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同性カップルらが国を訴えた裁判で東京地裁が「違憲状態」と判断。原告側は「パートナーが異性であっても同性であっても、価値のあること」

2022.11.30 Vol.Web original

 同性同士の結婚が認められないのは憲法違反だとして、都内に住む同性カップルらが国を訴えた裁判の判決が30日、東京地裁で言い渡された。

 東京地裁は原告側の請求を棄却したものの、同性カップルに対する法的な制度がないことは「重大な脅威で、個人の尊厳に照らして合理的理由はない」として、憲法24条2項に「違反する状態」との判断を示した。

 判決が言い渡されるのは、札幌地裁、大阪地裁に続き、今回が3件目。昨年3月の札幌地裁では憲法14条の「法の下の平等」に違反するとしていたが、今年6月の大阪地裁では違憲性を認めず、司法判断が分かれていた。

 原告の一人、大江千束さんは「もっと突っ込んでほしい思いはありますが、憲法24条2項について違憲状態であるという解釈ができるのは大きな前進。ほっとしています」と話した。広橋正さんは「パートナーが異性であっても同性であっても、家族として築いていける、価値のあることだと、裁判所は認めてくれたのかなと思う」と安堵の表情を浮かべた。

 “結婚の自由をすべての人に”をスローガンに、2019年2月以降、東京、札幌、名古屋、大阪、福岡の5つの地方裁判所・高等裁判所で争われている同様の裁判。現行の制度は憲法が保障する「婚姻の自由」(24条)や「法の下の平等」(14条)に違反するとして、全国の同性カップルらが国に損害賠償を求める訴訟を起こしている。

LGBTQについて語り合う場 短編映画上映会『Be Yourself』が川越で開催

2022.11.26 Vol.web Oiginal

 LGBTQをテーマにした短編映画上映会『Be Yourself』が12月3日に埼玉・川越の最明寺で行われる。

『Be yourself』をテーマに自身ががありのままの世界でいられる、幸せの形とは何か?を考えるといったイベント。地方では都心に比べてLGBTQ当事者のコミュニティーが小さく、地元愛があっても、生きづらい思いを抱えている人が多い実態がある。地元に暮らす当事者やLGBTQの啓蒙活動をされているゲストを招き、LGBTQをテーマとした映画をきっかけに、地元活性化や各地域のLGBTQについての取り組みの話などを聞くといった内容。

“成”りたい“人”になる「虹色の式典 in 彩の国さいたま~第6回LGBTQ成人式~」開催

2022.10.27 Vol.web Original

 昨年はオンラインで開催され、今年は埼玉県川越市で「虹色の式典 in 彩の国さいたま」が11月3日(木/祝)に開催される。本イベントは性的マイノリティ当事者をはじめ、誰もが「“成”りたい“人”になる」をメインテーマとしている。参加者による「成人のことば」や、ドラァグクイーンで歌手やライターで活躍するエスムラルダ氏、ちふれグループLGBTQ+アンバサダーを務める櫻木彩人氏のトークセッション等を通じて、埼玉県において多様な性の理解をさらに深め「成りたい人になる」を参加者全員で祝福し合うことを目指し毎年開催している。

 また、会場となるウェスタ川越交流広場および、ウニクス川越にぎわい広場では「SDGsアクションフェスタ2022」も開催される。同イベントもLGBTQに理解がある企業がブース出展しており、LGBTQの一層の啓発を目指す。

生理、避妊、妊娠、中絶、産後うつ。女性のリアルを描く映画『セイント・フランシス』が問うもの

2022.08.09 Vol.Web original

 34歳独身、大学中退、キャリアなし。レストランの給仕として働くブリジットは、ことあるごとに周囲から自分に向けられる同情的な視線に悩み、「30代半ばで何をすべきか」と検索する毎日。そんなうだつのあがらない日々を過ごすブリジットのもとにナニー(子守り)の短期仕事がやってきて――。

“難しい・かわいそうな役=マイノリティ”じゃない 特別視しない世界『モザイク・ストリート』の挑戦

2022.04.07 Vol.Web Original

〝ストレートの俳優がゲイの役やトランズジェンダーの役を演ずる事を「難しい役どころ」とか「挑戦的な役」とか表現するの、マジでいい加減ににやめましょう。別に演じる事自体は悪くないけど「難しい役どころ」扱いにするのは、本当にその人生を歩んでる人達に失礼極まりない。宇宙人じゃねえんだから。〟

 そうTwitterに投稿すると、瞬く間に1万を超える“いいね”の反響を呼んだ。つぶやいた主は、『ラスト・サムライ』、『ピンクパンサー2』、『硫黄島からの手紙』など超大作に出演する、日本人ハリウッド俳優の松崎悠希さん。

 ロサンゼルスで人種的マイノリティ俳優として20年間ハリウッドを見てきた先駆者だからこそ、作品の中で描かれるマイノリティ像に対して黙っていることができなかった。

 

「日本の映画やテレビ業界のキャスティングにおける多様性の常識を根本的に変えなければいけないと思いました」

 その意思のもと、松崎さんは今年2月、多様性がすでに受け入れられた後の日本を舞台にした探偵ドラマ『モザイク・ストリート』を、Youtube上で公開した。

 多様性がすでに受け入れられた――。これが意味するところは、登場人物の人種、民族、障がいの有無、性的指向、性表現、性同一性といった要素が、ストーリー上で特別視されず、それぞれのキャラクターが、それぞれの属性を保ったまま、「すでに社会に受け入れられた状態」で登場するということだ。

 実際、『モザイク・ストリート』は、主人公である私立探偵のトランスジェンダー女性である徳留隆徳を、自身もトランスジェンダーの女優であるKOTAさんが演じる。さらには、主人公の右腕的な存在であるレズビアンの安藤真由美を、レズビアンの女優であるAmi Ide(アミ・イデ)さんが演じ、助手のミックスルーツの日本人女性・御手洗若葉を、ミックスルーツの日本人女優Ema Grace(エマ・グレイス)さんが演じている。あるがままに、である。

LGBTQを自分ごとにする映画『ぼくが性別「ゼロ」に戻るとき』をにじいろシネマで上映

2022.02.11 Vol.web Original

 2019年に公開され映画誌やSNSで「ドラマを超えたストーリー」「驚きのエンディング」「新たな真実が描かれる」など話題となったドキュメンタリー映画『ぼくが性別「ゼロ」に戻るとき 空と木の実の9年間』のダイジェスト版をLGBTQ啓発イベント「にじいろシネマ」にて上映される。

「にじいろシネマ」は、レインボーさいたまの会が、令和3年度さいたま市男女共同参画推進センター公募型共催事業として、LGBTQをテーマとした映画鑑賞会(4回シリーズ)。今回は、当シリーズ最終章として同作品を2月19日(土)19時30分よりZOOMによるオンライン上映することとなった。

 

STORY…女の子として生まれ、男の子として生きたいと望んだ空雅(たかまさ)。果敢に身体を変え、戸籍も男性に戻した。でも男でもなかったとしたら? 心と体が一致しない不具合を感じつつ、心を開き、社会へと飛び立っていった空雅さんが出会ったのは、世界最高齢で性別変更した95歳のチェリスト・八代みゆきさん(男→女)、男と女に二分される性に違和感を感じ、自ら「X ジェンダー」※であることを明かして、生と性の多様性を伝える中島潤さん(26歳)。様々な人とふれあうなかで浮かび上がってきたのは、性という枠組みでは括りきれない、多様で豊かな人生。そして、映画の最後で下した決断は驚くべきものだった―――。

※「X ジェンダー」とは?… 身体的性別に関わらず、自身の心の性別を男女の「どちらでもない」「どちらでもある」「中間である」「流動的である」などと自認している人の総称。

同性婚が合法化された台湾のドキュメンタリー映画『愛で家族に〜同性婚への道のり』の特別上映会

2021.12.27 Vol.web Original

 埼玉県を中心にLGBTQに関する啓発活動をおこなっているレインボーさいたまの会。同会は、同性を含めたパートナーシップの認証制度や、性的少数者に関する困難解消を求める政策制度の実現に注力しており、これまでに埼玉県内で20の自治体でパートナーシップ制度を導入の実績がある。(※202241日までに新たに15自治体、計34自治体で導入の予定) 

 今回は、アジアで初めて同性婚が合法化された台湾の同性カップルの生活を取り上げたドキュメンタリー映画『愛で家族に〜同性婚への道のり』の特別上映会が、2022年1月8日(土)に開催される。参加費は無料で、芥川賞作家・李琴峰氏と明治大学法学部教授の鈴木賢氏のトークショーも行われる。この機会に「同性パートナーシップ制度と同性婚の違い」や「日本の未来の姿」について学んでみては。

チリ議会が同性婚法案を可決<ニュースな写真>

2021.12.09 Vol.748

【NEWS HEADLINE 2021.11.5〜12.9 PHOTO OF THE MONTH】

 目で見るニュース、気になるキーワードの解説、話題を集めた発言などなど、使えるニュースをよりコンパクトにお届け!!

10.3開催の『川越から地球を元気に「SDGsアクションフェスタ」』にLGBTQ啓発ブースも出店

2021.09.29 Vol.web Original

 埼玉県川越市で10月3日に『川越から地球を元気に「SDGsアクションフェスタ」』が開催される。同イベントは、さまざまな世代が楽しみながらサステナブルな取り組みを知り、行動を起こすきっかけづくりとし、市内全体の機運を高めていくことを目的としている。 会場には、SDGsを遊びながら学べるゲームブース、ワークショップや、地元の物産販売ブースはもちろんのこと、SDGsの取り組みを行っている企業・団体の活動を知ることが出来る。また、会場に設置されたステージでは、川越女子高等学校の生徒や川越市民による音楽やパフォーマンスも行われる。

  LGBTQの啓発活動をしている「レインボーさいたまの会」が出店するブースでは、龜屋のレインボー上生菓子、織り工房「英」のレインボーさをり織り、ガラス工房Blue Moonのレインボー箸置き(予定) 、Pacific Tax Partnersのレインボーポップコーン、缶バッチなどの販売や会の活動や法人会員の紹介する予定だ。

【にじいろシネマ】『出櫃(カミングアウト)―中国 LGBTの叫び』 8.21に開催

2021.08.17 Vol.web Original

令和3年度さいたま市男女共同参画推進センター公募型共催事業である「にじいろシネマ」が8月21日に、オンラインイベントとして開催される。全4回で開催予定の本イベントは、LGBTQ/性的マイノリティを題材とした映画を鑑賞し、ディスカッションを通じて、当事者たちが未だに直面する差別や偏見などの具体的な諸課題にスポットを当ててきた。

 第2回目開催となる今回は、2019年東京ドキュメンタリー映画祭短編部門でグランプリを受賞した『カミングアウト 出櫃 中国LGBTの叫び』を上映。本作品はかつて同性愛が犯罪とされた中国で、未だに7000万人とも言われる性的少数者に対する社会的理解を得難く、苦悩する若者たちによる家族へのカミングアウトの過程を追った内容。さらに我が子を愛する気持ちと予想しない告白の間で戸惑う家族の姿もクローズアップしたドキュメンタリー映画。

 上映後には、同作品の監督を務めた房満満氏のトークセッションや参加者同士のディスカッションで、映画が問いかけるテーマについて理解を深め映画を通じて性的少数者に関する課題に接し、彼らの問題を「自分ごと」として捉えることを目標としている。

「誰ひとり取り残さない」というSDGsの考え方が広く認知される中、去る8月8日に閉幕した2020東京オリンピックでは、160名を超えるアスリートたちが性的少数者であることをカミングアウトして参加した。このことは、2014年に改正されたオリンピック憲章において性的指向を含むあらゆる差別の禁止がうたわれ、スポーツ界でカミングアウトすることが社会への貢献になると理解されてきたことの表れと考えられる。LGBTQが注目されている今こそ、本イベントで性的な差別や偏見を学び、LGBTQの理解を深めてみては。

LGBTを自分ごとにする映画『ぼくが性別「ゼロ」に戻るとき』が川越スカラ座で上映決定

2021.07.06 Vol.web Original

 2019年に公開され映画誌やSNSで「ドラマを超えたストーリー」「驚きのエンディング」「新たな真実が描かれる」など話題となったドキュメンタリー映画『ぼくが性別「ゼロ」に戻るとき 空と木の実の9年間』が、埼玉県川越のスカラ座で劇場公開することが決定した。

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