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新作は超骨太アクション。 コン・ユの進化を見逃すな!

2014.09.14 Vol.626

 日本でも大きな話題を呼んだ社会派作品『トガニ 幼き瞳の告発』で新境地を切り開いた俳優コン・ユが、さらなる高みへ! 
「日本には友人も数多くいるのでよく来るんですよ。兵役が終わってすぐ1週間ほど日本で羽を伸ばしたこともあります。おいしいものをたべて温泉で癒されて、最高でした(笑)」。屈託のない笑顔を見せるコン・ユだが、話題の最新作では無実の罪を着せられ、韓国の対北情報局員に追われながらも妻子を殺した犯人を追う元・エリート北朝鮮工作員・ドンチョルを熱演。前作では社会派作品で演技の幅を広げた彼が、過酷なアクションに出演を決めた理由とは?「単に“アクションのためのアクション映画”だったら出演を断っていたと思います。僕らが目指したのは密度の濃いストーリー性とそれに見合うアクションでした。ハリウッドの『ボーン』シリーズのような。そういえばマット・デイモンにも出演をオファーしていたそうです(笑)。興味は持ってくれたようなんですが、タイミングが合わず実現はしなかったんですけど」。本作のアクションにはマットも驚いたはず。肉体、感覚すべてを研ぎ澄まされた元“人間兵器”を全身全霊で演じ切った彼のアクションと肉体美は本国でも話題に。「カースタントあり肉弾戦、銃撃戦あり、飛び降りたりよじ登ったり、拷問されたり…正直、これだけのバジェットでよくここまでアクションシーンを盛り込めたなと思います(笑)。アクションの撮影は本当にハードでしたが、僕は、肉体や動き方、眼の表情まで、全身で“極限状態を生きてきた男”ドンチョルを表現しなければならないと思っていました。その説得力を持たせるための肉体作りであり、アクションなんです。あんな動きができる男が、ごく普通の体つきをしていたらまったく説得力ないですからね(笑)」。コン・ユはこれからも進化し続ける。

「見ないと人生損をする、そんな作品です」佐藤二朗

2014.09.14 Vol.626

 口だけ達者な40歳の中年ニート・二郎と相棒のマメシバ・一郎の脱力系癒しドラマ「マメシバ」シリーズの最新作が公開決定! その「幼獣マメシバ 望郷篇」では、引きこもりニートとマメシバが、狭い世界を飛び出し旅に出る。

「今回は二郎が自発的に外に出るというのが、これまでの3作と変わったところですね。1作目から4作目までの6年間で、僕自身としての一番の変化は子どもを持ったことで、それって他者の命に対する責任を負ってみようと思えた自分自身の変化なんです。二郎もそれにちょっと似ていて、4作目でも相変わらず人に巻き込まれているんですが、今回は自分から巻き込まれに行っている。人嫌いで引きこもりの彼にとってそれ大きな成長で、僕自身の変化とちょっと似ているかもって思います」

 作品の鍵を握るマメシバの演技は?

「最初の作品では、犬が思うように動いてくれりゃいいのに…みたいなことを思いながら芝居をしていました。でも今回は逆に犬の不確定要素を利用して、それ楽しむように芝居をしたほうがいいだろうと。本当ならセリフがあるところで、寝転がっている僕の股間に犬が顔をうずめたり、足の指をなめたりしている(笑)。その時にセリフの間で犬にリアクションを返してセリフに戻るなど、犬を自由にさせて演技を続けたので、すごく自然にできましたね」

 一歩外に踏み出した二郎とマメシバ。今回の旅で2人(?)はどう変わるのか。「これまでは、緩くて、動物が出てきてかわいい脱力系の作品ですって説明していたんですけど、今回は見ないと損です!と言い切ります。もちろん犬が出てきてかわいいけど、決して脱力系じゃない。口では頑張るなんてナンセンスって言っている二郎が、ほんの少し成長するために、歯を食いしばって、必死になって成長していく。これは一人の人間の成長の闘いの話なんです。なので、このシリーズを見ずに人生を終える人は不運、悲劇です。そういう人を一人でも減らしたいので、ぜひご覧下さい!」

ジョエル・ロブションが贈る「秋の収穫祭」

2014.09.14 Vol.626

「ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション」、「ル パン ドゥ ジョエル・ロブション」では9月3日(水)より、「秋の収穫祭」を開催。芋・栗・かぼちゃなど秋の食材を使用したパン26種(新商品12種)、菓子15種(新商品7種)を発売する。食の秋にふさわしく、ロブションならではの組み合わせやアレンジで幅広い商品の秋の味覚が店頭で楽しめる。

格闘家イケメンファイル Vol.8 僕に2ラウンドはいらない 征矢貴(そや たかき)

2014.09.14 Vol.626

 ジムに短パンTシャツで現れた征矢貴。その人懐っこい笑顔は、格闘家という凄みをすっかり消し去っている。しかし、Tシャツを着ていても分かるがっしりした体は、やはり只者ではない。これまでプロになって4戦4勝、いずれも1RKO勝ちという圧倒的な強さを誇る格闘家なのだ。

「最初は特にプロを目指していたわけではないんです。15歳の時に、ここの道場に入会したんですけど、もともと格闘技のことはよく知らなかった。もちろん、総合格闘技とか修斗っていうのもまったく知りませんでした。中学校ではずっと野球をやってたんです。でも野球部って、中学校3年生の夏で引退で、引退したらまったくやることがなくなっちゃって、暇を持て余していた。そんな時にたまたま自転車でジムの前を通りかかって、なんか面白そうだなって思って見学させていただいたのが格闘技に触れたきっかけです。見学した時に、先輩の扇久保(博正:第8代修斗フェザー級世界王者)さんがいて、こんな世界があるんだって感じたのを覚えています」

 今月27日には、東京・後楽園ホールで行われるプロフェッショナル修斗公式戦に出場する。

「これまで4試合やって、次が5試合目。対戦相手の菅原雅顕選手は世界ランカーで、実力も実績もある選手です。総合格闘技は、打撃と寝技があるんですけど、菅原選手は打撃、特にパンチの選手で、僕もパンチを得意としているので、激しい殴り合いになるんじゃないでしょうか。お互い打撃に自信を持っているので、激しくて誰が見ても面白い試合になるはず。また、初めて世界ランカーとやるので、それも楽しみです」

 激しい殴り合いになるのが楽しみと笑う征矢。若いようで貫禄もあり、落ち着いているようで無邪気でもある。

「今、19歳なんですけどね、いつも老けて見られます(笑)。でも落ち着いているとたまに言われますけど、そんなことはないです。試合の前は、怖くなったり、弱気になったりもしますし、逆にまったく恐怖感はなく、勝てるという自信しかない時も。そういう弱気と強気の繰り返しですから、決していつも冷静なわけではない。相手についても、気にして映像を見て研究もします。もちろん、みなさんされていると思いますが、僕は特に気にするほうかも知れない。映像を何回も何回も繰り返し見て、絶対得意なパンチは試合でもらわないようにしようとか対策するんですけど、試合になると全部飛んじゃう(笑)」

 そんな少年と大人が同居しているような征矢だが、好きな女性のタイプについて話が及ぶと、19歳なりに恥ずかしいようで…。「タイプですか…。大人しくて控えめな感じの子のほうが好き…ですね。試合前とかは試合のことしか考えられないので、ガンガンこられるとちょっと…。格闘技のことは何も知らないような子がいいですね。芸能界では…栗山千明さんとかが素敵だと思います。デート? いやいや、1週間のうち休みは1日しかないですから。それ以外はバイトと練習をやっていて、休みの日は仲のいい友達とご飯に行くぐらい。ほかは本当に何もしません。洋服とかにも興味ないし、格闘技中心ですから」

 改めて今度の試合について決意を語る。

「相手の菅原選手は、格上ですし、本当に強い人。どれだけ殴っても倒れないし、打たれ強いゾンビみたいな人です。完全に仕留めるか、心を折るしかない。だからこそ、どんどん前に出て攻めていって、最終的にはKOで勝ちたい。多分、その日一番盛り上がる試合になるので、自分の熱い試合をたくさんの人に見に来てほしいですね」

大人のラブコメに初挑戦!新たな魅力にドキドキ 工藤阿須加

2014.09.14 Vol.626

ドラマ『ルーズヴェルト・ゲーム』の熱い投球で一気に注目度がアップした、俳優・工藤阿須加。次の挑戦は「初めての恋愛もの」。長谷川京子と繰り広げる大人のラブコメディー『ティファニードラマスペシャル 夏の終わりに、恋をした。』だ。「すごい勉強になってます」と、さわやかな笑顔を見せる本人にインタビューした。

TETSUYAと佐藤大樹が会津若松でライジングサン!

2014.09.12 Vol.626

 EXILEのパフォーマー、TETSUYAと佐藤大樹が9日、会津若松の市立湊中学校でダンスレッスンを行った。かねてから行われている『ダンスで日本を元気に! 夢の課外授業 中学生 Rising Sun Project』の一環で、同校の生徒たちに、EXILEの楽曲『Rising Sun』をレクチャー。最後には、2人はもちろん47名の生徒も教師陣もひとつになって盛り上がった。

 授業は、EXILEのUSA考案による、基本的なダンスステップを取り入れたダンスをしながら楽しく体を動かすエクササイズ『EXダンス体操』からスタートすると、授業の課題曲『Rising Sun』のレッスン。EXILEメンバーも習得に時間がかかったというサビの振り付けを中心に進められた。生徒たちの真剣なまなざしに、TETSUYAも佐藤の指導も自然と熱を帯びていった。

 課外授業は全4回行われる予定で、最終回となる11月にはEXILEとともに発表会を予定している。メンバーは「11月の発表会で完成した姿を楽しみにしている」とエールを送り、約3時間の授業を締めくくった。

 国民的ダンス&ヴォーカルグループのメンバーの来校にあたって、湊中では歓迎のために、さまざまな準備を行っていた。なかでも、校歌とEXILEのATSUSHIが書き下ろした第81回NHK全国音楽コンクール(Nコン)中学校の部の課題曲『桜の季節』の合唱は2人の心を揺さぶったようで、終了後、TETSUYAは「俺たちのために合唱してくれたのは本当に感動したなあ」と、つぶやいていた。偶然にも祖母の家が同校に近かったという新メンバーの佐藤も感慨深げだった。

『中学生 Rising Sun Project』は、東日本大震災を受けて、子どもたちに夢や挑戦する気持ちを持ってもらうことを目指して行われている復興支援・交流事業で、EXILEおよび、EXILEらが所属する株式会社LDHと「夢の課外授業」(主催:二十一世紀倶楽部)がタッグを組み、EXILEやEXILE TRIBEのメンバーたちが、被災地や都内、メンバーの地元の中学校などでダンスの授業を実施するもの。

 2013年にはその集大成として、スポーツ祭東京2013(第68回国民体育大会と第13回全国障碍者スポーツ大会)においても『Rising Sun』のダンスパフォーマンスを行った。

KEYWORDで見るニュース 2014.8.29〜2014.9.11

2014.09.12 Vol.626

名護市議選
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設への賛否が焦点となった名護市議選(定数27)が7日投開票され、移設に反対している稲嶺進市長を支える市長派が14議席を獲得し、過半数を維持した。移設に反対する公明党は改選前と同数の2議席。移設を条件付きで容認する反市長派は1議席増の11人が当選した。

維新の党
 9月中の合流を目指す日本維新の会と結いの党が7日、東京都内のホテルで新党設立準備会合を開き、1年間は双方から代表を出す共同代表制を採用することで合意した。両代表の役割分担などは21日の結党大会までに調整。執行部とは別に国会議員による執行体制をつくる方向で検討する。新党名については、「維新」が入った名称を両党の所属議員から募り、10日の両院議員懇談会で決める予定となったのだが、9日、「日本維新の党」「維新の会」を提案した維新に対し、江田氏ら結い側が「代わり映えがしない」と不満を表明。「10日に決めなくてもいい」と“破談”をにおわす発言も出た。
 結局10日に開かれた、合同の両院議員総会における投票で新党名は「維新の党」に決定。こんなことで「野党再編」は可能なのだろうか…。

非常任理事国
 国連安全保障理事会の非常任理事国は任期2年の10カ国で構成され、毎年半数ずつ改選される。各地域グループで事前調整するが、調整が付かず投票に持ち込まれることもある。
日本は来年10月の改選でアジア太平洋枠の1議席をバングラデシュと争っていたが、6日に安倍首相がバングラデシュの首都ダッカでハシナ首相と会談。ハシナ首相は立候補を取り下げ、日本を支持すると述べ、日本の非常任理事国当選が確実となった。

今週の一言 2014.8.29〜2014.9.11

2014.09.12 Vol.626

 お笑いコンビ・ナインティナインがオールナイトニッポン放送終了から出ている噂について「解散しないです」(7日、番組収録後に会見で)
→ツービートだって解散してないしな。

 松本人志が父の死後に母のもとに取材に訪れた週刊誌記者について「お前らは本当に下衆の下衆やな」「ちょっと待ってくれ、せめて1カ月くらい置くとかね」(7日放送の「ワイドナショー」で)
→お母さん一般人だし。つか、そんなにお母さんのコメント読みたい読者っているかね?

 代々木公園でのロケでデング熱に感染した紗綾「40カ所くらい刺されました」(6日、「王様のブランチ」に電話で生出演)
→多すぎ。

 WBC世界フライ級タイトルマッチで挑戦者・ローマン・ゴンザレスにTKO負けを喫した八重樫東「負けたのにインタビューなんてすみません。やっぱりロマゴンは強かったです。打たれたら打ち返す。ボクシングの根本のとこでしか勝負できませんでした。むちゃ怖かったです」(試合後のリング上で並んでインタビュー)「負けたら意味がない。プロである以上、勝たないと何にもならないんです」(控室で)
→どっかの誰かに聞かせたい台詞。

 ふなっしーが「年収? 梨2000トンぐらいなっし」(8月に某イベントで)
→推定7億2000万円になるんだって。ホントかよ!?

 菅官房長官が1996年の国連人権委員会のクマラスワミ報告について「朝日新聞が先般取り消した記事の内容に影響を受けていることは間違いない」(5日、記者会見で)
→朝日新聞はどうして謝らないのだろうか…。

アップル・ウオッチ発表

2014.09.12 Vol.626

 米アップルは9日、カリフォルニア州で記者会見を開き、4年ぶりの本格的な新製品となる腕時計型端末「アップル・ウオッチ」を発表した。スマートフォン(高機能携帯電話)の新製品「iPhone 6」と「6プラス」も同時に発表し、日米などで19日から販売する。

 アップル・ウオッチは丸みを帯びた画面を採用。側面の竜頭のようなダイヤルを回せば、画像を拡大・縮小したり、動かしたりできる。画面裏側のセンサーで心拍数を測定するなどして、運動時間や消費カロリー量の測定にも使える。iPhone 5以降の機種と連携し、メールの送受信や電話の着信も可能。価格は349ドル(約3万7000円)から。来年初めから販売を始める。

どこまで広がるデング熱

2014.09.12 Vol.626

 東京都立代々木公園の蚊からデングウイルスが検出されたことが4日、明らかになった。同園がデング熱の“感染源”だった可能性が濃厚となったため都開園以来初の公園閉鎖に踏み切った。しかし5日には「代々木公園には行っていない。新宿中央公園で刺された」という感染者が現れ、6日にはそのどちらにも行ったことがなく、海外への渡航歴もない感染者も現れた。9日には東京都には訪れたことがない千葉の男性も感染。10日の段階で国内での感染者は97人となっている。

「ダーッ」は世界平和の合言葉!?

2014.09.12 Vol.626

 元プロレスラーで参議院議員のアントニオ猪木氏が8月30、31の2日間にわたって、北朝鮮でプロレス興行「インターナショナル・プロレスリング・フェスティバルin平壌」を開催した。藤田和之、ボブ・サップ、ジェロム・レ・バンナといった日本でもおなじみの選手が参戦。両日とも約1万5000人の超満員札止めの観衆を集め大盛況。プロレス以外にも綱引き、アームレスリング大会といった催しでスポーツ外交を展開した。猪木氏は1995年にも平壌で「平和のための平壌国際体育・文化祝典」を開催。2日間で38万人の観衆を集めた。当時は自らリック・フレアーと対戦し、プロレス初体験の北朝鮮人にその醍醐味を伝えた。

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