■EXILEのÜSAとTETSUYAが中学生にダンスを教える
東日本大震災で大きな被害を受けた東北の子どもたちに、元気、夢を届けたいという想いからスタートした「ダンスで日本を元気に!夢の課外授業中学生Rising Sun Project 2017」が14日、宮城県七ヶ浜町立七ヶ浜中学校と向洋中学校で行われ、EXILE ÜSA、TETSUYAが参加。ダンスの先生として子どもたちにダンスレッスンや夢についての授業を行った。
同プロジェクトは、2012年にスタートし今年で6年目。ÜSAとTETSUYAはプロジェクトの立ち上げから関わっており、TETSUYAは「当時はまだまだ復興途中で、子どもたちの元気がない姿も見ていましたし、いろいろなニュースも目にする中でプロジェクトがスタートしました。だからこそ、もっと一生懸命に踊らなきゃとか、いろいろな活動を頑張らなきゃという気持ちにさせてくれました」と振り返った。
七ヶ浜町は、津波により太平洋に面した沿岸地区の住宅が壊滅的な被害を受けた地域で、両校も大きな打撃を受けた。特に七ヶ浜中学校は校舎のほとんどが建て替えとなり、長期にわたり校庭に仮設住宅が建ち並ぶなど、現在の学校生活を取り戻すまでには多くの時間を要した。今回、プロジェクトの趣旨に賛同し実施が決定した両校だが、詳細は当日まで生徒には知らせず、先生との間で極秘に準備が進められた。それだけに、ÜSAとTETSUYAの登場に子どもたちは大興奮。体育館が一気に熱気で包まれた。