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重岡兄弟の兄・優大が「こいつが横にいなかったら俺はここに立ってない」と弟・銀次朗に感謝の言葉【3150FIGHT】

2023.04.17 Vol.Web Original

史上初の「兄弟同一階級同日世界王者」の偉業達成

 プロボクシングの元3階級制覇王者の亀田興毅ファウンダーがプロデュースするボクシングイベント「3150FIGHT」の東京での初開催となる「3150FIGHT vol.5~東京を殴りにいこうか!~」(4月16日、東京・国立代々木競技場第二体育館)のメインイベントで行われた「WBC世界ミニマム級暫定王座決定戦」で重岡優大(同級4位/ワタナベ)がウィルフレッド・メンデス(同級7位/プエルトリコ)をKOで破り、暫定ながら世界王座を獲得した。この日は弟の銀次朗も「IBF世界ミニマム級暫定王者決定戦」で勝利を収め王座を獲得しており、史上初の「兄弟同一階級同日世界王者」の偉業を成し遂げた。

 重岡は高校では4度の全国大会優勝、大学でも2018年の全日本選手権を制すると大学を中退し、2019年にプロデビュー。その後、日本ユース王座、WBOアジアパシフィックミニマム級王座、日本ミニマム級王座を獲得し、今回の世界挑戦を勝ち取った。当初はWBC世界ミニマム級王者パンヤ・プラダブスリ(タイ)に挑戦する予定だったが、プラダブスリがインフルエンザのため来日不能となり、世界戦は消滅の危機となったが、亀田氏が米国に飛び、重岡とメンデスの暫定王者決定戦を実現させた。重岡はこの日の勝利でプロ戦績を7戦7勝(5KO)とした。

弟・銀次朗「無傷でぶっ倒して兄貴のセコンドに就く」、兄・優大は「弟より豪快なKOで締めたい」【3150FIGHT】

2023.04.15 Vol.Web Original

重岡兄弟がダブル世界戦

 プロボクシングの元3階級制覇王者の亀田興毅ファウンダーがプロデュースするボクシングイベント「3150FIGHT」の東京での初開催となる「3150FIGHT vol.5~東京を殴りにいこうか!~」(4月16日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の前日計量が4月15日、都内で行われ、出場全選手が規定体重をクリアした。

 今大会では「IBF世界ミニマム級暫定王座決定戦」重岡銀次朗(ワタナベ)vs レネ・マーク・クアルト(フィリピン)、「WBC世界ミニマム級暫定王座決定戦」重岡優大(ワタナベ)vs ウィルフレッド・メンデス(プエルトリコ)の2つの世界戦が行われるのだが、4選手ともリミットの47.62kgでクリアと完璧な仕上がりを思わせた。

 今大会は兄・優大、弟・銀次朗の重岡兄弟が揃って世界戦に臨む。兄弟が同日に同一階級で世界王者になれば史上初の快挙ということで注目を集めたのだが、優大の相手だったWBC世界ミニマム級王者パンヤ・プラダブスリ(タイ)がインフルエンザのため来日不能に。優大の世界戦は消滅の危機となったが、亀田氏が米国に飛び、優大とメンデスの暫定王者決定戦を実現させるという経緯があった。

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