一徹さんインタビュー(前編)【田口桃子の「死ぬまでモテたい」 第10回】

 女性向けAVで活躍し、「キング・オブ・エロメン」の異名を持つ、一徹さん。

 現在はAV作品への出演のみならず、自身のレーベルを立ち上げるなど、活動の幅を広げています。

 今年の2月にはオンラインサロンをスタートさせ、会員限定SNSでの交流や、イベントの開催など精力的な活動を行っています。

 今日はそのオンラインサロンについて、お話をお伺いしました。
最近、オンラインサロンを始めた一徹さん
――オンラインサロンを始めたきっかけは。

 なにかこう新しいものを始めたいと思ってて。そんなときたまたま、キングコングの西野さんがオンラインサロンを始めていて。入ってみたらすごく楽しそうで。西野さん本人がやりたいことを、サロンメンバーの人と作り上げていくって感じが、なんかすごい楽しそうに見えたんですよね。

 僕は、これまではファンクラブ的な感じで活動を支えてもらっていたけど、もっと壁を取り払って、新しいことができるかなと思って、そういう実験がしてみたくて、始めました。

――現在は月に数回のイベントと、Googleコミュニティ上での投稿やコメントのやりとりをメインに活動されているかと思いますが、これまでにファンの方から反響の大きかった投稿はありますか?

 自撮り! 僕、普段の投稿では、言葉を投げかけてるだけだったりするんですよ。

 Twitterで反響の大きい発言とかについて、「これについてどう思う?」って。

 そんな時に自分の写真だけのっけたら、すごい盛り上がったりしました。昔ファンクラブがあった頃に流していたメイキング動画みたいなのを見たかったという方が多いのかなって印象ですね。

――反対に、サロン会員の方の投稿で印象に残っているものはありますか?

 あります! あります! ほんとたくさんあるから、どれって一つに絞れないんですけど……。僕は文章を言葉で表すのが苦手なんですけど、僕の欠点を補うために、「じゃあみんな、こうしなきゃいけない」とか、「これはこういうことを思ってたんですよね」とか、自分たちでこう、行間を読むっていうんですかね。いろいろ解釈してくれて、そのきっかけをみんなでシェアして考えて、一つの考え方にだんだんまとまっていくように働きかけてくれる感じがすごいありがたいですよね。

――他の言語に翻訳をされている方もいますよね。

 そうですね。本当にありがたい。韓国語とか、台湾語とかね。

 めっちゃ刺激受けてますよ、ほんと。頑張ろうって。

――今後こんな活動をしてみたいというようなアイディアはありますか?

 バーベキューみたいな、フランクなイベントはやってみたいですね。バーベキュー場をみんなで貸し切って、バーベキューしながらお話する感じ。

 去年京都に旅行に行ったんですけど、そういう大人の修学旅行とか。僕がやりたいことじゃなくて、サロン会員のみんなに「こんな旅行どう?」っていうのを提案してもらって、それが面白そうだったらやってみようか、みたいにフランクに。

――今やっているようなランチデート(ファンの方と二人でお食事や会話を楽しむイベント)や電話デート(ファンの方と電話で会話を楽しむイベント)も今後継続されていくのでしょうか?

 そうですね。それはSILK LABO専属時代にやっててやりたいなって思ってたことをやったっていう延長なんですけど。どちらかというと、恋人の疑似体験みたいな感じが強いのかもしれないですね。

 DVDがあまり売れなくなってきて、どうすればこれからファンのみんなに喜んでもらえるのかなって思ったら、体験とか思い出を共有することがすごく大事なのかなって。旅行行って変なお土産買ったり、ライブ行って変なグッズ買っちゃったり……絶対いらないのに(笑)。でもそういうことって、生きていく上で必要なんだなって思って。

 なにかこう、振り返ったときに、思い出として残っていくような体験を提供できる人間になりたいなって思ってるんです。そういうのに、オンラインサロンってちょうどいいなって思ったんですよね。

――オンラインサロンを通して、DVDを見る以外の楽しみを見つけてほしいと。

 そうですね。既製品を提供するっていうのに限界を感じてて。だからゼロから「どうしよっか?」って作っていくこの過程がすでに、価値っていうのかな。

 でも、僕がなかなかポンコツなので、あまりなかなか具体的に進まなかったりするんですけどね(笑)

――ファンの方はそういう一徹さんを見守ったりするのがまた楽しかったりするんでしょうね。

 そう言ってくれるのもすごいありがたかいです。

(後編は7月13日に公開します)
田口桃子(たぐち・ももこ)
GIRL'S CHプロデューサー。2007年、新卒でソフト・オン・デマンド(株)に入社。
営業、マーケティング等の部署を経て、2012年よりGIRL'S CHの立ち上げに携わる。
以来現在まで、GIRL'S CHの現場リーダーとしてサイト運営をしつつ、オリジナル動画ではレポーター出演等をすることも。