【いまライブで聴くべきバンド】埼玉・越谷「越谷EASYGOINGS」編

等身大の音楽、届けます。「アイワナビィ 」

 2016年9月、高校からバンドを組んでいたGt.Vo住谷勇輝とDr.Choの久納浩太、 久納が大学で出会ったBa.Cho石井恭吾を誘い、バンド活動を開始 。まだ活動歴の浅いバンドですが、ストレートで熱いバンドサウンドが特徴です。「未確認フェスティバル2017」の 3次ライブ審査(セミファイナル)にも出場しています。

 最近の若いバンドって、みんな上手いんですよ。演奏のテクニックとかライブの魅せ方見せ方とかもセルフプロデュース力がすごく高い。その点彼らはメッチャ下手。LIVEだともっと下手。でもそこに、惹かれてしまう自分がいたんですよね。変にオシャレ決め込まないでありのままをぶつけてくれる。そんな彼らを見ていると、いつの間にか自分も気づいたら「明日も頑張ろう」って思えるんです。そんな飾らなさがあるアイワナビィは、CDより絶対にライブで見て欲しいバンドですね。

*未確認フェスティバル……10代のアーティストのみによるロックフェスティバル





サダ店長「東京育ちのバンドとは一味違った魅力がある 」

 地元越谷の音楽の現場で、ずっと埼玉出身のバンドを見続けているサダ氏は、「埼玉に限らず、田舎育ちのバンドには、田舎育ちのバンドの良さがある」と語る。

「もちろん都会育ちのバンドにも、都会育ちの良さがあるっているのは、売れている都会のバンドを見ていたらわかります。田舎育ちのバンドは、いい意味で色々知らずに自分のことや、自分の作る音楽を信じて育っていきます。荒々しくて青くて、でも他にないような、唯一無二の音楽を作っていけるんです。越谷でも、そんな若いバンドがどんどん育ってきています」

 著名なバンドでも、意外と田舎出身のバンドも多い。原石は東京外に、たくさん転がっているのかもしれない。

取材・文/ミクニシオリ

越谷 EASYGOINGS
【住所】埼玉県越谷市弥生町3-43エヌビルB1F
【電話】048-963-1221
【URL】http://www.easygoings.net/
 

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