしまって、その時は本当にいろいろ気持ちも落ち込んだりしちゃったんですけど、仲間たちがすごい支えてくれたり、こうやってわざわざBUNTAIまで応援に来てくれたり、みんながいたおかげで、本当に今日まで頑張ってこれました。こうやってメインをやらせていただいて、たくさんの人たちに応援してもらって、メインで1RKOで勝てたことは本当に幸せです。みんなの声援とかすごい聞こえましたし、本当に力になりました。ありがとうございます」と周囲の支えに感謝の言葉。

 そして今後については「まずは指名試合をクリアしないといけないので、それをクリアしたら本当に僕は誰とだってやるので。もう一本くらいベルトを欲しいですね」と王座統一へに意欲を見せた。最後は「まだまだ上を目指してやっていくので、これからもぜひ応援よろしくお願いします」と締めくくった。

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