10月27日にニューシングル『LIVING IN THE DREAM』をリリースした、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE。リビドリの愛称で親しまれるタイトル曲は夢を目指してがんばる人の背中をそっと押してくれるポジティブソング。自分自身にもそんな曲はある? 本サイトとのインタビューに応じてくれたメンバーに聞きました。こちらのページでは、吉野北人さんと龍さんが答えます。
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THE RAMPAGEに16の質問!<「LIVING IN THE DREAM」リリース>
27日にニューシングル「LIVING IN THE DREAM」をリリースした、ダンス&ボーカルグループ、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE。メンバー全員に16の質問をぶつけました!
①シングル『LIVING IN THE DREAM』の収録曲4曲のなかで個人的推し曲は?
②その曲を選んだ理由は?
③「LIVING IN THE DREAM」のリリックにある「人生には効かないUndoさえも楽しみたい」。これまでの人生の中で、やり直したい、もともとなかった/しなかった事にしたいことを教えてください。
④ところで、「LIVING IN THE DREAM」がCM曲になっている、dipのCMに登場する、完悟、開悟、帆郁、弾州の4兄弟。1人と友達になるなら誰と?そう思う理由は。
⑤「OFF THE WALL」は吉野北人さんが地上波連続ドラマ初主演を務めたMBS/TBSドラマイズム『トーキョー製麺所』のエンディング主題歌。ところで、うどんの好みは「コシ」?「やわらかめ」?
⑥好きなうどんのメニューは?(もしくは好きな食べ方)
⑦「OFF THE WALL」は型破りという意味も。自分のオンリーワンだなと思うところ、自分が型破りなところを教えてください。
⑧数日休みが取れそうです。何をする?
➈急に明日休みになりました。何をする?
⑩ざっくり1日で一番使用時間が長いと思われるアプリは?
⑪東京で好きな場所を一カ所教えてください
⑫最近、うれしかったことは?
⑬最近、かなしかったことは?
⑭最後に泣いたのはいつ? どうして泣いた?
⑮最近、感動したことは?
⑯いまの夢は何?
【インタビュー】THE RAMPAGE がチルな新曲で新しい魅力! 吉野北人「ギャップがすごい」
人気上昇中のダンス&ボーカルグループ、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEがニューシングル「LIVING IN THE DREAM」を27日にリリースする。タイトル曲はメンバーが出演するユニークなCMの楽曲、収録曲はボーカルの吉野北人が地上波連続ドラマ初主演を務めたMBS/TBSドラマイズム『トーキョー製麺所』のエンディング主題歌としておなじみの楽曲などだ。最新シングルは、メンバー16人がグループとして活動しながらも、それぞれの力を発揮して活動したこの1年をぎゅっとまとめた作品のようにも思える。当の本人たちはどう思う? 吉野北人、パフォーマーの山本彰吾、武知海青、龍に聞く。
――まずは、シングルのタイトル曲「LIVING IN THE DREAM」について聞かせてください。最初に聴いた時のこと、ファーストインパクトを教えてください。
武知海青(以下、武知):聴き心地が良く、めちゃめちゃチルソングだなというのが最初の印象です。
龍:すごく爽やかすぎてびっくりしました!!『HEATWAVE』の次だったので予想外でした!!
吉野北人(以下、吉野):優しすぎる曲だなと思いました。 今までのシングルは力強い曲が多かったのでギャップがすごいと思いました。
山本彰吾(以下、山本):僕も、ものすごく優しいなと感じました。
――これまでTHE RAMPAGEにはないタイプのシングル楽曲。「LIVING IN THE DREAM」の聴きどころ、見どころ、たくさんあると思いますが……
龍:僕は歌詞を推します! すごく温かく包み込んでくれるよう歌詞でメロディーとリンクした応援ソングになっています!!
吉野:ゆっくり焦らずに自分らしく夢を追っても大丈夫というポジティブなところです。焦ってしまったり力んでしまうと、良いものも発揮できないので、焦らずにゆっくり力を発揮してほしいという想いがこもっています。
武知:何かに行き詰まった時に背中をそっと押してくれる。そんなところがポイントなのかなと思います。
山本:ラフな感じで聴けるところがいいよね。
――リラックスでチルな楽曲。歌ううえで、吉野さんはどんなことを大事にしましたか?
吉野:ナチュラルな表現を意識しました。ミュージックビデオも、作り込むよりは自然体で、見ている方も力が入らないように、ということを意識して撮影しました。笑顔が多いです!
――確かにみんな笑ってます! パフォーマーのみなさんは、ミュージックビデオの撮影はいかがでしたか?
山本:とにかく笑顔! 自分が気持ちよく踊ることにこだわりました。
武知:終始笑顔! ずっと笑顔で撮影に挑んだのは初めてです。自由にのびのび踊っているところは見どころですが、夢を応援しているソングなので、時には優しく時には力強く踊ることを意識しました。
龍:4人ずつの構成やTHE RAMPAGEでは珍しい緩い振り付けです。それぞれかなり異色のメンバーでしたし、本当に新鮮でした。皆クセがない綺麗なダンスが得意なメンバーだったのでしっかり振り付けを合わせることを意識しました!!!4人ならではのグルーブが出ているのでそこも注目です!!
――楽曲を完成させるなかで行った新しいトライはありますか?
山本:良い意味で、今までで1番力を抜きました。メンバーのオフの雰囲気を見てほしいです。
吉野:僕は曲の温かいイメージを考えてハットをかぶってみました。
――みなさんも夢を叶えるために進んでくるなかで思うように事が進まないなど苦しい時もあったと思います。そういう状況を抜け出すための自分なりの方法、解決法はありますか?
吉野:それでもやり続けることです。諦めることは簡単ですが、続けることはとても難しいです。たとえ結果が出なくてもやり続けていればきっとふとしたタイミングでその状況から抜け出せると思います! タイミングはいつも突然だと思います。
武知:僕は、神様がくださった試練だと思い、全力で挑み続けます! 決して妥協はしない。そして一歩も引かない。それが僕なりのスタイルです。
龍:人に話すこと、努力をやめないことだと思います。人のタイプにもよりますが、やっぱり努力しか解決策がないと思うので、僕はやばいと感じたら陰でこそこそ頑張ります!!
山本:壁を真っ正面から越えるんじゃなく回り道を考えることですね。たくさん方法があると思います。
――「LIVING IN THE DREAM」は、吉野さん、メンバーの川村壱馬さん、藤原樹さん、浦川翔平さんが出演する「バイトルPRO」CMの楽曲。とてもユーモラスなCMですが、どのように受け止められましたか?
山本:面白かったです(笑)。
吉野:シュールで面白かったです! 翔平が初のお芝居だったので初々しい感じが可愛かったです!
武知:最初見た時はクスッと笑いました。何より翔平の演技を見れるのが新鮮だったので、釘付けで見ちゃいました!
龍:皆さんに翔平さんの演技を注目してほしいです!! すごく好きなんです!
教えて、DEEP SQUAD ! 「You Only Live Once」な告白セッティング
新シングル『変わりゆくもの変わらないもの』をリリースした、DEEP SQUAD 。このシングルのカップリング曲の「YOLO」は恋の始まりの好きだ!という気持ちがさく裂するナンバー。「would you be my lover? (僕の恋人になってくれない?」……自分が人生は一度きり(You Live Only Once)と思い切って告白するとき、どんなアプローチをするのでしょうか。(撮影・堀田真央人)

宇原雄飛「観覧車のてっぺんで」
季節は冬。デートをして、ご飯を食べて、遊園地的なところを散歩します。観覧車に乗ってしゃべって……てっぺんに着いたときに2人で下を見るんです。すると、カップルが歩いてるんです。「あの人たちいいね」「俺たちもああならない?」って……高校生の時にこれをしました(笑)

比嘉涼樹「一緒にテレビを見ている時に」
僕は外に出るのがあんまり好きじゃないですし、格好つけるのがあまり得意じゃないんです。自分の好きな人、一緒にいたいなという人にはなるべく普段の感じでいたいので、普段の感じでそのまま言うかも。一緒にテレビを見ている時に「付き合おっか」ぐらいなラフな感じで。頑張って告白っていうのもなって感じです。そのためにも少しずつそういう状況は作っておかないと、ですけど。

杉山亮司「ドライブした帰りに」
僕は車が好きなのでドライブデートですね。ちょっと遠出して、ご飯を食べて、帰りの車の中でサラっと言えたらいいですね。ルートは、これから冬になってくると……銀座とかかなあ。(メンバーの反応に)埼玉から来ると銀座なんですよ(笑) ! あと、首都高がすごくきれいです。首都高でも冬が感じられます。湾岸線もいいですね。
<青天を衝け> 大倉孝二「全然楽しく演じてない」大隈重信に「必死」であ~る?
大隈重信の人気が急上昇中だ。放送中の大河ドラマ『青天を衝け』で大倉孝二が演じている大隈が、「であ~る」の口癖とともに、ある種の理想の上司像ともいえる弁論でSNS上を沸かせている。
「(「であ~る」が)口癖であったことは知っていたのですが、どこまでやるかは現場次第だと思っていました。際立ててほしいというお話が合ったので、探り探りでやらせていただきました」
登場するたびに何か「おかしれぇ」ことが起こりそうな予感がする。画面を通じて見る大倉はなんだか楽しそうだが、「全然楽しく演じてないです、必死です」と本人はいう。
オファーがあったときには「大隈重信さんにいろんな思いを持っていらっしゃる方がいると思うので、私なんかに務まるのかという気持ち」だったという。
「正直に言わせていただければ、確か総理大臣だったよなということと、早稲田大学を作った方なのかなぐらいの知識しかありませんでした。そこから資料を読ませていただいたり、調べたりするなかで、なかなかおもしろい資料も多くて。ちょっと天真爛漫なところがあったり、民衆に愛されたというワードが多かったりしたので、少し自分(が演じるの)でもアリな可能性が出て来たぞと思いました。あまり立派な役柄は自分でやり遂げられるか怪しいところがあるんです」
とにかく弁が立ち、そして情熱あふれる人物。吉沢亮演じる渋沢栄一が新政府に必要であると説得したシーンも熱かった。
「あのシーンは最初から最後まで通して何度もやった撮影でした。すごい緊張感で、そこに僕の必死さも表れていたと思います。自分がどうこうではなくて、吉沢君の心を動かすことに尽力していて、それを彼がどう受け止めてくれたのかがお芝居にあふれていたと思います」
新政府はもちろん、その周辺も、明治政府編は刺激的な人物ばかり。そうじゃない人を探す方が難しい。演じるキャストもまた然りで、「特にイッセー尾形さんは、いろんなタイプのお芝居をされて、突然全然違うことをやられたりするので、刺激にもなるし、勉強にもなります」と話す。
色濃いキャラクターたちによる物語はさらに注目も集めそう。
「私自身、見どころを考えていたりしないのですが、脚本を読んでいたり、演じていると、(新政府は)それまで誰もやったことがないことを手探りの中でやっている刺激的な場所だったのだなと思います。僕は大声を出しているだけですが、みんなで議論し、(現代にあることの)発端がここにあったのではないかと身近に感じられると思います」
もちろん、大隈の今後も楽しみ。
「上っていったり下っていったり、なかなかいろいろなことがあります。いい部分だけじゃなく弱い部分もたくさん描かれています。渋沢との言い合いもまた出てくるので楽しんでいただければと思います。あ、「あーる」も出てきます(笑)」
『青天を衝け』は、 毎週日曜、NHK総合で20時から、BSプレミアム・BS4Kで18時から放送中。再放送(土曜13時5分~)もある。
(TOKYO HEADLINE・酒井紫野)
DEEP SQUADが純愛を歌う ニューシングル『変わりゆくもの変わらないもの』をリリース
変幻自在のボーカリスト集団、DEEP SQUAD(ディープ・スクワッド)がニューシングル『変わりゆくもの変わらないもの』をリリースした。タイトル曲は桜日梯子による大ヒットマンガを映画化した劇場版『抱かれたい男1位に脅されています。~スペイン編~』(公開中)の主題歌として書き下ろされたものだ。6人が歌い、映画を彩るこの曲について聞いた。
――ニューシングル『変わりゆくもの変わらないもの』がリリースされました。DEEP SQUADはこれまで配信リリースを重ねてきたので、初めてのCDのリリース。とくに比嘉さん、杉山さん、宇原さんには特別な思いがあるのではないでしょうか?
比嘉涼樹:歌手を夢見たときから、自分の曲がCDになってお店に並ぶことは目標でしたし夢でした。配信でのリリースもめちゃくちゃうれしかったんですけど、今回の作品はモノとして残りますし、お店に並ぶのにも感動があります。発売されたらお店に見に行こうと思っています。
杉山亮司:今ではサブスクが主流ですが、僕も学生のころはCDショップに行きましたし、CDをレンタルしたりして母親の車で聴いたりした世代ではあるので、自分たちのCDが出るって想像しただけでもうれしいです。僕も、涼樹と同じで、見に行きたいと思っています。
宇原雄飛:形に残るっていいですよね。サインを書いたりとかしたいです(笑)。それに加えて、僕の地元というか、大阪のタワーレコードの難波店さんがすごく応援してくれていて、これまでCDを1枚も出していないのにDEEP SQUADのエリアを作ってくれたりしていたんです。これでやっと少し恩返しもできるかなと思っています。
――こうした3人の話を聞いて、大人チームのみなさんも感じることがあるのではないでしょうか?
YUICHIRO:自分が初めてCDを出した時のこと、めちゃめちゃ思い出しました。ショップに行って、並び変えて一番前に置いたり幅広げたり……そんなこと本当はやっちゃダメですけど、 COLORでも、DEEPでもしましたから、DEEP SQUADでも?(笑)……それはまあ冗談としても、CDってやっぱりいいですね。
TAKA:初心に返りますね。3人にもCDを出すという経験を早くさせてあげたいと思っていたので、それがようやくできてうれしいです。CDになる話を知らされたとき、3人ともめちゃくちゃ喜んでたよね。「やっべー」って。それ見てて本当に良かったなって思いました。だから僕も、渋谷のTSUTAYAの前あたりでCDを持って「へー! DEEP SQUADのCD出たんだ!」って、さりげなく大きな声で言ってみようと思います(笑)。
杉山:それ乗ろうかな、「あれ、俺、ちょっと似てる? 俺じゃーん」とか(笑)。
KEISEI:DEEPの時はCDをリリースするとなると、感謝の気持ちを込めて全国を回ってハイタッチ会をやっていたのですが、今はこのご時世なので同じようにはできないですけど、応援してくれるファンの皆様、これから僕らのことを知ってくれる皆さんに全部に届けていきたいという気持ちだけは持っています。
――ジャケットの撮影も初ということになると思いますが、撮影時はいかがでしたか?
比嘉:僕は気合入れて撮影にいきましたね。
杉山:僕は減量してたんでお腹空いてました(笑)、みんなしていたとは思いますが。やっぱり格好良く撮ってほしいですから。
宇原:僕も準備しましたよ。……だって僕、センター陣取らせてもらっているじゃないですか、それも初めてのCDで。だから余計にちゃんとしないとって(笑)。
比嘉:そういう準備は特にやってなかった……やったほうが良かったかな(笑)。
――大人チームはどうですか? 久しぶりのジャケット撮影となったと思いますが。
YUICHIRO:大人チームは(笑)、大人の表情を出せればいいかなって感じですね。若者たちが立てばいいかなと思いました……僕はね。
KEISEI:いろいろやって主張したころもありましたけど、やっぱりナチュラルがいいな、と。自分がどんなふうに臨むかは作品やタイミングによって変わりますけど、『変わりゆくもの変わらないもの』では自然体なんだろうなって。
――このいい雰囲気は、6人だからこそなのでしょうね。
TAKA:……うん、やっぱり6人でCDを出せて良かった。
開幕迫る!2年目のD.LEAGUEー株式会社Dリーグの神田勘太朗COOに聞く ー
7月に開幕シーズンを終えた日本発のプロダンスリーグ「D.LEAGUE(ディー・リーグ)」。2年目のスタートを11月14日に控え、リーグ周辺がザワザワしてきた。初代王者のavex ROYALBRATSはチームディレクターを含めてメンバーが総入れ替えとなり新体制に、そのほかのチームにおいても退団や加入があって動きがある。なによりも新たに2チームが加わって全11チームがぶつかり合うことになり、新シーズンはパワーアップすることは間違いない。 株式会社Dリーグの神田勘太朗COOに聞く。
2021年1月10日に開幕した「D.LEAGUE」。参加した9チームが、約半年のシーズンで12ラウンド、毎回の新たなショーケースでぶつかり、avex ROYALBRATSが最初の王者に輝いた。
「1年目が終わってみて、安堵感とか、達成感とかはまったくありません。それよりも、やらなければならないことが浮き彫りになったので、反省したり、どう改善すればいいだろうとか、ずっと考えています。シーズンが終わってもみんなで乾杯はできない状況ではありますが、自宅でしっぽり一人で浸りながら飲むなんてこともできていません。今も、オフシーズンとは言いながらもチームも僕らも休みなくやっているので、ずっとトップスピードで走り続けている感じで、まだ生みの苦しみのほうを存分に味わっています」と、神田氏は現在進行形で語る。
開幕シーズンは、コロナ禍で、無観客かつ無料生配信でのスタート。12のラウンドもほとんどが無観客で行われ、スタート前に思い描いていた開幕シーズンにはならなかった。神田氏は「集客については当然コロナが理由ですが、コロナで苦しんだのは僕たちだけじゃない。みんな一緒じゃないですか。だから、僕の中では理由にはなっていない」と言う。
「もっと若い子たちに見てほしい」
課題はリーグをより広く浸透させることだという。それも「若い子たち」に。少し意外な答えだ。
「社会人や経営者層だったり、大人の方々にはリーグの存在を知っていただいた感覚があるんですけど、若い子たち、ダンサーではない子たちにもっと見てもらえるようにしたいなと思うんです。もちろん反響は徐々に出てきていて、高校のダンス部だったり、ダンスをやっているお子さんがいる家庭で朝ごはんの食卓で話題に上がってるなんて話も聞きますが、それをさらに広げていくためにも、見られる環境をもっと拡大したほうがいいのか、逆に入口を狭めていくというのもあるのかもしれないとか、2年目は答え合わせをしていかないといけないなと思っています」
神田氏には、バスケットボールならジョーダン、サッカーならメッシとロナウド、メジャーリーグなら大谷というように「ダンサーのスーパースターを作りたい」という強い思いがある。D.LEAGUEで踊るDリーガーがそうしたスーパースターになれるよう、ひとつのやり方として、国内外で人気を集めるオーディション番組を意識している。
「オーディション番組は番組そのものの人気ですが、参加者それぞれにファンがつきます。まずは番組で盛り上がって何らかのタイミングで加速して一般に広がっていきますが、1年目のD.LEAGUEはそういう作りにはなっていなかった」
そうは言っても、昨シーズンはラウンドを重ねるたびに、D.LEAGUEへの熱が上昇していくのが見ていてわかった。例えばSNS。ライブ配信をTwitterの「#Dリーグ」を追いながら視聴していると、コメントは倍増・倍速の勢いで増えていき、最終ラウンドでは最初から追いつくことは諦めた。
「こちらから見かたを提示するのではなくて、いろいろな見方、自分ならではの楽しみ方で見てほしいとも思っていました。最初こそ見方が分からないという声もありましたけど、チーム推しする人もいれば、特定のDリーガーのファンになる人も出てきて。D.LEAGUEを箱推ししてくれる人もいます」
ルー大柴が各国大使とトゥギャザーする新MCに!TOKYO MXの国際バラエティー『大使館☆晩餐会』
TOKYO MXで放送中の国際バラエティー番組『大使館☆晩餐会』。10月から新MCにルー大柴さんを迎え、さらにパワーアップすることが発表された。就任ほやほやのルー大柴さんに、MCに決定した感想や番組に対する意気込みをルー語を交え語ってもらった。
佐々木健介&北斗晶夫妻「結婚25年、毎日文句言っている」けど「シリアスなケンカにはならない」その理由とは?
垣谷美雨の同名ベストセラー小説を『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』の前田哲監督が、主演に天海祐希を迎えて映画化した話題作『老後の資金がありません!』。どこにでもいる4人家族・後藤家だったが、妻のパート契約切れ、夫の失職、娘が派手婚を計画…と、気づけば貯金は大ピンチ。「本作で、宇都宮で餃子店を一代で築いた実業家夫婦を演じた佐々木健介&北斗晶夫婦は“老後とお金”という難題とどう向き合っているのか。そして、問題が起きたとき、どれだけ言いたいことを言い合っても“本当に深刻な”夫婦ケンカにならない理由とは?
滝藤賢一、服を語る「ファッションは“悪友”。 自分の人生を楽しくしてくれるもの」
映画、ドラマ、CMで実にさまざまなキャラクターを演じ分ける俳優・滝藤賢一。最近では芸能界一のファッションフリーク、植物蒐集家としても知られている。そんな滝藤の初の著書となる『服と賢一 滝藤賢一の「私服」着こなし218』(主婦と生活社)は、昨年7月から今年6月までトータル173日間にわたり、218ポーズもの私服を披露した究極のファッションブックだ。服をこよなく愛する滝藤にとってのファッションとは?(撮影:蔦野裕)
<青天を衝け>福士誠治「僕も吉沢亮のファン」 初大河で井上馨!
「明治時代になると変人ばかりで振り回されてばかりいる」――。大河ドラマ『青天を衝け』で渋沢栄一を演じている吉沢亮が話していたことは間違いなかった。新政府でよりよい日本を目指して働き、いよいよ本領を発揮し始めた栄一だが、彼の周りには続々と興味深い人物が集まってくる。
「であ~る!」という口癖とともに、ある種の理想の上司像ともいえる弁論でSNS上を沸かせた大隈重信(大倉孝二)や、栄一に共感して距離を詰めてくる伊藤博文(山崎育三郎)。そして「声が大きい」井上馨は福士誠治が演じている。
福士が大河ドラマに出演するのは意外にも初めてのこと。「出演できるんだという喜びがあり、明治時代という、とても激動の時代、世の中が変化する時代に出させていただけることに興奮していました」と、ストレートに喜びを表現する。
初登場は伊藤とともに英国人たちと向かい合った全編英語のシーンで、次の登場では物語はもう明治時代になっていた。
「(『青天を衝け』の現場で感じる)渋沢がここに至るまでの時間だとか、去年から撮影をしているからこそ出るグルーヴ感は(撮影が長期にわたる)大河ドラマならではのことだと思います。パリ編などは放送でも拝見していたので、プライベートでドラマを楽しんでいた人がその作品に出演させていただけるみたいな感覚。時間軸としておもしろいです」と笑う。
井上馨は大蔵省の大蔵大輔で、栄一の上司にあたる人物。立派なひげを蓄え、怒りっぽくて、気性が荒いが、栄一とは不思議と馬が合う。栄一は井上の右腕となり、いつしか2人は「雷親父と避雷針」と呼ばれるようになる。
『青天を衝け』の井上は「無理難題を吹っ掛ける役」だと言う。「渋沢とともに世の中を変えるという気持ちを持っているのですが、ちょっと調子がいい人で、 “やれと言えばやるだろう”っていう強引さがある」
栄一を演じる吉沢について聞くと「僕もファンですね」と表情が緩む。
「一緒にやっていて楽しいですし、あんなに気持ちが飛んでくるのは素晴らしいと思っています。井上が栄一に無理難題を吹っ掛けた後のシーンで、テストで豪快に演じたら、本番ではお芝居が変わってきて。気持ちを受けてくれて発信してくれて心地が良かった」
栄一同様、井上もこれからが見せどころ。福士が井上を演じる上で大切にしているのは彼の鈍感さだという。
「井上のペース、井上の強いところを、渋沢といるときには出せたらいいなと思っています。物語が進んで行くにつれて、井上も空気を読めるようになってくるので、年令を重ねたり、地位・役割を固めるまでは、と思って演じています」
山崎がインタビューで「井上は声が大きくて、暑苦しい」と言っていた。
「豪快さや声の大きさは……意識しています。井上を裏のある人間というか含みのある人間にはしたくなかった。政治家ですので発する言葉とは裏腹の信念であるとか、自分の考えや方向性は隠し持っていたとは思いますが、声にして発する時はまっすぐ、これは俺の意見だ!と」
「井上も社会に貢献したんだぞというところを見せたい」と、福士は言う。
「井上はエネルギッシュで自分本位なところも見えるのですが、自分が一番にならなきゃいけないという感覚よりも、この世の中を少しでも良くするためには渋沢の力が必要だときちんと感じています。そういう井上はとても人間味があると思いますし、とってもおもしろいです」
『青天を衝け』は、 毎週日曜、NHK総合で20時から、BSプレミアム・BS4Kで18時から放送中。再放送(土曜13時5分~)もある。
(TOKYO HEADLINE・酒井紫野)

