SearchSearch

那須川天心「あと2試合、キックボクシングに希望を持って試合をしていきたい」【RISE】

2021.09.24 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA」(9月23日、神奈川・ぴあアリーナMM)の一夜明け会見が9月24日、都内で開催された。

 メインイベントのバンタム級(-55kg)SuperFight! で鈴木真彦(山口道場)に判定勝ちを収めた那須川天心(TARGET/Cygames)が「昨日は丁寧に戦おうと思っていた。会見などで熱い感じを出してしまったが、感情を試合に出すといい結果にならないというのは試合前から思っていたので丁寧に確実に勝ちにいくことは決めていた。相手がいろいろ研究をしていて、もっとガンガン来るかなと思っていたが、来ないで距離を取ってパンチをもらわないように、終始ストレートを警戒していたので、ストレート狙いではなくフックを当ててみようと試合中に思った。あとはジャブが入ったので、ジャブが入ったからこそストレートが入らなかったというのはあるので、そこは修正点」などと試合を振り返った。

 そして「パンチメインで練習していたが、そこがメインになりすぎると偏ってしまうということが分かったので、あと2試合もっとしっかり蹴っていきたいと思った」と残る2試合に向けての課題も語った。那須川は来年3月を最後にキックボクシングからボクシングに転向する。

 残る2試合についてはRIZINの大晦日大会と3月に開催予定のRISEのビッグマッチで行われるのだが、その3月の対戦相手についてRISEの伊藤隆代表は「頭の中には2~3人の名前はあるが、外国人の入国が緩和されないとまだ分からないところはある。大会日程は決まったが、残るはその部分。では日本人に誰がいるのか?というところもあるので考えたい」などと依然として新型コロナウイルスによる入国制限がネックになっていることを明かした。

那須川天心が鈴木真彦に6年越しのリベンジ許さず。「あと2試合、強い那須川天心を見せられるように頑張りたい」【RISE】

2021.09.24 Vol.Web Original

 来年3月を最後にキックボクシングからボクシングに転向する那須川天心(TARGET/Cygames)が「RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA」(9月23日、神奈川・ぴあアリーナMM)のメインイベントで鈴木真彦(山口道場)と対戦し、3-0の判定で勝利を収めた。これで那須川のキックボクシングの試合は残り2試合となった。

 2人は2015年に行われた「BLADE FC JAPAN CUP 2015 -55kg」の1回戦で対戦し、那須川が1RKO勝ち。その後、鈴木は打倒那須川を誓い、RISEに参戦。第7代RISEバンタム級王座に輝き、那須川に敗れて以降20連勝を記録した。しかし昨年行われた「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg~那須川天心挑戦者決定トーナメント~」の決勝で志朗に敗れ、那須川戦を実現することはできず。しかし折からの新型コロナウイルスによる入国制限などで外国人選手の招聘が叶わない現状もあり、このタイミングでの那須川戦が実現した。

那須川天心が「自分だけの試合」での圧倒的な勝利を約束。鈴木真彦は「下馬評が低いほうが燃える」【RISE】

2021.09.22 Vol.Web Original

6年ぶりの対戦

「RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA」(9月23日、神奈川・ぴあアリーナMM)の前日計量が9月22日、都内で行われ、メインイベントでバンタム級(-55kg)のSuper Fight!で対戦する那須川天心(TARGET/Cygames)と鈴木真彦(山口道場)はともに1回で規定体重をクリアした。

 2人は2015年に行われた「BLADE FC JAPAN CUP 2015 -55kg」の1回戦で対戦し、那須川が1RKO勝ちした。その後、鈴木は打倒那須川を誓い、RISEに参戦。第7代RISEバンタム級王座に輝き、那須川に敗れて以降20連勝を記録した。しかし昨年行われた「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg~那須川天心挑戦者決定トーナメント~」の決勝で志朗に敗れ、那須川戦を実現することはできなかったが、折からの新型コロナウイルスによる入国制限などで外国人選手の招聘が叶わず、このタイミングで那須川戦が実現した。

 那須川は来年3月を最後にキックボクシングを卒業し、ボクシングに転向することが決まっており、キックの試合はこの試合を含めあと3試合となっている。

兄・一貴の欠場で弟の大﨑孔稀がトーナメントに繰り上がり出場。優勝して那須川天心戦アピール狙う【9・23 RISE】

2021.08.24 Vol.Web Original

兄・一貴が練習中に右足骨折

「RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA」(9月23日、神奈川・ぴあアリーナMM)の追加カード発表会見が8月24日、東京都内で開催された。

「RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント」の準決勝で志朗(BeWELLキックボクシングジム)と対戦予定だった大﨑一貴(OISHI GYM)が練習中に右足関節外果骨折のケガを負い欠場。リザーブマッチで勝利を収めていた弟の大﨑孔稀(OISHI GYM)が繰り上がりで出場することとなった。

 志朗はISKAムエタイ世界バンタム級王者で昨年行われた「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg~那須川天心挑戦者決定トーナメント~」の優勝者。2月に那須川に敗れたものの、再起戦となった7月のトーナメント1回戦では滉大に延長の末、判定勝ちを収めている。

 孔稀はBOMバンタム級王者でRISEスーパーフライ級の3位。今年6月のRIZIN東京ドーム大会で那須川天心が行った1vs3マッチではパンチのみのルールで1R3分、真っ向から打ち合い、一気に名を売った。

 この日の会見には大﨑のみが参加。志朗は「残念ながら一貴選手との対戦は叶いませんでしたが、53kgトップの選手に変わらないので、より練習を重ねしっかり対策して9月23日は優勝します。大﨑一貴選手の一日も早い回復を祈ってます」とのコメントを寄せた。

 RISEの伊藤隆代表は「展開が全く読めなくなった。志朗とはテクニックとテクニックの差し合いになると思う。志朗からしたら兄・一貴より弟・孔稀のほうが作戦を立てにくいのではないかと思う」などと語った。

1RKO勝ちで8戦8勝の龍聖「那須川選手と武尊選手の次は誰なの?となったら俺しかいない」【KNOCK OUT】

2021.08.23 Vol.Web Original

井上竜太を2分でKO

「KNOCK OUT-EX 2021 vol.3 ~RED FIGHT~」(8月22日、東京・新宿FACE)のメインイベントで井上竜太(Hardworker)に1R2分でKO勝ちを収めた龍聖が試合後のマイクで「格闘技界を引っ張っていけるように頑張っていく」と宣言した。

 龍聖は2019年にプロデビューすると6連続KO勝ちを収め、瞬く間に次代をを担う存在として注目を集めた。前戦で連続KO勝ちこそストップしたものの、この日のKO勝ちでプロ通算成績を8戦8勝(7KO)とした。

 試合は1R開始から龍聖のペース。ジャブ、右ロー、左ロー、前蹴りと矢継ぎ早に繰り出し井上に付け入るすきを与えない。井上も右ロー、組んでヒザ蹴りと反撃するが、龍聖はプレッシャーをかけ距離を詰めると左フックでダウンを奪う。

那須川天心が対戦決定の鈴木真彦に「試合より大事なことがあるというのは考えられない」【9・23 RISE】

2021.08.02 Vol.Web Original

新型コロナの影響で鈴木に白羽の矢

 RISEが8月2日、東京都内で「RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA」(9月23日、神奈川・ぴあアリーナMM)の対戦カード発表会見を行い、那須川天心(TARGET/Cygames)と鈴木真彦(山口道場)が対戦することを発表した。

 那須川は来春でキックボクシングを“卒業”しボクシングに転向することが決まっており、キックの試合はあと3試合となる。

 2人は2015年に行われた「BLADE FC JAPAN CUP -55kgトーナメント2015」の1回戦で戦い、那須川が1RKO勝ちを収めている。

 この敗戦から鈴木は打倒・那須川を掲げ、2018年には那須川との対戦を狙い戦いの場をRISEに移し、2019年には那須川が返上したRISEバンタム級王座も獲得。敗戦から20連勝を記録し、昨年秋に行われた「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg~那須川天心挑戦者決定トーナメント~」に出場したものの決勝で志朗(BeWELLキックボクシングジム)に敗れ、対戦を実現させることはできなかった。

 鈴木は今年6月に行われたRIZINの東京ドーム大会の那須川の相手としてオファーがあったが断ったことをSNSで明かしていた。那須川戦は幻に終わるかと思われたが、新型コロナウイルスの影響で海外から選手を呼ぶことが困難な状況の中で「志朗の次に那須川天心と戦うのに適任なのは鈴木真彦」(伊藤隆RISE代表)と鈴木に白羽の矢が立った。

榊原CEOがMMA挑戦を表明したKNOCK OUT王者・鈴木千裕に「むちゃくちゃ興味がある」【RIZIN】

2021.07.20 Vol.Web Original

「スタジオRIZIN」「RIZINチャレンジ」といった大会の開催も視野

 RIZINが7月20日、都内で「RIZIN.30」(9月19日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第1弾カード発表会見を行った。

 会見とその後の囲み取材で榊原信行CEOは下半期のRIZINの大会開催について、9月大会以降、10~11月に地方で2大会、大晦日にさいたまスーパーアリーナ大会の計3回のナンバーシリーズを開催する予定であることを明かした。これは「新型コロナウイルスのワクチン接種などが進み、観客を入れることを政府や行政機関が認めないことにはどうにもならないから、あえて7~8月に予定していた大会をスライドした」という理由から。

 またかねてから口にしている「スタジオRIZIN」(仮称)についても秋にはスタートしたい意向を示した。こちらは観客の上限が制限される緊急事態宣言等の発出に左右されないイベントとなる。これとは別に「RIZINチャレンジ」ともいうべき大会の開催も9月大会以降、コロナ禍が落ち着いたところでスタートを目指す。この2つは外国人選手の入国が完全に緩和される見通しが立たない中、“まだ見ぬ強豪”といった、埋もれている人材の発掘・育成を目指すもの。主軸のナンバーシリーズに加えこの2つのラインの大会を開催していく。

 新たな人材という意味で、榊原氏は7月18日のKNOCK OUTで「初代KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者」に就いた鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)について「むちゃくちゃ興味があります。先週末の試合も、一方的な試合だった。ファイトスタイルとしてはもってこい。総合格闘技でぜひチャレンジしてほしい。早ければ年内にでもタイミングが合えば。宮田(充KNOCK OUT)プロデューサーと話して出てもらうような機会を作れたらいいなと思う。面構えもいいし興味があります」と語った。

那須川天心と3分間渡り合った大﨑孔稀が皇治との対戦アピール【RIZIN.28】

2021.06.14 Vol.Web Original

前々日のインタビューで「皇治選手を参考に」と那須川戦に臨む

「RIZIN.28」(6月13日、東京・東京ドーム)で行われた那須川天心(TARGET/Cygames)が3人の選手と1Rずつ対戦する変則マッチ「那須川天心vs.3人 スペシャルマッチ」に出場した大﨑孔稀(OISHI GYM)が改めて皇治(TEAM ONE)との対戦をアピールした。

 大﨑は前々日に行われたインタビューで那須川戦に臨むにあたり、昨年、那須川と対戦し3R戦った末、判定負けした皇治の名を出し「3分3R、最後まで立っていて、それで称賛の声がたくさんあった。それを参考にして、3分間倒れないで、しっかり立ち続け、打ち続けたい」と語ったうえで「将来、皇治選手と戦いたい」とも続けていた。

 試合ではその言葉通り、那須川のパンチを被弾してもひるむことなくパンチを打ち返したうえで、3分間戦い切った。

 試合後の会見では那須川戦については「僕は倒すつもりで勝ちにいっていたんで、判定はなかったですけど、負けたなっていう気持ち。めちゃくちゃ悔しかったです」などと試合を振り返った。

那須川天心が3人相手の変則マッチを戦い切り改めてボクシング転向への思いを語る【RIZIN.28】

2021.06.13 Vol.Web Original

当日発表の「X」は所英男

 総合格闘技の試合としては2003年11月の「PRIDE GRANDPRIX 2003 決勝戦」以来18年ぶり、格闘技の試合としては2006年12月のK-1以来、14年半ぶりの大会となる「RIZIN.28」が6月13日、東京・東京ドームで行われた。

 そのセミファイナルでは那須川天心(TARGET/Cygames)が3人の選手と1Rずつ対戦する変則マッチ「那須川天心vs.3人 スペシャルマッチ」に出場した。

 那須川は当初は通常の1vs1の試合を行う予定だったが対戦相手が折り合わず断念。その後「誰もやっていないことを」とこの3選手と1Rずつ戦う変則マッチを行うこととなった。

 那須川と対戦するのは大﨑孔稀(OISHI GYM)、HIROYA(TRY HARD GYM)。そして当日発表の「X」は所英男だった。

 ルールは契約体重は那須川と大﨑は62.0kgで8オンスのグローブを使用、HIROYAは75.0kgでグローブハンデで10オンスのグローブを使用する。試合は3分3Rで行い、1ラウンドごとに那須川の相手は交代。インターバルは1分以上となる。

那須川天心との1vs3マッチにHIROYA「当たったら倒せる」、大﨑は皇治イズムで「3分絶対倒れない」【RIZIN.28】

2021.06.11 Vol.Web Original

HIROYA「1週間ちょっと前には想像もしていなかった」

「RIZIN.28」(6月13日、東京・東京ドーム)に出場する選手のオンライン個別インタビューが6月11日開催された。

 今大会のセミファイナルでは那須川天心(TARGET/Cygames)が3人の選手と1Rずつ対戦する変則マッチ「那須川天心vs.3人 スペシャルマッチ」が行われる。

 那須川と対戦するのは大﨑孔稀(OISHI GYM)、HIROYA(TRY HARD GYM)、当日発表の「X」となっている。

 この日のインタビューにはXを除く3人が臨んだ。

 急きょ参戦が決まったHIROYAは「1週間ちょっと前には想像もしていなかった出場なんですが、試合が決まってからは、短い時間ですが自分のできることを全力でやってきて、準備は整っています」と話す。

 那須川については「とにかく速いしカウンターもすごくうまい。パンチも蹴りもすべて完璧。攻撃もすごい、防御もすごい、穴がない印象」とし、試合については「真ん中のラウンドになると思うが、天心君はボクシングがすごいうまいんで、付き合うと相手のいいようになってしまう。そこをぐちゃぐちゃにするじゃないですけど自分のペースに持っていきたい」と話した。

那須川天心が1vs3マッチに「みんなが思っているほど簡単じゃない」【RIZIN.28】

2021.06.11 Vol.Web Original

大﨑孔稀、HIROYA、Xの3人と対戦

「RIZIN.28」(6月13日、東京・東京ドーム)に出場する選手のオンライン個別インタビューが6月11日開催された。

 今大会のセミファイナルでは那須川天心(TARGET/Cygames)が3人の選手と1Rずつ対戦する変則マッチ「那須川天心vs.3人 スペシャルマッチ」が行われる。

 那須川と対戦するのは大﨑孔稀(OISHI GYM)、HIROYA(TRY HARD GYM)、当日発表の「X」となっている。

 この日のインタビューにはXを除く3人が臨んだ。

 那須川は「ルールが違ったり、相手が3人ということもあるので。心境は今までより違う感じがします。どこが違うかちょっと分かんないですが」と現在の心境を語った。

 試合については「体格、体重、選手によってスタイルも全部違う。みんなが思っているほど簡単にはいかない試合になるんじゃないかと思う」とし、展開についても「これも分かんないですね、正直。1試合目の選手は、体格的には一緒なので、いきなりガーってくるかもだし様子をみるかもだし。1Rしかないので出てくるかもしれないし、自分も体力を温存するわけにもいかないので、倒しに行くしかない。2試合目は階級差もかなりあるので、真っ向勝負すると分が悪いので、しっかり動いて距離を取って、自分のスタイルで戦えればと思います」と語った。

Copyrighted Image